Yamaha MW12C, Руководство по обслуживанию

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MW12CX/MW12C
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2-13 歪率
表2-6-1〜6 （②、⑤〜⑫） の信号系統において、20 Hz, 1 kHz, 20 kHzの入力に対してGainを表に従い設定し （PHONES を除く） 、
各出力端子に+14 dBuの出力が得られた時の歪率は0.1 %以下であることを確認します。
また、MONITOR OUT
（L、R） は、+14 dBuの出力が得られた時の歪率は0.2 %以下であることを確認します。
* ②の系統は、PAN/BALコントロールをLまたはRに回しきり、ST LまたはR OUTに+14 dBuの出力が得られた時の歪率を
測定します。
* ⑪の系統は、表2-6-1の全ての出力の歪率を測定します。
* ⑫の系統は、INSERT OUTに+10 dBuの出力が得られた時の歪率は0.1 %以下であることを確認します。
* 測定しない出力のMaser Level controlとFaderはMINにしておきます。
2-14 最大出力
2-2の項で指定された設定状態で、ST OUTに+24 dBuの出力が得られた時、歪率が1 %以下であることを確認します。
REC OUT2、AUX1, 2 SEND
（MW12C） 、AUX, EFFECT SEND （MW12CX） 、MONITOR OUTに+20 dBuの出力が得られた時、
歪率が1 %以下であることを確認します。
PHONES
（L、R） に+7.5 dBuの出力が得られた時、歪率が1 %以下であることを確認します。
注意：
・ ST OUT、REC OUT2測定時は、PANまたはPAN/BALコントロールをLまたはRに廻しきります。
2-15 入力換算雑音
2-2の項で指定された設定状態で、CH INPUT MIC入力端子の2 pin-Hotと3 pin-Cold間を150Ωで接続した時、ST L OUTで得
られるノイズレベルは-44 dBu以下であることを確認します。
ノイズレベルが-44 dBuを超える場合は、入力換算でのノイズレベルを求め、それが-128 dBu以下であることを確認します。
ST INPUT MIC端子の2 pin-Hotと3 pin-Cold間を150Ωで接続した時、ST L OUTで得られるノイズレベルが-37 dBu以下であ
ることを確認します。
ノイズレベルが-37 dBuを超える場合は、入力換算でのノイズレベルを求め、それが-121 dBu以下であることを確認します。
注意：
・ 測定チャンネル以外のLEVELコントロールは最小に設定します。
・ ノイズレベルは12.7 kHz・-6 dB/octaveローパスフィルターを使用して測定します。
・ 入力換算ノイズレベル＝
（ノイズレベル） − （チャンネルゲイン） で計算します。
2-16 残留雑音
2-2の項で指定された設定状態で、すべての入力チャンネルのフェーダーとLEVELコントロールを最小に、assignスイッチを
OFFに設定します。この時、MASTER部のフェーダー、ボリュームコントロールを最大・最小にした時のノイズレベルは、
表2-16のレベル以下であることを確認します。
表2-16
フェーダー/VR
最大
最小
STEREO OUT
-78 dBu
-98 dBu
REC OUT 2
L/R
-80 dBu
-100 dBu
AUX1, AUX2 SEND (MW12C)
AUX, EFFECT SEND (MW12CX)
-75 dBu
-100 dBu
MONITOR OUT
-72 dBu
-85 dBu
注意：
・ MONITOR OUTを測定する時は、ST FADERを最小に設定します。
・ ノイズレベルは12.7 kHz・-6 dB/octaveローパスフィルターを使用して測定します。