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■保守
モーターカートリッジの清掃
通常のご使用条件においては、モーターカートリッジの清掃は不要です。使用エアーの清浄度によって、モータ
ーカートリッジの内部に汚れが付着する場合があります。
清掃手順
水または無水アルコールでわずかに湿らせた清潔な綿棒を用意
してください。
モーターカートリッジを取り外してください。
ラベルと反対側にある、金属製の電極の間(右図の点線丸囲い
部)を清掃してください。
同時に、金属製の電極も清掃してください。
清掃に使用した液体が乾ききったことを確認してください。
清掃に使用した綿棒の繊維が残っていないこと、汚れが残ってい
ないことを確認してください。
モーターカートリッジを取り付けてください(
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ページ参照)。
■異常時の処置
注意
必ず守る
次のような場合は使用しないでください。火災・感電・怪我のおそれがあります。
・落下や衝撃によって損傷している。
・コネクタへのエアーチューブの差し込みがゆるい。
・モーターカートリッジをねじこんでも固定できない。
・レギュレータが固定できない。
必ず守る
異常時にはエアー供給を止めてください。
禁止
分解は絶対におこなわないでください。
放電針からのスパーク
除電装置のシステムでは、目に見えるスパーク(火花放電)は正常使用時には一切起こりません。もし、放電針
等からこのようなスパークが継続的に発生していれば、必ず、接続している針電極の清掃等のメンテナンスをお
こなってください。清掃をおこなってもスパークの発生が収まらない場合は、エアー供給を停止し、エアーチュー
ブを抜いてから、お買いもとめの販売店にご連絡ください。
その他の異常
以下のような現象が発生した場合は、直ちに本体へのエアー供給を停止し、エアーチューブを抜いてから、お買
いもとめの販売店にご連絡ください。
本体やエアー継手からエアー漏れしている。
本体から煙が出ている、もしくは焦げている。
本体から異様な臭いがする。または、異常な音がする
(1m
離れても聞こえるぐらい
)
。
本体が著しく変形している。または異常に高温になっている
(
素手で触れないぐらい
)
。
不良や異常のままで使用した場合、製品の故障や事故の原因となりますので、すみやかに修理を依頼してくださ
い。修理はお買いもとめの販売店にご相談ください。