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トリラミネート
トリラミネートスーツは、三層構造の素材でできています(そのためトリラミネートと呼ばれる)。
スーツ縫製後、シーム内側の表面に防水テープによる処理を施しています。 これにより、非
常に防水性・信頼性の高い構造を実現しています。
トリラミネート素材は浮力も保温性も備えておらず、ダイバーと水の間のドライな空間バリ
アに過ぎません。 このスタイルは別名「メンブレン(皮膜)」スーツとも呼ばれ、スーツ自体は
防水用の皮膜となり、ダイバーはその下に状況に応じたアイテムを着用します。
トリラミネートスーツはネオプレンスーツよりも柔軟性に富み、ダイバーはネオプレンスー
ツよりも幅広い温度調節が可能になります(特に温かい気温の下で)。
利用用途
ネオプレンドライスーツ、トリラミネートドライスーツ共に最高の素材を用い、高度な技術を
用いて作られています。しかし、適切な範囲内で使用することが求められます。
警告 - 以下にご注意ください:
- 特に深い深度に潜る際には、保温性を保つために適切なアンダーウェアの着用を忘れな
いでください。
- 現在、認定を受けているレベルでの最大深度を越えないでください。
- 有毒な、または炭化水素の多い環境でドライスーツを使用しないでください。
- ドライスーツを浮力向上用デバイスとして使用しないでください。
- かならず別の浮力制御デバイスとともにドライスーツを使用してください。
- 空気以外のガスを使用しないでください(アルゴンガスを除く)。
- ドライスーツをクイックリリースシステムを装備していないウェイトハーネスやその他の
ウェイトシステムとともに使用しないでください。
スーツのサイズ確認
適切なサイズのドライスーツを着用することは非常に重要です。スーツが大きすぎる場合、
スーツの中を大量の空気が流動し浮力の調整が難しく、また、脚の部分が長すぎる場合は
ブーツが脱げることがあるなど、危険な状態に陥る場合があります。シール部分がゆるいと
水漏れの原因となります。きつ過ぎる場合は血流が悪くなり、手足の先の感覚の損失や脳内
の酸素不足の原因となる場合があります。シール部分がきつ過ぎる場合も、血流の妨げとな
ります。
アレルギー反応の危険性
一部製品の首や手首のシールに使用される素材である天然ゴムにより、アレルギー反応を
引き起こす方が若干いらっしゃいます。アレルギー反応は、軽微なものから深刻なものまで、
かゆみと湿疹を伴います。ラテックスに対するアレルギーがあるか否かを事前に確認するの
は使用者の責任です。本製品の使用中にアレルギー反応を認識した場合は、問題が解決す
るまでご自身の判断により使用を中止してください。通常はラテックスのシールを取り除き、
別の素材の新しいシールを取り付けることになります。首および手首シール部分のラテック
スへのアレルギー反応の可能性以外にも、ネオプレンに対するアレルギー反応を起こす方
も若干名いらっしゃることが分かっています。通常、ダイバーはドライスーツの下にアンダー
ウェアを着用しているため、ドライスーツの方がウェットスーツよりもこの問題は少ないもの
の、それでもネオプレンとの多少の接触は生じます。必ずネオプレンアレルギーが無いこと
をご確認の上、ネオプレン製品をお買い求めください。
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