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SAL16105 (DT 3.5-5.6/16-105) (DT 16-105mm F3.5-5.6)
4-6-2. フランジバック(f
’
F)の調整
使用機器
・ 1000 mm コリメータ
・ フランジバック測定器
・ A マウントアタッチメント
・ フランジバックゲージ(43.50mm)
1. 調整方法
1) 「4‑6‑1. フランジバック(f'F)の確認」を行い,被検レンズのフランジバック値(f'F)が,Table 4‑6‑1 の規格値を満足し
ていないことを確認する。
2) 被検レンズのフォーカスを無限に合わせる。
3) 顕微鏡を覗きながらフランジバック測定器のノブを回し,ピントを合わせる。
4) 下記の計算式でシフト量(χ)を算出する。
シフト量(χ) = 焦点距離
16 mm
無限での f'F (測定値)− 44.59 mm
χ=バックワッシャによって調整されるシフト量
5) 手順 4)の結果に応じて,バックワッシャの厚みを調整する。
(Table 4‑6‑2 参照)
注意:
バックワッシャの厚みは,マイクロメーター(またはノギス)で測定してください。
・ シフト量(χ)が負(−)の値の場合: バックワッシャを x の値分薄くする。
・ シフト量(χ)が正(+)の値の場合: バックワッシャを x の値分厚くする。
バックワッシャ
部品コード
部品名
厚さ t(mm)
2‑688‑527‑01
バツクワツシヤA
0.05
3‑218‑900‑01
バツクワツシヤB
0.07
2‑688‑529‑01
バツクワツシヤC
0.10
2‑688‑530‑01
バツクワツシヤD
0.20
2‑688‑531‑01
バツクワツシヤE
0.50
Table 4-6-2
6) バックワッシャと同じ厚さのカプラー調整ワッシャを選び,カプラー調整ワッシャを交換する。
カプラー調整ワッシャ
部品コード
部品名
厚さ t(mm)
2‑684‑057‑01
カプラ‑ 調整ワツシヤA
0.05
3‑218‑899‑01
カプラ‑ 調整ワツシヤB
0.07
2‑684‑059‑01
カプラ‑ 調整ワツシヤC
0.10
2‑684‑060‑01
カプラ‑ 調整ワツシヤD
0.20
2‑684‑061‑01
カプラ‑ 調整ワツシヤE
0.50
Table 4-6-3