
5 (J)
オーディオミュート機能
オーディオ信号は、基板内の設定によりチャンネル1/2 (グループ
2ではチャンネル5/6)、チャンネル3/4 (グループ2ではチャンネル
7/8) ごとに論理無音信号にすることができます。
チャンネル
3/4
の機能の選択
基板内の設定により、オーディオチャンネル 1/2 (グループ 2 では
チャンネル5/6) の信号を、チャンネル3/4 (グループ2ではチャン
ネル 7/8) にコピーすることができます。
この機能により、オーディオ信号が 1 系統 2 チャンネルしか入力さ
れていない場合でも、2チャンネルの信号を4チャンネルのオーディ
オ信号としてシリアルデジタルビデオ信号に多重化することができ
ます。チャンネル 3/4 (または 7/8) を論理無音信号化 (ミュート)し
て処理することも可能です。
BKPF-106A
の機能
ビデオ / オーディオデマルチプレクサーボード BKPF-106Aは、
4 : 2 : 2コンポーネントまたは4 fsc NTSCコンポジットのシリアルデジ
タルビデオ信号に多重化されたAES/EBUフォーマットのデジタル
オーディオ信号を、分離 (デマルチプレックス) して出力する基板
です。
1台の基板で1系統の多重化ビデオ信号から2系統4チャンネルま
でのオーディオ信号を分離出力します。
シリアルデジタル信号が 4 :2 : 2コンポーネントのときは、4台の基板
をパラレルまたはカスケード接続することにより、最大8系統16チャ
ンネルのオーディオ信号を1系統の多重化ビデオ信号から分離出
力できます。
シリアルデジタルビデオ信号の設定
入力するシリアルデジタル信号が 4 : 2 : 2コンポーネントか 4fsc
NTSCコンポジットかを、基板内部のD1/D2 (SDI信号選択)スイッ
チで設定します。
ご注意
信号方式の名称表示には基板スペースの制約からそれぞれ通称を
用い、4:2 :2コンポーネント方式は「D1」
、4fsc NTSCコンポジット方
式は「D2」で表示されています。
分離オーディオグループの選択
(4:2:2
コンポーネント時
)
シリアルデジタルビデオ信号が4:2:2コンポーネントのときは、多重
化されている4グループ16チャンネル (グループ1:チャンネル1〜
4、 グループ2 : チャンネル 5〜8、グループ 3 : チャンネル 9〜12、グ
ループ 4 : チャンネル 13〜16) のオーディオ信号のうち基板内部の
スイッチで選択された 1 グループ 4 チャンネルを分離します。
分離された信号は、2系統のAES/EBUデジタルオーディオ信号と
して AES/EBU OUT 端子から出力されます。
チャンネル
3/4
の機能の選択
基板内の設定により、オーディオチャンネル 1/2 (グループ 2 では
チャンネル5/6、グループ3 ではチャンネル 9/10、グループ4 では
チャンネル13/14) の信号を、チャンネル3/4 (グループ2ではチャ
ンネル7/8、グループ3ではチャンネル11/12、グループ4ではチャ
ンネル 15/16) にコピーすることができます。
この機能により、チャンネル 1/2 (またはチャンネル 5/6、チャンネ
ル9/10、チャンネル13/14)のオーディオ信号しか多重化されてい
ない場合でも、AES/EBU OUT端子2にAES/EBU OUT端子1と
同じ信号を出力させることが可能です。
Содержание BKPF-105A
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