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日本人
表面の材料
放射率の
係数
表面の材料
放射率の
係数
コンクリート
0.85
鋸屑
0.75
コンクリート、粗い
0.94
酸化鋼
0.79
コンクリート タイル
0.63
磨いた鋼
0.07
綿、布
0.77
ステンレス鋼、風化した
0.85
銅電気メッキ
0.03
ステンレス鋼、磨いた
0.075
加熱され厚い酸化膜で覆わ
れた銅
0.78
ステンレス鋼、
SUS 301
0.54 - 0.63
磨いた銅
0.023 - 0.052
亜鉛メッキ鋼、古い
0.88
磨いた銅ニッケル合金
0.059
亜鉛メッキ鋼、新しい
0.23
ガラス、滑らか
0.92 - 0.94
タイル
0.97
ガラス、パイレックス
0.85 - 0.95
水
0.95 - 0.963
花崗岩
0.45
ブナ、植林の
0.935
石膏
0.85
オーク、植林の
0.885
氷、滑らか
0.966
木材、松
0.95
氷、粗い
0.985
錬鉄
0.94
図
2 -
材料および仕上げの放射率用基準表
注意
:
放射率の表の値はガイドラインの値としてのみ示しています。
温度撮像素子の基本コンセプトを理解する
:
温度撮像素子は対象物の表面の温度分布を示すということを理解することが重要です。これ
は、床や壁に埋め込まれたパイプなど隠れた物体を探すとき、理解するために重要なことで
す。温度カメラで物体を見通すことはできませんが、表面の材料の裏側またはその中から熱
いまたは冷たい箇所の移動を検出することができます。この温度の区分は表面の材料の中に
吸収されるので、温度撮像素子の隠れた温度変化を検出する能力は低くなって行きます。(例
えば) 床に埋め込まれた加熱素子の電源を入れる前に中にある加熱コイルの正確な温度の読
み取りを行うために、非常に冷たい床から始めることが必要な場合があります。一度床のタ
イルが平坦な分布で熱を吸収してしまえば、温度カメラで温度の変化を検出することはもは
やできません。これは壁の中に隠された熱い / 冷たいパイプにも適用されます。
注
:
実際の温度の精度は、熱い / 冷たいは表面の材料の中に吸収されるので、実際に表面の
材料 (中に隠されたパイプではなく) の上の温度を実際に測定している通りに変化します。
放射率
(ε)
は材料が赤外線を発する能力を測定するための係数です。これは実にさまざまな
材料 (上記の添付表を参照) の正確な計算を提供するために温度カメラの中で重要な設定で
す。適切な放射率を選択するときに考慮される多くの要因がありますが、それには色、仕上
げ、組織があります。一般的に言って、同じ材料でも磨いた表面は粗いまたはつやの無い表
面よりも強く反射します。最大の温度の精度を得るためには適切な放射率の選択が重要で
す。
注
:
人間の目がガラスを見通すことができるところでは、ガラスは赤外線を輻射する反射特性
を持っています。そのため、温度撮像素子のみがガラス自身の表面温度を測定しますが、ガ
ラスの背後に見える材料の温度を検出することはできません。