フラッシングはSETモード時のみ行われ、以下の場合に開始され、10分後自動的にフ
ラッシングが止まります。
(自動的に止まった場合でも、再度以下の状態になった場合
は、再度フラッシングを開始します。)
・本設定で
「フラッシング ON」に設定された後
・
「フラッシング ON」に設定されている状態で、他モードに切替え、 再度SETモー
ドに切替られた時
デフォルト時は、
「フラッシング OFF」
が設定されています。 キーの押下により、
「フ
ラッシング ON」
が設定できます。
・OFF……SETモード時フラッシングなし
・ON ……SETモード時フラッシングあり
本機能設定時は、
レベル表示灯の最上位に「L」
(fLashing)
が表示されます。
一度設定を行うと、以降は設定されている状態で動作します。
フラッシング O F F
〈表示内容〉 L OFF
フラッシング O N
〈表示内容〉 L On
6. 4 オフディレイタイマを使用したい時
6. 3 超長距離、高速、
エリア検出したい
デフォルト時は、「標準」が設定されています。 キーの押下により、
「超長距離」
「高速応答」
「エリア検出」
が設定できます。
・標準
(Standard)……………応答速度2ms。
・超長距離
(Long Distance)
…応答速度7ms。
検出距離 標準の約1.3倍
(反射形ファイバ使用時)
・高速応答
(High Speed)……応答速度0.5ms。
検出距離 標準の約1/3
(反射形ファイバ使用時)
・エリア検出
(Area)
…………応答速度2ms。
検出結果は、制御出力1に出力
本機能設定時は、
レベル表示灯の最上位に「F」
(Function)が表示されます。
一度設定を行うと、以降は設定されている検出機能状態で動作します。
オフディレイタイマを使用する際は、
タイマ時間を設定します。
タイマ設定は キーの押下により、以下のように設定することができます。
(デフォルト時は、
オフディレイタイマOFFの状態です。)
本機能設定時は、
レベル表示灯の最上位に「t」
(Timer)
が表示され、
タイマ時
間はレベル表示灯にデジタル表示されます。
一度設定を行うと、以降は設定されているオフディレイ状態で動作します。
タイマ設定時間
0 〜 20 ms
20 〜 200 ms
設定間隔
1 ms 毎
5 ms 毎
タイマ設定値 0
タイマ設定値 200
〈表示内容〉
200
6. 5 光軸調整を行う場合に、投光スポットを明るくしたい時
標準
高速
超長距離
〈表示内容〉 F S t
〈表示内容〉 F L d
〈表示内容〉 F H s
1回押す
1回押す
1回押す
エリア検出
〈表示内容〉 F Ar
1回押す
1回押す
押す
1回押す
チャンネル共通設定
チャンネル共通設定
チャンネル共通設定
チャンネル1と2のしきい値を関連づけてエリア検出を行います。
チャンネル1の動作モード設定により、
検出範囲が異なります。
・チャンネル1が「L.ON」設定………チャンネル1と2のしきい値で
狭まれた範囲がON領域です。
・チャンネル1が「D.ON」設定………チャンネル1と2のしきい値で
狭まれた範囲がOFF領域です。
検出結果は、制御出力1に出力されます。
<エリア検出>
O F F
〈表示内容〉 H OFF
ピークホールド
〈表示内容〉 H PE
ボトムホールド
〈表示内容〉 H bO
デジタル表示
(SETモード時:入光量、ADJモード時:パーセント、RUNモード時:入光量、
パーセント)
を一定期間ホールド表示することにより、簡単に表示値を読みとることがで
きます。
デフォルト時は、「OFF」
が設定されています。 キーの押下により、
「ピークホールド」
ま
たは
「ボトムホールド」
が設定できます。
・OFF ……………… 通常表示。
・ピークホールド… 2秒毎に表示値が更新され、その間の最大値が点滅
表示されます。
・ボトムホールド… 2秒毎に表示値が更新され、その間の最小値が点滅
表示されます。
本機能設定時は、レベル表示灯の最上位に「H」
(Holding)が表示されます。
一度設定を行うと、以降は設定されている状態で動作します。
■ご使用上の注意
(1)アンプユニットの取付け
・DINレールを使用される場合
装着
前部を専用取付金具(別売)または、DINレール
にはめ込みます。
後部を専用取付金具または、DINレールに押し
つけます。
(注) の順序を逆にして、装着しないでくだ
さい。取付強度が低下する場合があります。
脱着
アンプユニットを の方向へ押しつけたままファイバ
挿入部を の方向へ持ちあげることにより簡単に取
外せます。
DINレール
DINレール
SWを以下の状態にし( )と( )
を5秒以上同時に押します。
・モード切換SW・・・SET
・動作モード切換SW・・・任意
上記のように、初期化確認が表示されます。
初期化する場合は、 キーを押してください。確認表
示が切り替わるので、 キーで確認ください。初期化さ
れます。
初期化しない場合はそのまま キーを押すと、初期化さ
れません。
6. 6 デジタル表示をホールド表示したい時
デフォルト時は、
「標準」
が設定されています。 キー)
の押下により、
「リバース」
が設定で
きます。
・標準…………通常表示方向
・リバース……表示方向反転
本機能設定時は、
レベル表示灯の最上位に「d」
(display)
が表示されます。
表示方向の設定は、一度設定を行うと、以降は設定されている状態で動作します。
標準
〈表示内容〉 d 123
リバース
〈表示内容〉
6. 7 デジタル表示の表示方向を反転させたい時
6.8 各種設定をご購入時の状態に戻したい時
特定のSW、
キー設定により各種機能設定を初期化
(ご購入時の状態)できます。
<表示内容>
YES?
<表示内容>
NO?
1回押す
1回押す
1回押す
1回押す
123 p
AD
J
AD
J
SET
TEA
C
H
MODE
RUN
AD
J
AD
J
SET
TEA
C
H
MODE
RUN
AD
J
AD
J
SET
TEA
CH
MODE
RUN
チャンネル共通設定
チャンネル共通設定
チャンネル共通設定
1
2
1
2
1
2
主
回
路
茶
負荷
・NPNタイプ
・PNPタイプ
DC
12〜24V
制御出力1
制御出力2
負荷
黒
橙
青
主
回
路
茶
負荷
DC
12〜24V
負荷
黒
橙
青
制御出力1
制御出力2
■出力段回路図
間隔を開けて1台ずつ、DINレールに取り付けます。
アンプをスライドさせ、先端のツメとコネクタ部のツメをそれぞれ合わせた後、
カチッと
音がするまで密着させます。
振動などにより連結部が離れてくる場合には別売のエンドプレート
(形PFP-M)
にて
しっかりと固定してください。
その際、
センサ先端のツメがエンドプレートにあたります
のでツメは折ってご使用ください。
((2)項参照)
外される場合は逆の手順にてはずしてください。誤ってスライドさせずにはずされると
センサが破損します。
尚、16台まで連結してご使用いただけます。
・コネクタタイプを連結して使用される場合
DINレール
親コネクタ
(E3X-CN21)
連結用ツメ
連結用ツメ
子コネクタ
(E3X-CN22)
保護シール
連結用電源端子
(3)コネクタ部の短絡保護について
コネクタタイプを単体でご使用の際や連
結して使用される1番外側のセンサにつ
いては、
コネクタ部の連結用電源端子
による感電、短絡防止のため、
コネクタ
(E3X-CNシリーズ)
に付属しておりま
す保護用シールを端子部にはってご使
用下さい。
(2)コネクタタイプのツメについて
コネクタタイプの先端には連結用のツメ
がついています。不要の場合にはニッパ
やセンサ本体裏面の穴を利用して折っ
てご使用ください。
・センサ裏面
この穴にセンサ先端の
連 結 用ツメを挿 入し
ひねりますとツメを折
ることができます。
(4)電源投入後のアンプの増設または取り外しについて
・本アンプは電源投入時に、隣接したアンプ間の光通信によりチャンネル認識を行います。
・アンプの増設/取り外しや、
アンプ間の距離を離すときは、必ず電源を切ってから行ってください。
・電源を入れた状態でアンプを増設するとチャンネル認識が行われず、増設したアンプは「1ch」
と
設定されます。この場合光通信は行われず、
モバイルコンソール E3X-MC11からの操作や、
相互干渉防止機能は働きません。再度電源を入れ直し、増設したアンプのチャンネル認識を
行わせてください。
■外形寸法図
・E3X-DA6TW,DA8TW
・E3X-DA11TW,DA41TW
2.4
10.75
4
13.05
17.15
4.9×3=14.7
9.9
3.4
8
10.7
64.3
3
13
38.6
36.7
1.8 (※)
10
2−
Φ
2.4
14
31.5
5.5
光通信部
動作表示灯
入光レベル表示灯
※E3X-DA6TW,DA8TWのみ
ビニル絶縁丸形コード
標準長サ 2 MΦ4
ご使用に際してのご承諾事項
営業統轄事業部
東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー14F
①安全を確保する目的で直接的または間接的に人体を検出する用途に、
本製品を使用し
ないでください。同用途には、
当社センサカタログに掲載している安全センサをご使用く
ださい。
②下記用途に使用される場合、
当社営業担当者までご相談のうえ仕様書などによりご確
認いただくとともに、
定格・性能に対し余裕を持った使い方や、
万一故障があっても危険
を最小にする安全回路などの安全対策を講じてください。
a)屋外の用途、
潜在的な化学的汚染あるいは電気的妨害を被る用途
またはカタログ、
取扱説明書等に記載のない条件や環境での使用
b)原子力制御設備、
焼却設備、
鉄道・航空・車両設備、
医用機械、
娯楽機械、
安全装置、
および行政機関や個別業界の規制に従う設備
c)人命や財産に危険が及びうるシステム・機械・装置
d)ガス、
水道、
電気の供給システムや24時間連続運転システムなどの
高い信頼性が必要な設備
e)その他、
上記 a) 〜 d) に準ずる、
高度な安全性が必要とされる用途
*上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、
総合カタログ・データシート等最新版
のカタログ、
マニュアルに記載の保証・免責事項の内容をよく読んでご使用ください。
●営業にご用の方も、技術的なお問い合せの方も、
フリーコールにお電話ください。
音声ガイダンスが流れますので、案内に従って操作ください。
0 1 2 0 - 9 1 9 - 0 6 6 (フリーコール)
携帯電話・PHSなどではご利用いただけませんので、
その場合は下記電話番号へおかけください。
055-982-5015
(通話料がかかります)
〔技術のお問い合わせ時間〕
■営業時間:9:00〜12:00/13:00〜19:00
(土・日・祝祭日は17:00まで)
■営 業 日:年末年始を除く
上記フリーコール以外に
055-982-5002
(通話料がかかります)
におかけいただくことにより、
直接センシング機器の技術窓口につながります。
〔営業のお問い合わせ時間〕
■営業時間:9:00〜12:00/13:00〜17:30
■営 業 日:土・日・祝祭日/春期・夏期・年末年始休暇を除く
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