36
第
4
章
リフレッシュ機能
ここでは、バッテリのリフレッシュ
(Learn Cycle)
について説明します。
1.
バッテリのリフレッシュとは
未使用のバッテリの場合、
RAID
コントローラがバッテリの充電量を正しく認識するために、
充電量を測定する必要があります。そのため一度満充電の状態まで充電し、その後放電と
再充電を行います。この処理をリフレッシュと言います。充電量の測定後は、充電量がバッ
テリ内に記憶されるため、初回以降自動的に実行されることはありません。
なお、リフレッシュ中かどうかは、ユーティリティ等から判断することはできません。ラ
イトキャッシュ設定がライトバックに切り替わるまではリフレッシュ中と判断してくださ
い。
2.
リフレッシュ中のライトキャッシュ設定
RAID
コントローラのライトキャッシュ設定を通常ライトバックに設定している環境では、
リフレッシュが完了するまではライトスルーで動作します。常時ライトバックに設定して
いる環境では、リフレッシュ中でもライトバックで動作します。
充
電
量
時 間
リフレッシュ中の充電量の推移
充 電
放 電
再充電
リフレッシュ