Fast Track Ultra 8R
ユーザーズ
・マニュアル
19
3.
チャンネルの
左右
ペアでシグナルの
位置
を
設定
します
。
ノブをダブルクリックするとシグナルの
位置
は
中央
になります
。
4.
「
Monitor 1/2
」
または
「
Monitor 3/4
」
のタブでモニター
・
ミックスを
作成
する
場合、
タブの
下部
にある
「
Effect Send
(
エフェクト
・
センド
)」
ノブ
を
使用
して
任意
のチャンネルにリバーブまたはディレイのエフェクトを
追加
することもできます
。
任意
のチャンネルのセンド
・
ノブを
右
に
回
すと
、
デジタル
・
エフェクト
・
プロセッサ
にルーティングされるシグナルの
量
が
増加
します
。
センド
・
ノブを
左
に
回
すと
、
プ
ロセッサに
送信
されるシグナルの
量
は
減
ります
。
エフェクトを
聞
く
場合、右向
きの
矢印
が
点灯
した
状態(
エフェクトが
有効
な
状態)
で
、
エフェクト
・
リターンのノブが
下図
のように
右
に
回
した
状態
であることを
確認
します
。
エ フェクト の タ イ プ を
変 更
す る
、
ま た は パ ラ メ ー タ を
調 節
す る
場 合 、
「
Settings
(設定)」
のタブをクリックして
「
Effect Program
(
エフェクト
・
プ
ログラム
)」、
「
Duration
(
デュレーション
)」、
「
Feedback
(
フィードバック
)」、
「
Volume
(
ボリューム
)」
のパラメータを
適宜調整
します
。詳
しくは
、本
マニュ
アルの
「
Settings
(設定)」
タブのセクションを
参照
して
下
さい
。
5.
ヘッドフォン
出力
1
と
2
へシグナルをルーティングする
場合、
ヘッドフォン
・
レベル
・
ノブを
使用
して
耳
に
心地
よいレベルに
調整
します
。
また
、
モニ
ター
・
ミックスを
外部
ヘッドフォン
・
アンプリファイヤへ
送信
する
場合
は
、
アンプリファイヤが
適切
に
設定
されていることを
確認
します
。
注意
:
Fast Track Ultra 8R
のモニター
・ミキサーを使用する場合、
DAW
で
有効な録音チャンネルを確実にミュート(ま
たは
、できれば
DAW
のモニター
・ミキシング機能を全て無効にしておきます)し
2
つの
独立したキューミックスができ
ないようにします
(位相やスラップバック・ディレイのような不快なエフェクトが発生するためです)。逆に、
DAW
のモニ
ター
・ミキシング機能を使用する場合、
Fast Track Ultra 8R
のモニター
・ミキサーをバイパスして「ダブル・モニタリン
グ
」が発生するのを防ぐ必要があり、これにはモニター・ミキサーの入力チャンネルをミュートするだけでバイパスでき
ます
。
モニター
・ミックスでエフェクトを使用する理由
マイクをソースに
近付けて録音すると、ヘッドフォンでモ
ニタリングしている
演奏者には、きめ細かでドライな不
自然な音に聞こえることが多くあります。これでは演奏
者に不快感を与えるため、レコーディング・セッションに
悪影響を与えかねません。
録音されたボイスやインストゥルメントにリバーブが少
しかかっている
方が、かなり簡単にオーバー・ダブを録音
できると
感じている演奏者は多く、これはリバーブがヘッ
ドフォンで
聞く音を滑らかにするためです。演奏者は快
適にかつ自信を持って演奏ができるようになり、セッショ
ンに
優れた録音につながることが少なくありません。
Fast Track Ultra 8R
のコントロールパネルで
追加した
エフェクトが
録音に影響しないことに注意して下さい。エ
フェクトはモニタリング
中にリアルタイムで聞こえます
が
、実際の録音は「ドライ」な状態のままです。