32
日本語
5
.
2
RPN/NRPN
解説
レジスタードパラメータ
番号
(
NRPN
)
は
各機種固有
のメッセージで
、
MIDI
を
利用
してシンセサイザをコントロールすることができます
。
MIDI
の
仕様
でパラメータ
番号
を
定義
して
、
各
メーカーが
独自
のコントローラを
自由
に
利用
できるように
設計
されています
。
パラメータ
番号
の
中
で
共通性
が
高
いものは
、
米国
MMA
(
MIDI Manufacturer
ʼ
s Association
)
で
登録
されていて
、
標準的
な
MIDI
規格
の
一部
となっています
(
こ
のため
、
レジスタードパラメータ
番号
(
RPN
)
と
呼
ばれています
)。
詳細
は
「
付録
F
」
を
参照
して
下
さい
。
各
NRPN/RPN
には
関連
する
2
バイトの
数値
で
構成
されています
。
2
バイトにはそれぞれ
127
までのバリューが
使用
できます
。(
RPN
または
NRPN
メッセージは
2
つの
部分
で
構成
されま
す
。
1
つは
MSB
(
Most Significant Byte
)
で
、
もう
1
つは
LSB
(
Least Significant Byte
)
です
。
この
両者
を
合
わせて
RPN
または
NRPN
のコマンド
を
構成
します
。)
合計
で
16
,
129
のバリューが
可能
です
。
MIDI CC
の
98
と
99
は
、
それぞれ
NRPN
の
LSB
と
MSB
を
表
しています
。
また
、
100
と
101
は
、
それぞれ
RPN
の
LSB
と
MSB
を
表
しています
(
付録
D
の
MIDI
コントロールリストを
参照
して
下
さい
)。
NRPN/RPN
を
送信
する
場合
は
、
ユーザーが
設定
した
値
と
一緒
にこれらのコントロールメッ
セージを
送信
します
。
また
、
コース
/
ファインセッティングを
指定
する
場合
は
、
そのコントロール
番号
と
設定値
を
送信
する
必要
があります
。
コース
セッティング
(
きめの
粗
い
設定
)
を
選択
する
場合
はコントロール
番号
6
(
Data Entry
)
を
、
ファインセッティング
(
きめの
細
かい
設定
)
を
選択
する
場合
はコントロール
番号
38
(
Data Entry LSB
)
を
指定
します
。
NRPN
対応
の
機器
は
、
マニュアルに
NRPN
のデータシートが
付属
しています
。
シンセサイザ
NRPN MSB
と
LSB
メッセージは
必
ず
同時
に
送信
さ
れる
必要
があります
。
MSB
と
LSB
のバリューは
、
通常
NRPN
対応機器
のデータシートに
掲載
されていますが
、
マニュアルによっては
16
進法
の
表
記
しかないものもあります
。
付録
H
の
換算表
を
参照
して
10
進法
の
数値
に
変換
して
下
さい
。
Axiom
では
、
NRPN
の
送信
を
簡単
に
行
うことができます
。
セクション
3
.
8
.
3
を
参照
して
下
さい
。
5
.
3
SysEx
(
システムエクスクルーシブ
)
解説
システムエクスクルーシブ
(
SysEx
)
メッセージは
MIDI
の
仕様
で
定義
されています
。
SysEx
を
使用
すると
、
MIDI
によって
各機器
を
個別
にコント
ロールすることができます
。
また
、
SysEx
メッセージを
受信
する
機器
が
適切
にメッセージを
翻訳
(
理解
)
し
、
メッセージに
従
って
動作
する
場合
は
、
SysEx
メッセージのフォーマットを
利用
して
、
どのような
機能
も
仮想的
に
実行
することができます
。
例
えば
、
各機器
からオーディオサンプル
のメモリデータやメモリダンプ
、
コントローラのセッティングなどを
送信
することができます
。
また
、
ある
機器
のコントローラを
他
の
機器
からコン
トロールすることも
可能
になります
。
独自
で
指定
した
SysEx
メッセージを
Axiom
にプログラムすることはできませんが
、
Axiom
にはプログラム
済
みの
SysEx
メッセージが
用意
されて
いて
、
コントローラに
MIDI CC
を
割当
てることによって
使用
することができるようになります
(
付録
D
から
G
を
参照
して
下
さい
)。
SysEx
メッセージは
、
特定
のチャネルには
送信
されません
。
すべての
SysEx
メッセージにはデバイス
ID
が
含
まれていて
、
SysEx
メッセージを
受信
する
機器
を
特定
するのに
使用
されています
。
デバイス
ID
によって
特定
された
機器以外
は
、
すべて
無視
されます
。
Axiom
で
SysEx
メッセージを
使
用
する
場合
は
、
グローバルチャネルは
無視
されます
。
Chan Assign
キーを
押
す
時
、
デバイス
ID
を
入力
します
。
このとき
、
LCD
ディスプレイには
3
桁
の
数字
が
表示
され
、
2
桁
で
先頭
に
c
のシンボルのある
数字
は
表示
されません
。
デバイス
ID
は
00
~
127
の
範囲
で
設定
します
。
Axiom
では
、
127
がデフォルトに
設定
されています
。
127
に
設定
されている
場合
は
SysEx
メッセージ
が
全
ての
機器
に
対
して
送信
されます
。
ユーザー
独自
の
SysEx
メッセージで
Axiom
のコントローラをプログラムすることはできませんが
、
MIDI
入力信号
を
受信
して
、
ユーザーが
指定
し
た
別
のメッセージを
送信
する
DAW
を
使用
することができます
。
MIDI OX
のような
「
翻訳
」
ソフトウェアを
使用
して
独自
の
SysEx
メッセージを
プログラムすれば
、
Axiom
からの
入力信号
を
翻訳
して
、
使用
するコントローラに
対
する
SysEx
メッセージを
送出
することができます
。
最後
に
...
Axiom
の
機能
について
何
か
問題
があれば
、
まず
次章
の
「
トラブルシューティング
」
をお
読
み
下
さい
。
よくある
質問
と
回答
が
書
かれています
。
それ
でも
問題
が
解決
しない
場合
は
、
M-Audio
のテクニカル
・
サポートまでご
連絡
して
下
さい
。
トラブルシューティングの
後
に
、
サポートについての
詳
細
が
書
かれています
。
Содержание AXIOM
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