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弦長(イントネーション)
新しい弦に交換した時やネックの調整を行った後には、
すべてのフレットで正しい音程が得られるように、
弦の長さを微調整(イントネーション調整)すること
が必要です。正しくチューニングし、演奏時の状態に
ギターを持って、それぞれの弦の 12 フレットを押さ
えた時の音と、12 フレット上でのハーモニクス音が
おおよそ等しいかどうかを判断する方法が一般的です。
ハーモニクス音を基準として、フレット音が低い場合はブリッジサドルを前方(ヘッド側)へ移動させて
弦長を短くします。逆にフレット音が高い場合は、ブリッジサドルを後方(ヘッド側と逆方向)へ移動
させて弦長を長くします。別紙調整マニュアルにしたがって調整してください。
* 正確なイントネーション調整にはチューニングメーターが必要です。特にサドルを後退させる場合は弦切れの原因になりますので、
必ず弦をゆるめてから調整を行ってください。
ベースブリッジ
MR-IV ブリッジ
ロックボルト A を締めることでサドルを固定し、サドルの振動によるサスティーンの減少を防ぐことが
できます。弦高、イントネーションを調整する前に、このロックボルトを十分に緩めてください。付属の
六角レンチ(1.5mm)で各サドルの弦高調整スクリューを回して弦高を調整します。イントネーション
は、ブリッジ後方のイントネーション調整スクリューをプラスドライバーで回して調整します。
セットアップが終わったら、ロックボルト A を締めてください。あまり強く締めすぎると破損の原因に
なりますので注意してください。
弦は、ボールエンドを溝に沿ってスライドさせ、フックに引っ掛けて装着します。
ピックアップ
ピックアップの高さを調整することでも音量や音質が微調整で
きます。プラスドライバーでピックアップ両側のアジャスト
スクリューを調整し、 最終フレットを押さえた状態でピック
アップまたはポールピースと弦のすき間が 5 〜 1 0 mmに
なる状態が一般的です。 ピックアップの種類だけでなく、
演奏形態やアンプによって異なりますので、実際に音を確認
しながら調整してください。ピックアップと弦の距離が近い
ほど音量が増しますが、近すぎると音ワレやピックアップの磁力による弦ビレの原因になります。 逆に
距離が遠いとひずみの少ないクリアな音色になりますが、
高域が減少したり音量が低下してしまいます。
日 本 語
A
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