53
GrandMeister 36 – Manual 1.3
1
クイック・スタート ............................................................ 53
2
GrandMeister 36の基本操作 .......................................... 53
3
チャンネル・セクション ...................................................... 55
4
エフェクト・セクション ...................................................... 55
5
マスター・セクション ......................................................... 56
6
リア・パネル .................................................................... 56
7
チューブ・セーフティ・コントロール(TSC) ............................ 58
8
MIDI ............................................................................. 59
9
AES .............................................................................. 60
10
仕様 .............................................................................. 60
1 クイック・スタート
FX-Unit
Red Box
DI Out
Send
Line Out
FSM-432
Tuner
Return
MIDI In
MIDI Out/Thru
Mains In:
同梱の電源ケーブルを、
リア・パネルの電源ソケットに接続します。
MIDI In:
お気に入りのMIDIコントローラーのMIDI Out端子を、
この端子と接続し
ます。
コネクターは7ピンですが、標準的なMIDIコントローラーであれば標準
の5ピンMIDIケーブルで接続できます。追加された2つの接点(ピン1および7
)は、Hughes & Kettner社製FSM-432 MIDIボードに電源を供給するため
のものです。
MIDI In端子は、ギター入力端子と同様に重要です! GrandMeister36の
プリセットは、MIDI経由でしか呼び出せません。
Input:
6.3mm(1/4インチ)標準プラグ付きのシールド・ケーブルで、ギターをこの
端子と接続します。
Speaker:
ギター・アンプ用に設計されたスピーカー・キャビネットを、
この端子に接続
します。1本のスピーカー・ケーブルで、合計インピーダンスが8Ωから16Ωの範
囲内のキャビネットが接続できます。相性の良いHughes & Kettner社製TM
112あるいはTM 212キャビネットのご使用をお勧めします。
Power Onスイッチ:
スイッチをオンにした後、チューブが暖まるまで30秒ほど待ってか
ら、Standbyスイッチを“Play”側に切り替えてください。
これでアンプが使用
可能な状態になります。演奏を中断する時間が長くなる場合は、電源は切らず
に、Standbyスイッチを“Standby”側に切り替えて、チューブの動作温度を保
つようにしてください。そうすることによって、チューブの寿命が稼げます。
2 GrandMeister 36の基本操作
GrandMeister 36はチューブ・アンプで、動作は他のチューブ・アンプとほ
ぼ同じですが、操作方法は進化しており、使用に際しては多少の慣れが必要で
す。以下の基本事項は、
このアンプの操作方法を理解していただくための役に
立つでしょう:
● GrandMeister 36はアナログのチューブ・アンプですが、
スイッチやコント
ロール(Masterノブを除く)の設定はプログラム可能です。
● アンプの動作モードによって、いくつかのノブやスイッチには異なる機能が割
り当てられます。
● 全ての設定は、MIDI経由で保存したり呼び出したりできます。そのために、
あ
なたのサウンド設定は128個のメモリー・スロット、いわゆるプリセットに保
存できます。
2.1 ノブの機能
GrandMeister 36は、4チャンネルのチューブ・アンプです。4つのチャンネ
ルは全て、同じ一式のノブでコントロールされ、
ノブに割り当てられる機能は、
選択するチャンネルによって決まります。たとえば、チキンヘッド・セレクター・
スイッチ
(第3章参照)でCleanチャンネルを選択すると、GainノブはCleanチャ
ンネルのゲインをコントロールし、Leadチャンネルを選択すると、Gainノブで
Leadチャンネルのゲインがコントロールできるようになります。
この設計の大
きな利点は、各チャンネルが完全に独立し、ゲインやボリューム、
トーンのコント
ロールを共有しなくて済むというところにあります。必要とあれば、Presence
やResonance、Reverbも、チャンネルごとに異なる設定が可能です!
参考:これらのノブは、外見も使用感も、回転角300度で左右に回転止めのあ
る通常のポットと同じです。ただし、実際の動作は通常のものと異なっており、
多少の慣れが必要です。
プリセットにプログラムされたノブの位置は、パネル
上の物理的な位置とは異なります。つまり、
あるプリセットから別のプリセットに切り替えた場合、パネル上のノブの位置
は必ずしもそのプリセットにプログラムされた位置を反映しているとは限り
ません。実際のサウンドも、パネル上のノブ位置が示すものとは異なる場合が
あります。
ノブは、動かした瞬間に、通常のノブと同じように反応します。
ノブ
の設定がプリセット通りかどうかは、
マスター・セクションにあるSTOREの
LEDの状態によって判断できます。
ノブの物理的な位置がプリセットの設定
と同じ場合には、LEDが点灯します。詳しくは2.4項を参照してください。
注意:ノブを回した時に、かすかなバックグラウンド・ノイズが聞こえるかもし
れません。
このノイズは、
プログラマブル・レジスター・ネットワーク
(PRN)が
256個の抵抗を切り替える時に出るものです。個々のロータリー・コントロー
Undigital. Total recall.
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