このたびはフォステクス製品をお買い上げいただき、
ありがとうございました。ご使用の前にこの取扱説明
書をよくお読みの上、正しくお使いください。
HORN TWEETER
FT17H
FT17Hは、使い易く高性能なホーンツィータです。高精度成型されたホーンに、特殊ダイアフラムと強力な磁気
回路を組み合わせ、切れ味の良い音質と高い能率を得ています。磁気回路は漏れ磁束を低く抑えた簡易防磁
型で、能率が高く、シンプルなネットワークでメインシステムのプラスツィータとしてご使用いただけます。FEシリ
ーズやFFシリーズなどフルレンジユニットとの組み合わせが好適でしょう。
ツィータとデバイディング・ネットワーク
特 長
応用例
C
L
入力
アッテ
ネータ
(ATT.)
ツィータ
(8Ω)
12dB/Oct.
6dB/Oct.
C
入力
アッテ
ネータ
(ATT.)
ツィータ
(8Ω)
2.2µF以下
FE206En
コンデンサ
1µF
FT17H
規 格
形式
インピーダンス
再生周波数帯域
出力音圧レベル
入力
カットオフ周波数
推奨クロスオーバー周波数
マグネット重量
総重量
16mm ホーンツィータ
8Ω
5kHz〜35kHz
96dB/W (1m)
30W (Mus)
2.6kHz
5.0kHz以上
113.5g
340g
外形寸法と取付穴寸法
周波数特性
60
70
80
90
100
110
120
(dB)
Ω
64
32
16
8
4
50
100 200
500 1K
2K
5K 10K 20K
Hz
50K
インピーダンス特性
30º
60º
0º
R38
4-Ø 4.5
Ø 87
Ø 65
Ø 44
RED DOT
Ø 62.5
38.0
49.5
極性: プラス (+)
フォステクスカンパニー 宮沢オフィス
〒196-0024 東京都昭島市宮沢町512
Tel. 042-545-6111
Fax. 042-546-6067
© PRINTED IN CHINA NOVEMBER 2013
581189
クロスオーバー周波数
5,000Hz
7,000Hz
10,000Hz
2.2
1.5
1.0
0.3
0.18
0.14
12dB/Oct.
C (µF)
L (mH)
100x2
100x2
50
50
33
30
ø 63
1
1
2
2
ツィータベース組立図
ツィータベース板取図(板材: MDF t15)
* 製品についてのお問い合わせは、下記窓口へご連絡ください。
#110
#110
2
1
1
100
100
100
15
15
33
30
ø 63
・ ツィータは、デバイディング・ネットワークを用いてウーハーや
スコーカと接続します。デバイディング・ネットワークは、良質
な部品を使用して作られた製品を使いましょう。粗悪な部品
を用いたネットワークは、音の透明度や分解能を低下させ、
歪を増加させて著しく音質を損ないます。ネットワークにはフ
ォステクスの各種ネットワーク素子、アッテネータR80Bをご利
用ください。
・ 6dB/Oct.のネットワークで使用する場合は、直列に接続する
コンデンサは2.2µF以下の製品を使うのが上手な使用方法で
す。コンデンサは、良質なフィルム・コンデンサをお選びくださ
い。
※
ご注意
デバイディング・ネットワークを通さず、直接アンプに接続して
はいけません。直接入力を加えると、断線やビリつきの原因と
なります。
・
FT17H+BK206En
FE206EnをバックロードホーンスピーカーボックスBK206Enに収め、プラ
スツィータにFT17Hを組み合わせた例です。ネットワークはフィルムコン
デンサ1個を直列に接続した6dB/Oct形です。コンデンサの容量ですが、
1μFが良いでしょう。
配線はFE206En(BK206En)に同相でつなぎます。FT17Hの位置は
BK206Enのバッフル面から45mmほど後ろに下げた位置(FT17Hはホー
ン外周の平坦面)でつながりが良いでしょう。このときツィータベースがあ
ると便利ですが、簡易的なツィータベースの例をご紹介しますので、是非
参考にして下さい。
※
ご注意
FT17Hの磁気回路は完全防磁型ではありません
ので、磁気回路の真後方向には多少の漏れ磁束
があります。磁気回路の真後方向へ磁気メディア、
製品等10cm以内に接近させないようご注意下さ
い。
・ 製品の規格は、改良などにより予告なく変更する
ことがあります。
(単位: mm)
(単位: mm)
(単位: mm)