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SC-CX101
サービス、点検時にはつぎのことにご注意願います。
◎注意事項をお守りください!
サービスのとき特に注意を必要とする個所については
キャビネット、部品、シャーシなどにラベルや捺印で注意
事項を表示しています。これらの注意書きおよび取扱説明
書などの注意事項を必ずお守りください。
◎感電に注意!
(1) このセットは、交流電圧が印加されていますので通電
時に内部金属部に触れると感電することがあります。
従って通電サービス時には、絶縁トランスの使用や手
袋の着用、部品交換には、電源プラグを抜くなどして
感電にご注意ください。
(2) 内部には高電圧の部分がありますので、通電時の取扱
には十分ご注意ください。
◎分解、組み立て作業時のご注意!
板金部品の端面の『バリ』は、部品製造時に充分管理をし
ておりますが、板金端面は鋭利となっている箇所が有りま
すので、部品端面に触れたまま指を動かすとまれに怪我を
する場合がありますので十分注意して作業して下さい。手
の保護のために手袋を着用してください。
◎指定部品の使用!
セットの部品は難燃性や耐電圧など安全上の特性を持っ
たものとなっています。従って交換部品は、使用されてい
たものと同じ特性の部品を使用してください。特に配線
図、部品表に
z
印で指定されている安全上重要な部品は
必ず指定のものをご使用ください。
◎部品の取付けや配線の引きまわしは、
元どおりに!
安全上、テープやチューブなどの絶縁材料を使用したり、
プリント基板から浮かして取付けた部品があります。また
内部配線は引きまわしやクランパーによって発熱部品や
高圧部品に接近しないように配慮されていますので、これ
らは必ず元どおりにしてください。
◎サービス後は安全点検を!
サービスのために取り外したねじ、部品、配線などが元ど
おりになっているか、またサービスした個所の周辺を劣化
させてしまったところがないかなどを点検し、外部金属端
子部と、電源プラグの刃の間の絶縁チェックをおこなうな
ど、安全性が確保されていることを確認してください。
(絶縁チェックの方法)
電源コンセントから電源プラグを抜き、アンテナやプラグ
などを外し、電源スイッチを入れます。500V 絶縁抵抗計
を用いて、電源プラグのそれぞれの端子と外部露出金属部
[アンテナ端子、ヘッドホン端子、マイク端子、入力端子
など]との間で、絶縁抵抗値が1 MΩ 以上であることを
確認してください。この値以下のときはセットの点検修理
が必要です。
安全上重要な部品について
本機に使用している多くの電気部品、および機構部品は安
全上、特別な特性を持っています。この特性はほとんどの
場合、外観では判別つきにくく、またもとの部品より高い
定格(定格電力、耐圧)を持ったものを使用しても安全性
が維持されるとは、限りません。安全上の特性を持った部
品は、このサービスマニュアルの配線図、部品表につぎの
ように表示していますので必ず指定されている部品番号
のものを使用願います。
(1) 配線図…
z
マークで表示しています。
(2) 部品表…
z
マークで表示しています。
指定された部品と異なるものを使用した場
合には、感電、火災などの危険を生じる恐
れがあります。
注 意
注 意