11
VRX825
10
VRX825
は
じ
め
に
本体の取り扱いについて
●システムの動作中に、ケーブルの抜き差しは
絶対におやめください。故障の原因となりま
す。必ず車両アクセサリー電源を切ってから
行ってください。
●バッテリー交換などで本機への電源供給が止
まると、お客様が登録したメモリー内容が消
えて、初期設定状態になります。その場合に
は、もう一度設定し直してください。
本体のお手入れについて
●本体をお手入れするときには、やわらかい乾いた
布で軽くふいてください。汚れがひどいときは、水
で薄めた中性洗剤をやわらかい布につけて軽く
ふきとり、乾いた布で仕上げてください。
ベンジンやシンナー、自動車用クリーナーなどは、
変質したり、塗料がはげる原因となりますので、使
わないでください。
また、
ゴムやビニール製品を長
期間接触させておくと、シミのつくことがあります。
●液晶表示部のお手入れ
ホコリがつきやすいので、ときどき、やわら
かい布でふいてください。
エラー表示について
本機は、システム保護のため、各種の自己診断機能
を備えています。ディスプレイにエラーが表示されたと
きは、
「エラー表示について」
の項目
(74ページ)
を参
照して障害を取り除いてください。障害を取り除けば、
通常の動作になります。
CDプレーヤー部について
●車内が極度に冷えた状態のとき、
ヒーターを入れて
すぐに本機を使用するとCDやMD、光学部品が
曇って、正常に動作しないことがあります。
CDが曇っているときは、やわらかい布でふいてく
ださい。
また、MDや光学部品が曇っているときは、
1時間ほど放置しておくと、自然に曇りがとれ、正
常に動作します。
●本機の機構は精密なため、万一異常が発生したと
きでも、絶対にケースを開けて分解したり、回転部
分に注油することは、やめてください。
●CDまたはMDを演奏中、振動の激しい悪路を走
行すると、音飛びを起こすことがあります。
●CDやMDをイジェクトしたまま走行しないでくださ
い。走行中の振動により、CDやMDが落下する恐
れがあります。
液晶画面について
●液晶パネル部の表面は傷つきやすいので、硬い
ものでこすったり、たたいたりしないでください。
●液晶パネル部に水滴などをつけた状態で放置し
ないでください。変色、シミの原因となります。ま
た、水分が内部に侵入すると故障の原因となりま
す。水滴などがついてしまった場合は、すぐ脱脂
綿や柔らかい布などでふき取ってください。
●非常に寒いとき、画面の動きが遅くなったり画面
が暗くなったりすることがありますが、故障ではあ
りません。常温に戻れば回復します。
●液晶パネルの中には、小さな黒点や輝点が出るこ
とがありますが、液晶特有の現象で、故障ではあ
りません。
DCP部の取り扱いについて
●DCP部は精密部品ですので、DCPを落としたり
して、衝撃を与えないでくださう。また、絶対
に水をつけないでください。
●DCP部が汚れたときには、乾いたやわらかい
布でふき取ってください。
取扱上のご注意
液晶パネル部について
本機は、画面に触れるだけでダイレクトに操作でき
る、タッチキー方式のディスプレイを採用していま
す。
●夏期は車内の温度が高くなることがありますので
車内の温度を下げてからお使いください。(ディス
プレイが正常に動作する温度は0℃〜60℃で
す)
●液晶パネル部を持ってディスプレイの角度を調
整しないでください。(角度調整ボタンを使用して
ください。)
●ディスプレイに衝撃を加えたりすると、破損や変
形など、故障の原因となります。
●ディスプレイ本体に、タバコの火がふれないよう
にしてください。キャビネットが変色したり、変形し
たりすることがあります。
●ディスプレイの表面は傷つきやすいので、ボール
ペンや爪の先など硬いものでこすったり、たたい
たりしないでください。
●ディスプレイを傾けたとき、本体との間にできるす
き間に、ものを入れたり、つついたりしないでくだ
さい。
●ディスプレイのタッチキーは、軽く触れると動作し
ます。強い力でタッチキー画面を押さないでくだ
さい。
●タッチキーパネルの周囲のケースを強く押さない
でください。タッチキーの誤動作を起こす恐れが
あります。
ご注意
・
バッテリー交換などで本機への電源供給が
止まると、
メモリー内容が消えて初期設定の
状態になります。
・
液晶パネル部の引き出し/収納は、
エンジン
停止時や寒いときなどに止まることがあり
ますが、
故障ではありません。
何度か、
液晶パ
ネル開閉ボタンを押してください。