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DXD/LTC User Manual (rev 2.10)
4. Time Code Menus
4.1 SMPTE 2059 Setup (Menu 8.1)
4.1.1 DAILY JAM TIME:
4.1.2 JAM TIMES RECALCULATE:
NOTES ON DAILY JAM AND NTSC DRIFT:
4.2 TC Generator 1 (Menu 8.2)
4.2.1 TCG 1 SETTINGS (MENU 8.2.1)
4.2.1.1 OPERATING MODE
•
•
4.2.1.2 TIME CODE RATE/COUNT
•23.976/24
•24/24
•25/25
•29.97/DF
•29.97/NDF
•30/DF
•30/NDF
デイリージャムとは、タイムコード・ジェネレーターがエポック(
1970
年
1
月
1
日午前
0
時)に正確に合わ
せていくプロセスです。このプロセスは、
DAILY JAM TIME
フィールドで設定された通りに、毎日同じ
時間に行われます。
DAILY JAM TIME
フィールドに入力された値は、毎日のジャムが発生する現地時間の深夜
0
時以降
の時間です。
調整は
10
分単位で行うことができます。初期値は
01
時間
00
分、つまり現地時間の午前
1
時
00
分です。
"Press Enter to Jam "
が選択されている状態で
ENTER
キーを押すと、
DXD
は前回のデイリージャムの時間と次回のデイリージャムの
時間の両方を再計算します。
タイムコードでは、
Next Daily Jam Event
までは
Previous Daily Jam Event
がジェネレーターのアンカーポイントとなります。現地時間
が設定された
Daily Jam Time
に近すぎる場合、手動での変更は翌日まで行われません。
DXD
に両方のジャムタイムを手動で再計算さ
せることで、オペレーターはすぐに変更を行うことができます。
どのようなフォーマットのタイムコードを生成しても、設定した時刻にデイリージャムが発生します。
24
、
25
、
30ND
のタイムコードでは、
1
秒が整数のフレームに分割されているため、補正は行われません。しかし、
29.97
の場合はそうはいきません。
29.97
のタイムコード
は、実際には
29.97002997002...fps
(
30×
(
1000/1001
))で動作しているため、
Drop Frame
(
10
で割り切れない分ごとに
2
フレーム
をスキップする)を使用した場合でも補正が必要になります。そのため、
24
時間以上のタイムコードシーケンスを維持する場合は、毎日
ローカルタイムにジャムする必要があります。
ST2059-1
によると、デイリージャムは通常、操作上都合の良い時間に設定され、通常は
現地時間の早朝に行われます。
DXD
のデフォルト値は
1:00AM
に設定されています。
動作モードの選択肢は、
Time-Of-Day
または
Simple / Run / Stop / Cue
です。
Time-Of-Day
は、タイムコードアドレスが時刻(
DXD
の場合はシステム時刻)と一致することを意味し、現地時間で表されま
す。
このジェネレーターは停止して再起動できます。 ただし、再起動すると、ジェネレーターは現在の時刻にジャンプします。
シンプルな
Run/Stop/Cue
は、従来のタイムコードジェネレータのようなものです。キューポイントは、メニュー
8.2.2
で
設定できます。
TOD
ジェネレーターとは異なり、再スタート時には、
START
前に
CUE
コマンドが開始されていない限り、
ジェネレーターは停止した場所から再開します。
このフィールドには次のような選択肢があります。