No.0718
刃先の調整方法
切削に関して
スペアパーツ
スローアウェイチップの再研磨について
1.
2.
3.
プリセッタ上で最も刃先高さの高いチップを見つけてください。
最も高いチップのリフトナット・スクリュにテンションを与え固定するために、
リフトナットを時計回りに回し、チップを少し持ち上げます。
目安としては刃先が5μmほど持ち上がる程度です。
2. の刃先高さを目標に他のチップも同じ高さに揃えていきます。
そして全ての刃先高さが2μm以内に入るようにします。
刃先にプリセッターの測定子を急速に強い力で接触させると刃先が欠ける恐れがあるため、軽くゆっくり接触
させてください。また、測定子が刃先に接触している時にカッター本体を動かすと、刃先が欠ける恐れがある
ため、接触中は絶対に動かさないでください。
ご注意
ご注意
●標準切削条件は、
「スピードフィニッシャー」カタログをご参照ください。
●鋳鉄を加工する場合、ウエット加工では熱亀裂の進行が早くチップ欠損
につながりますのでドライ加工でご使用ください。
アルミを加工する場合、溶着を防ぎ良い仕上げ面を得るために水溶性
切削油の使用をお奨めします。
●フェイスミルアーバには、センタースルー対応で高精度な
FMH型アーバを推奨します。
●最高許容回転数以上での使用は絶対にしないでください。
●チップの再研磨は1回(再研磨代0.2mm)まで可能ですが、刃先の磨耗量や欠けが大きい場合は、再研磨が不可能と
なりますので、早めの再研磨をお勧めします。
●同じカッタに新品と再研磨品のチップを混在させて使用しないでください。
φ50、φ63
φ80
φ100
φ125
φ160
カッタ径
最高許容回転数
20,000min
-1
16,000min
-1
12,800min
-1
10,200min
-1
8,000min
-1
・刃数を減らしての加工や、突き出しの大きいアーバ
を使用する場合、バランス調整をせずに高速回転で
カッタを使用しないでください。
・不適切な切削条件での加工は行わないでください。
・剛性、馬力の十分な機械でご使用ください。
・ぶつけるなど、本体に強い衝撃を与えた後は使用し
ないでください。
・工具は切削時高温になります。使用直後に直接手で
触れると火傷の危険があります。
・切くずの飛散や誤った使用による工具の破損に対し
て、機械のカバーや安全メガネなどの保護具をご使
用ください。
・不水溶性切削油は火災発生の危険性がありますので
使用しないでください。
・チップの選定については「スピードフィニッシャー」カタログをご参照ください。
PL0705…
S2506DS
DA-T8
LSN35
スクリュ10個
専用レンチ1本
( )
リフトスクリュ1個
リフトナット1個
( )
チップ型式
ドライバ型
レンチ
チップクランプスクリュセット
リフトスクリュセット
■
本 社
東大阪市西石切町3丁目3-39 〒579-8013
TEL.072(982)2312(代) FAX.072(980)
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