ETV ST101-100-13-F
Safety Information
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操作
デュアルトリガ
デュアルトリガー
(
稼働中に使用することをお勧めしま
す
)
警告
圧挫の危険
デュアルトリガは、ツールの操作を行う際にユー
ザーが必ず両手を使うようにします。使用しない
場合、クローフートを調節する際にオペレーター
が不慮にツールを始動させてしまい、手に深刻な
ケガを負う可能性が生じます。
►
デュアルトリガを放した後にツールが始動しな
いことを確実にします。
►
最初にデュアルトリガのトリガを放し、続いて
ツールのトリガを押し込むテストを常に行って
ください。ツールが始動した場合、作業を停止
してください。
一般的な注意事項
ツールは付随するトルク反作用バーとだけ併用するこ
とができます。この反作用バーは関連するネジジョイ
ント用途に適合しています。
警告
圧挫の危険
始動前に回転方向を確認してください!予期しな
い回転方向に動き出すと、負傷や物的損害が発生
するおそれがあります。可動部品によって押しつ
ぶされて切断されるおそれがあります。
►
ツールを始動する前に、ツールの回転方向が正
しいことを確認してください。
►
手指を可動部品に近づけないでください。
操作全般における安全上の注意
•
巻き込みの危険性が有るため、手袋をはめないで
ください。
•
ツール使用の際は反力に備えてください。最後の
締め付け、または初期緩めの時期に起こる突然の
トルク反動を軽減するために、ツールのハンドル
を常に軸の回転と反対方向にしっかりと固定して
ください。
•
駆動部、ソケット、駆動延長部を決してつかまな
いでください。
•
作業者と保守要員には、このツールの大きさ、重
量および動力の取り扱いが可能な身体能力が必要
です。
•
可能であれば、反動トルクを吸収するサスペンシ
ョンアームを使用してください。これが可能でな
ければ、まっすぐなケースのツールやピストルグ
リップ
ツールの場合、サイド
ハンドルを推奨しま
す。角度ナットランナの場合、反力バーを推奨し
ます。まっすぐなケースのツールでは
4 Nm (3
lbf.ft)
より大きなリアクション
トルク、ピストルグ
リップ
ツールでは
10 Nm (7.5 lbf.ft)
より大きなリア
クション
トルク、角度ナットランナでは
60 Nm (44
lbf.ft)
より大きなリアクション
トルクを吸収する手
段を使用することを推奨します。
•
締め具のトルクが大きすぎる場合や小さすぎる場
合、重傷を負う可能性があります。特定のトルク
を必要とする組み立てでは、トルク
メーターで必
ずトルクを確認してください。いわゆる「クリッ
ク」
トルク
レンチでは、潜在的に危険なトルク超
過状態を確認することができません。トルクが大
きすぎたり小さすぎる場合、締め具が破損した
り、緩んだり、分離したりする可能性がありま
す。アセンブリが外れると、飛散物になることが
あります。
•
良好な状態の電源ソケットかインパクト
ソケット
のみ使用してください。ハンド
ソケットを使わな
いでください。
•
電動工具を使用する際、作業員は手や腕、肩、
首、その他の身体の部位に不快感を感じることが
あります。作業の日中を通して適切な姿勢で姿勢
を変え、安定した足場を維持し、不自然な姿勢や
不安定な姿勢を避けます。
•
繰り返し作業、無理な姿勢、および振動にさらさ
れると、手や腕に害となることがあります。麻痺
やチクチクした痒みがある場合、または肌が蒼白
化した場合、ツールの使用を止めて医師の診察を
受けてください。
•
狭い場所で作業する場合は注意してください。ツ
ールとワークピースの間に手が挟まれないようご
注意ください。
•
高レベルの騒音により、永久に聴力が失われるこ
とがあります。ご自身の雇用者、または職業上の
健康と安全のための規定で推奨される防音用耳栓
を使用してください。
•
ワークピースがしっかりと固定されているか確認
してください。
•
慣れない環境で作業する場合は、細心の注意を払
ってください。作業によって生じる可能性のある
危険に注意を払ってください。このツールは、電
源と接触する場合に対して絶縁されていません。
•
制限外の用途で締め付け戦略を使わないでくださ
い。
•
ジョイント特性が大きく変化すると、オペレータ
の反力に影響します。
•
ジョイントの故障やツールのエラーによって突然
の予期しない反力が発生し、オペレータがケガを
する恐れがあります。
•
接続切断装置が手の届くところに来るように機器
を配置します。
反力バーと併用するツール:ツール使用中には決して
手を反力バーに近づけないでください。ツールを作動
させる前に、スピンドルの回転方向を確認してくださ
い。
反力が予期しない方向に作用し、圧挫傷の原因に
なることがあります。
クラッチのあるツール:クラッチの解放を確認せず
に、決して製品を使用しないでください。クラッチの
調整後、直ちに正確に作動するか確認してください。