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Ambu® Aura40
滅菌記録カードは、納品時にすべての装置に付属しています。
滅菌サイクルを文書
化して残すため、
Ambu® Aura40
が滅菌されるたびに記録カードに記入してください。
Ambu A
/
S
は、第
5.1.1.
章および第
5.1.2.
章に記載されている手順で
Ambu® Aura40
を再利用すること
が可能であることを検証しています。
指示内容からの逸脱は有効性と潜在的な有害事象について
正しく評価する必要があります。
5.1.1.
洗浄手順
洗浄を正しく行うため、記載されている検証済みの手洗いまたは自動洗浄手順に従うことをお勧
めします。
洗浄中は必ず手動ベントを閉じたままにしておき、膨張弁が液体に曝されるのを防いでください。
図
A.
の閉じている手動ベントを参照してください。
Ambu® Aura40
は、使用時からその後の洗浄までずっと湿らせておく必要があります。
使い捨ての
布/ペーパータオルで余分な汚れを取り除きます。
Ambu® Aura40
を冷たい水道水でよくすすぎ、タ
ンパク質が凝固するのを防ぎます、
以下の洗浄方法のいずれかを使用することをお勧めします
:
気道チューブを適切に洗浄するときは柔らかい毛のブラシがお勧めです。
ブラシがしっかり収ま
り、洗浄する部分で前後に動かなければなりません。
硬いブラシ、シリコンカフや表面に損傷を与
えるおそれのある素材は絶対に使用しないでください。
暖かい水道水を
1
分間流し、カフと気道チューブを完全にすすいで洗浄時の残留物をすべて取り
除きます。
水が必ずチューブを通過するようにしてください。
Ambu® Aura40
を慎重に点検し、目
に見える異物がないか確認します。
必要に応じて上記の手順を繰り返します。
膨張弁に液体が
入っていることに気付いたときは、パイロットバルーンを振って膨張弁を軽くたたき、タオルを使用
して手動でベントして余分な液体を取り除きます。
柔らかい清潔な布を使用して、装置を乾燥さ
せます。
手洗いによる洗浄手順
1.
冷たい水道水を流しながら装置を
1
分以上すすぎ、目に見える汚れを取り除きます。
1.1.
すすぎ中、気道チューブの内側を
20ml
の水道水で洗い流します。
1.2.
柔らかい毛のルーメンブラシを使用し、気道チューブを
15
秒以上かけてブラシできれ
いにします。
2.
Neodisher Mediclean Forte
または同等の洗剤溶液を使用し、洗剤メーカーの推奨に従って洗
剤液の浴槽を準備します。
3.
洗剤の取扱説明書に従って、装置が溶液に浸かり続けるように、十分に浸してください。
3.1.
浸漬中、柔らかい
M16
ブラシで、目に見える汚れがすべて落ちるまで
最低でも
30
秒間
装置をしっかり洗浄します。
3.2.
準備された洗剤を
20ml
以上使用して気道チューブを洗い流します。
3.3.
柔らかい毛のルーメンブラシを使用し、気道チューブを
15
秒以上かけてきれいにします。
4.
水道水を流しながら装置を
1
分間すすぎます。
4.1.
すすぎ中、水道水を
20ml
以上使用して気道チューブを洗い流します。
5.
糸くずの出ないきれいな布と圧縮空気で装置を乾かしてください。
自動洗浄の手順
1.
冷たい水道水を流しながら装置を
2
分以上すすぎ、目に見える汚れを取り除きます。
2.
装置を洗浄機内の
4
段マニホールドラック付属品(または他の適切なラックシステム)に移動さ
せて処理します。
3.
下記
(表
4
)
の通り、適切なサイクルを選択してください。