PSR-E413
34
テストプログラム
※テストナンバー 47 の Factory Set を実行すると、設定したデータが失われます。
1
準備
1) AC アダプターは PA-3C または PA-130 を使用します。
2) 測定器 : 周波数カウンター(小数点以下 3 桁以上測定可能なもの)
、レベルメーター (JIS-C フィルター使用 )、オシロ
スコープ
注) 特に指示のない限りステレオプラグを用い、[PHONES/OUTPUT] 端子に 33 Ωの負荷抵抗を接続して測定します。
測定器の入力インピーダンスは 1 M Ω以上であること。
3) 治具 : フットスイッチ(FC-4 または FC-5)
、USB ケーブル
2
テストプログラムの起動
[C#2]、[F2]、[G#2] の鍵盤を同時に押しながら、[STANDBY / ON] スイッチを押します。
3
テストの進め方
1)
テストプログラムが起動されると、LCD に
TEST
が表示されます。
2)
ナンバーボタンの [‒] または [+] ボタンを押して、テストプログラムの項目を選択します。
3)
[START/STOP] ボタンを押してテストを実行します。
結果が OK、またはテスト項目終了の場合
は、再度 [START/STOP] ボタンを押して項目選択表示に戻ります。
ナンバーボタンの [‒] または [+] ボタンを押して、次のテスト項目を選択します。
テスト結果が OK だった項目名の一字目下にカーソル( _ )が表示されます。
結果が NG の場合は、鍵盤の最低音(白鍵 C1)を押して、項目選択画面に戻ります。
4
テスト一覧
(dBu=dBm)
テスト No
LCD 表示
テスト内容及び判定条件など
1
Version
001
ROM のバージョンを表示します。
LCD に
Prog
∗∗∗
、
USB
∗∗∗
が交互に表示されます。
∗∗∗
: Version
2
Rom Chk1
002
CPU のバスに接続されている ROM をチェックします。
LCD に
Rom OK
が表示されることを確認します。
3
Ram Chk1
003
CPU のバスに接続されている RAM をチェックします。
LCD に
Ram OK
が表示されることを確認します。
6
FRomChk1
006
CPU のバスに接続されている FROM をチェックします。
LCD に
FRom OK
が表示されることを確認します。
11
TG1 Chk
011
鍵盤を自動的にスケーリングします。
(発音鍵域は、C2 から G4 までの 32 音です。
)
異音、ノイズの無いことを確認します。オートスケーリングが終了すると、
TG1 End
と表示され鍵盤を弾くことで発音します。
(単音、先着優先)
13
Pit Chk
013
ピッチ精度のチェック。
[PHONES/OUTPUT] 端子に周波数カウンターを接続します。
(L か R のどちらか)
正しい信号が出力されていることを確認します。
(440.14 Hz ± 0.22 Hz)
14
Output R
014
[PHONES/OUTPUT] 端子の L, R にレベルメーター(JIS-C フィルター使用)を接続します。
(33 Ω負荷)
[MASTER VOLUME] を最大にして、出力レベルをチェックします。
・PHONES L: − 55.0 dBu 以下
・PHONES R: − 5.0 dBu ± 2 dB
15
Output L
015
[PHONES/OUTPUT] 端子の L, R にレベルメーター(JIS-C フィルター使用)を接続します。
(33 Ω負荷)
[MASTER VOLUME] を最大にして、出力レベルをチェックします。
・PHONES L: − 5.0 dBu ± 2 dB
・PHONES R: − 55.0 dBu 以下
F2
C#2
G#2