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MOTIF XS6/MOTIF XS7/MOTIF XS8
[MASTER VOLUME] を操作し、[OUTPUT R] の音量
が滑らかに変化することを確認します。
(Slave 側 SWP51(DM: IC011) から Wave ROM の正弦波
形を発音させ、指定された出力ジャックに出力させます。
)
[ テスト方法 ]
[OUTPUT L/MONO]、[OUTPUT R]、[ASSIGNABLE
OUTPUT L, R]、[PHONES(L), (R)] 端子に各測定器を接
続します。各出力の周波数、出力波形、出力レベルを周
波数カウンタ、オシロスコープ、レベル計(JIS̲C フィ
ルター付き)で観測します。
[MASTER VOLUME] は Max とします。
発音中は、LCD 表示が以下の様になります。
ON
15 : OUTPUT-R
TEST
MOTIF XS Test Program
[ チェック項目 ]
[OUTPUT L/MONO]: -85.0 dBu 以下 ( 負荷 10 kohm)
[OUTPUT R]:
1 KHz ± 1.5 Hz、
正弦波、
+5.0 ± 2 dBu
( 負荷 10 kohm) ( 歪率 0.1 %以下 )
[MASTERVOLUME] ノブを操作し、
[OUTPUT L/MONO] の音量が滑ら
かに変化することを確認します。
[OUTPUT L/MONO, R]:
[OUTPUT R] 端子からプラグを抜
い た 時、[OUTPUT L/MONO] 側
に 正 弦 波、-1.0 ± 2 dBu( 負 荷 10
kohm) が出力されることを確認し
ます。
[ASSIGNABLE OUTPUT L]:
-85.0 dBu 以下 ( 負荷 10 kohm)
[ASSIGNABLE OUTPUT R]:
1 KHz ± 1.5 Hz、正弦波、+4.0 ± 2 dBu
( 負荷 10 kohm) ( 歪率 0.1 %以下 )
[PHONES(L)]:
-70.0 dBu 以下 ( 負荷 33 ohm)
[PHONES(R)]:
1 KHz ± 1.5 Hz、正弦波、-2.0 ± 2 dBu
( 負荷 33 ohm) ( 歪率 0.1 %以下 )
[DIGITAL OUT(R)]: Digital 入 力 付 き の パ ワ ー ド モ ニ
ター SP で音出しをし、歪みの無
い正弦波を確認します。[DIGITAL
OUT(L)] 端子で確認されていれば
特に確認する必要はありません。
[ 判定結果の表示 ]
OK: 表示なし
NG: 表示なし
[ 判定結果の MIDI コード出力 ]
なし
[ テストの終了方法 ]
・MANUAL MODE:
[EXIT] ボタンを押すと、テストは終了し、
[ 最初の表示 ]
と同じ画面表示をして、テストナンバー待ち状態にな
ります。
・MIDI MODE:
他のテストのテストコードを送ると、テストは終了し、
新たに送られてきたテストコードのテストが実行され
ます。
[ その他 ]
なし
T16:
A/D → D/A (MIC)
(テストコード : A01000)
[ 最初の表示 ]
Press [ENTER]
16 : AD-DA (MIC)
TEST
MOTIF XS Test Program
[ テスト内容 ]
A/D 入力から D/A 出力までの信号経路をテストします。
(Default で Gain は MIC になっています。)
ADC からの入力を SWP51(Master 側 (DM: IC010)) を
経由し DAC に出力させます。AD Gain は CPU 経由で
MIC に設定します。
[ テスト方法 ]
[A/D INPUT L] 端子に、以下の順序で、1 kHz ± 5 Hz、
-52.0 dBu ± 0 dBu( 歪率 0.1 %以下 ) の正弦波を入力し、
[OUTPUT L/MONO, R] 端子から以下のレベルの出力が得
られることを確認します。