1-5
JAPANESE
JAPANESE
DCR-SX30E/SX31E/SX40/SX40E/SX41/SX41E/SX50E/SX60/SX60E_L2
1-5. 自己診断機能
1-5-1.
自己診断機能について
本機の動作に不具合が生じたとき,自己診断機能が働き,
L C D 画面に,どう処置したらよいか判断できる表示を行い
ます。自己診断機能については取扱説明書にも掲載されて
います。
1-5-2.
自己診断表示
本機の動作に不具合が生じたとき,L C D 画面のカウンタ表
示部分がアルファベットと数字の4桁表示になり,3.2Hzで
点滅します。この5 文字の表示によって対応者分類および不
具合の生じたブロックの分類,不具合の詳細コードを示し
ます。
1 1
3 1
C
対応者分類
「1-5-3. 自己診断コード表」
を参照
対応方法の違いにより分類
例
31 ・・ ・テープを入れ直す
32 ・・ ・電源を入れ直す
ブロック分類
詳細コード
3.2Hz点滅
C :お客さま自身で対応
H :販売店で対応
E :サービスエンジニア
で対応
LCD画面
C : 3 1 : 1 1
症状/状態
標準以外のバッテリを使用している
メモリースティック デュオ
が正
しく初期化されていない
メモリースティック デュオ
が壊
れている
アクセスエラー
フラッシュメモリが書き換えられて
いる
ドライブ不良
フォーカスが合いにくい
(フォーカスの初期化ができない)
ズーム動作の異常(ズームレンズの
初期化ができない)
フォーカス,ズーム異常
フラッシュメモリの書込み/消去動
作不良
内蔵メモリー不良
対応/方法
インフォリチウムバッテリを使用する。
メモリースティック デュオ
を初期化する。
新しい
メモリースティック デュオ
に交換する。
電源を外し,再度入れ直してから操作する。
フラッシュメモリのデータを元の値に戻す。(注1)
内蔵メモリー(VC-560基板IC8701)を点検または交換す
る。(注2)
タッチパネルでフォーカス操作をしたときにフォーカス動
作をすれば,レンズブロックのフォーカスリセットセンサ
(VC-560基板CN5401
8
ピン)を点検する。フォーカス動
作をしなければフォーカスモータ駆動回路(VC-560基板
IC5401)を点検する。
ズームレバーを操作したときにズーム動作をすれば,レン
ズブロックのズームリセットセンサ(VC-560基板CN5401
q;
ピン)を点検する。ズーム動作をしなければズームモー
タ駆動回路(VC-560基板IC5401)を点検する。
フレキ切れ,半差し等の点検を行う。問題がない場合は
フォーカス/ズームモータ駆動IC(VC-560基板IC5401)周辺
回路を点検する。
フラッシュメモリ(VC-560基板IC7801)を点検する。
内蔵メモリー(VC-560基板IC8701)を初期化する。
内蔵メモリー(VC-560基板IC8701)を点検または交換す
る。(注2)
1-5-3. 自己診断コード表
C
C
C
E
E
E
E
E
E
E
ブロック
機能
0
4
1
3
1
3
2
0
3
1
6
1
6
1
6
1
9
4
9
4
詳細
コード
0
0
0
1
0
2
0
0
0
0
0
0
1
0
1
1
0
0
0
1
自己診断コード
対
応
者
注1:
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を参照してください。
注2:
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「INTERNAL MEMORY ADJUSTMENTS」を参照してください。