DSC-T99/T99C/T99D/T99DC_L2
1-4
1-1. SY-270基板交換時の注意
仕向けデータ
補修用基板と交換する時,補修用基板に書かれている仕向けデータは元の設定と違っている場合があります。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を実行させてください。
リストアデータ
補修用基板と交換する時,交換前の基板よりデータを取得してください。
データの取得はAdjust StationからAdjust Manualを起動させて「RESTORE DATA」を実行させてください。
本機で取得されるデータは下記になります。
・ USB SERIAL No.
・ Angular Velocity Sensor sensitivity adjustment
・ Wide Limit adjustment
・ AWB standard data input & check, Color reproduction check
・ Strobe adjustment
Note:
交換前の基板よりデータが読み取れない場合は,SY-270基板とレンズを同時に交換する必要があります。
PMB Portableについて
本機の内蔵メモリー内にはPMB Portableが書き込まれています。
補修用SY-270基板は,PMB Portableが書き込まれた状態で供給されます。
USBシリアルNo.
セットは,1台毎に異なる固有のID(USB Serial No.)を書き込んだ後,出荷されています。
新品の補修用基板には,このIDが書き込まれていないので,基板交換後にIDを入力する必要があります。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「USB SERIAL No. INPUT」を実行させてください。
角速度センサ
補修用基板と交換する時,角速度センサ(SE401)の感度表示を書き留めてください。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「Angular velocity sensor sensitivity adj.」を実行させてください。
SY-270 BOARD (SIDE A)
PPP
YYY
PPP: PITCH
感度表示
YYY: YAW
感度表示
S E 4 0 1
Note:
SY-270基板のSE401感度表示は補修用基板にしか記載されておりません。
– JAPANESE –
1-3. 内蔵メモリーのデータコピーおよび消去方法
内蔵メモリーのデータコピーまたは消去はホーム画面の操作から実行可能です。
(消去する場合は内蔵メモリーの初期化を行います。)
Note1:
SY-270基板交換の際は,基板交換前に内蔵メモリーのデータを消去して下さい。
Note2:
SY-270基板交換の際は,基板交換後に内蔵メモリーのフォーマットおよび初期化を実行して下さい。
内蔵メモリーのコピー方法
コピー
内蔵メモリーに記録した画像を、メモリーカードに一括コピーします。
1
充分な空き容量のあるメモリーカードを本機
に入れる
2
(設定)
(メモリーカード
ツール)
[コピー]
[
OK
]
ご注意
充分に充電したバッテリーをご使用ください。残量の少ないバッテリーを使用して画像ファイルを
コピーすると、バッテリー切れのためデータを転送できなかったり、データを破損するおそれがあり
ます。
画像ごとのコピーはできません。
データをコピーしても、内蔵メモリー内のデータは削除されません。内蔵メモリーの内容を消去す
るには、コピー後にメモリーカードを本体から取りはずし、
[内蔵メモリーツール]の[フォーマット]
を行ってください。
データをコピーするとメモリーカード内に新しいフォルダが作成されます。コピー先のフォルダを
指定することはできません。
内蔵メモリー、もしくはメモリーカードのフォーマット方法
フォーマット
メモリーカードまたは内蔵メモリーをフォーマット(初期化)します。
メモリーカードの動作を安定させるために、メモリーカードを本機で初めてお使いにな
る場合には、まず本機でフォーマットすることをおすすめします。
フォーマットすると、メモリーカードに記録されているすべてのデータは消去され、元
に戻すことはできません。大切なデータはパソコンなどに保存しておいてください。
1
(設定)
(メモリーカード
ツール)、または (内蔵メモリーツール)
[フォーマット]
[
OK
]
ご注意
フォーマットすると、プロテクトしてある画像も含めて、すべてのデータが消去され、元に戻せませ
ん。
1-2. レンズ交換時の注意
レンズ交換時、補修用レンズ添付データシート掲載のPITCH/
YAWデータを書き留めてください。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「Angular velocity
sensor sensitivity adj.」を実行させてください。
Note:
PITCH/YAWデータは補修用部品にのみ記載されています。
L1/L2
FN
XX YY
W端調整データ(2バイトデータ)
FNデータ
PITCH/YAWデータ
FNデータ
PITCHデータ YAWデータ
XX YY
XX
P.PP/Y.YY
Note:
PITCH/YAWデータは補修用部品にのみ記載されています。
L1/L2
FN
XX YY
W端調整データ(2バイトデータ)
FNデータ
PITCH/YAWデータ
FNデータ
PITCHデータ YAWデータ
XX YY
XX
P.PP/Y.YY