
リタール エンクロージャー
クーリングユニット
35
7
点検とメンテナンス
JP
6.1.10 e-
コンフォートコントローラーのリセット
A03
、
A06
、
A07
の障害が発生した後は、必ず
e-
コ
ンフォートコントローラーをリセットしてください。
キー
1(
)
と
3 (
) (
図
23)
を同時に
5
秒間押し続けま
す。
システムメッセージが消え、温度表示に戻ります。
7
点検とメンテナンス
冷媒回路は、メンテナンスフリーの完全密封システ
ムです。
クーリングユニットには製造時に充分量の冷
媒が充填されており、密閉状態をチェックした上で、
更に機能性試験が行われています。
組み込まれているメンテナンスフリーのファンは
ボールベアリングを採用しており、湿気やほこりか
ら保護されていて、温度監視も装備されています。
期待寿命は最低
30.000
運転時間です
(L10, 40°C)
。そ
のため、クーリングユニットはほとんどメンテナン
スが不要になります。外部の空気循環経路に設置さ
れている機器のみ、汚れ具合を見ながら掃除機や圧
縮空気で適宜お手入れをしてください。油汚れがこ
びりついた場合などは、水系洗浄剤など不燃性の洗
浄剤で取り除いてください。
メンテナンス周期:
2000
運転時間。周囲空気の汚染
度、空気中の浮遊物質の量に応じて、メンテナンス
周期が短縮されることがあります。
メンテナンスの手順:
–
汚染度
(
汚れ具合
)
を調べる。
–
フィルターは汚れていますか?状態によっては
フィルターを交換する。
–
冷却フィンは汚れていますか?状態によってはク
リーニングする。
–
テストモードをアクティブにする;冷却機能に異
常はないか?
–
圧縮機やファンの騒音レベルをチェックする。
7.1
圧縮空気によるクリーニング
3304.xxx
、
3305.xxx
イラスト
27:
電源プラグを抜く
E0
ディスプレイメッセー
ジ
コントロールボードとディスプレイ
間の接続問題
リセット:電源を切り、
2
秒ほどたってか
ら再度電源を入れる
ケーブルの故障;コネクターの接続
不良
ボードを交換する
OL
過負荷
周囲パラメーター
(
周囲条件
)
もしくはロスパワー
(
熱損失
)
がユニットの使用範
囲外
LH
発熱過小
エンクロージャー内のロスパワー
(
熱損失
)
が小さすぎる
b07
冷凍サイクルのリー
ケージ
センサー
B3
および
B4
の差し違い
該当するセンサーを差し替える
rSt
リセット
手動式リセットを必要とする、
ディスプ
レイ表示
システムメッセージ
考えられる原因
障害復帰のための処置
表
5:
e-
コンフォートコントローラーの障害復帰
警告!
ユニットには電圧がかかっています。
ユニットを開ける前に電源を切り、誤っ
ての再投入がないように、安全策を講じ
てください。
注意!
冷媒回路の修理作業は、必ずリタールに
お任せください。
注意!
クリーニングには、絶対に可燃性の液体
を使用しないでください。