
重 要
電源投入モード切り替えスイッチを「 B」側にして使用する場合は、
乾電池を抜いた状態で使用してください( 電池が入っていると、電源
投入モードが正常に動作しません)。
付属の圧電式加速度ピックアップ PV-57I を使用する場合
重 要
接続コードおよび圧電式加速度ピックアップの取り付け・取り外しは
必ず本器の電源を切った状態で行ってください。
付属のカールコード VP-51KI で下図のように本体に接続します。
測定モード
ピックアップ感度
測定レンジ
周波数範囲
ACC(m/s
2
)
加速度
0.1〜0.99
10〜10000
3 Hz〜1 kHz
3 Hz〜5 kHz
3 Hz〜20 kHz
1 Hz〜100 Hz
1.0〜9.9
1〜1000
10〜99
0.1〜100
VEL(mm/s)
速度
0.1〜0.99
100〜10000
3 Hz〜1 kHz
10 Hz〜1 kHz
1.0〜9.9
10〜1000
10〜99
1〜100
DISP(mm)
変位
0.1〜0.99
1〜1000
3 Hz〜500 Hz
10 Hz〜500 Hz
1.0〜9.9
0.1〜100
10〜99
0.01〜10
4. 入力信号が回路内で飽和すると[OVER]と表示され、赤色バックライ
トが点灯します。
[OVER]の表示が出ないように、レンジ切り替えスイッチでレンジを
切り替えて、見やすい表示にしてください。
測定データの保存
表示されている測定データを内部のメモリに保存します。
保存される内容は、バーグラフと電池残量を除く下記のデータです。
年月日時分、測定レンジ(フルスケール値)、測定値、測定モード、
指示特性、周波数範囲、過負荷の有無
1. 任意のアドレスにデータを保存する場合は、数値変更スイッチでスト
アアドレスを設定します。
重 要
すでにデータが保存されているアドレスに対して再度保存すると、
新しいデータが上書きされます。
2. ストアスイッチを押して画面に表示されているデータを保存します。
( ホールドスイッチを押して画面に表示されているデータを一時ホー
ルドして保存することもできます。)
3. ストアスイッチを押すと、瞬間的に表示画面が消えて、データが保存
され、ストアアドレスが 1 つ進みます。
ストアアドレスが 999 のときストアスイッチを押すと、次のストアア
ドレスは 000 になります。
圧電式
加速度ピックアップ
PV-57I
カールコード
VP-51KI
BNCコネクタ
入力端子
設定
設定モード
測 定/設 定 モード 切 り 替 え ス イッチ を 押 す 毎 に、MEAS( 測 定 画 面)と
MODE(設定モード画面)とが切り替わります。
年月日時分および感度の設定
設定モード画面では、設定項目変更スイッチ[▶]を押すごとに、年→月→
日→時→分→圧電式加速度ピックアップの感度→年と変わります。
時刻は 24 時表示です。
圧電式加速度ピックアップの
感度表示部
点滅している個所が変更できます。数値変更スイッチ[▲][▼]キーで数
値を送ってください。[▲]キーで数値が増え、[▼]キーで減ります。2 秒以
上押し続けると早送りになります。
圧電式加速度ピックアップの感度の設定
使用する圧電式加速度ピックアップの感度校正表に記載されている感度に
設定してください。設定する感度は必要に応じて四捨五入してください。
1. 圧電式加速度ピックアップの感度表示部を点滅させます。
2. 数値変更スイッチ[▲][▼]キーで数値を送ってください。[▲]キー
で数値が増え、[▼]キーで減ります。2 秒以上押し続けると早送りに
なります。表示は 0.10〜99 まで下記のように表示します。
表示は
0.10〜1.0 までの表示は 0.01 ステップで変化
1.0〜10 までの表示は 0.1 ステップで変化
10〜99 までの表示は 1 ステップで変化します。
測定
振動の測定
1. 本器の POWER キーを 2 秒以上長押しして電源を「ON」にします。
2. 測定モード切り替えスイッチで測定モードを選択します。
3. 周波数範囲と指示特性を設定します。
測定モードとピックアップ感度、測定レンジ、周波数範囲の関係は右
上の表のようになっています。
付属の圧電式加速度ピックアップ PV-57I を使用して、ACC で測定す
る場合、測定レンジはフルスケール 1 から 1000 の間で設定できます。
周波数範囲は測定する目的に応じて設定します。
リコール表示
年月日時分
フルスケール
過負荷表示
測定モード
測定値
指示特性
ストアアドレス
周波数範囲
保存される内容
リコールモード
リコールスイッチを押すと、表示画面に[RECALL]と表示されリコール
モードになり、保存されたデータを表示します。再度押すと測定モードに
なります。
1. リコールスイッチを押してリコールモードにします。
2. 数値変更スイッチで読み出すストアアドレスを指定します。
保存されたデータの消去
リコールスイッチを押しながら電源を投入すると、保存されたデータがす
べて消去されます。消去には 5 秒以上かかり、消去中は画面が消灯します。
消去後は測定画面に移行します。
本簡易取扱説明書中の会社名、商品名は一般に各社の登録商標または商標で
す。
リオン株式会社 本社/営業部
http://www.rion.co.jp/
東京都国分寺市東元町 3 丁目 20 番 41 号
〒 185-8533
TEL(042)359-7887(代表) FAX(042)359-7458
東日本営業所
さいたま市南区南浦和 2-40-2 南浦和ガーデンビルリブレ
〒 336-0017
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西日本営業所
大阪市北区梅田 2 丁目 5 番 5 号横山ビル 6F
〒 530-0001
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FAX(06)6346-3673
東海営業所
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〒 460-0002
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FAX(052)232-0458
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〒 812-0025
TEL(092)
281-5366
FAX(092)
291-2847
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