使用上のお願い
「安全上のご注意」に記載されている内容とともに、以下の事項をお守りください。
取り扱いはていねいに
落としたり、強い衝撃や振動を与えないでください。
使用温度範囲は、0℃~40℃でお使いください
0℃を下回る寒いところや、40℃を超える暑いところでは内部の部品に悪影響を与えるおそれがあります。
ケーブルの抜き差しは電源を切ってから
本機に電源スイッチはありません。ケーブルを抜き差しする場合には、DC12 V電源、あるいはPoE+給電装置の電源をOFFに
してください。
湿気、ほこりの少ないところで
湿気、ほこりの多いところは、内部の部品がいたみやすくなりますので避けてください。
お手入れは
電源を切って乾いた布で拭いてください。
汚れが取れにくいときは、うすめた台所用洗剤(中性)を布にしみ込ませ、よく絞り、軽く拭いた後、水拭きしてから、乾いた布
で拭いてください。
NOTE
ベンジンやシンナーなど揮発性のものは使用しないでください。
化学ぞうきんを使用するときは、その注意事項をよくお読みください。
火を近づけないでください
ろうそく等の炎を機器の近くに置かないでください。
水をかけないでください
直接水をかけないでください。故障の原因になります。
廃棄のときは
本機のご使用を終え、廃棄されるときは環境保全のため、専門の業者に廃棄を依頼してください。
液晶パネルについて
液晶パネルのドットについては有効画素の99.99%以上の高精度管理をしていますが、0.01%以下の画素欠けや常時点灯する
ものがあります。これは故障ではなく、映像に何ら影響を与えるものではありません。
表示映像によっては、画面にムラが発生する場合があります。
液晶部を固い布で拭いたり、強くこすったりすると、表面に傷がつく原因となります。
液晶の応答速度や輝度は使用温度によって変化します。
本機を、温度や湿度の高いところに長時間放置すると、液晶パネルの特性が変化し、ムラの原因となります。
液晶パネルはその特性上、明るい静止画などの長時間連続表示や、高温多湿環境下での連続使用をすると、残像、輝度低下、焼き
つき、すじなどが発生したり、パネルの一部分の明るさが、しみのように恒久的に変化したままになる場合があります。
また、次のような環境での連続使用は避けてください。
高温多湿になる密閉された場所
空調設備の吹き出し口近くなど
上記のような映像や環境での長時間使用は液晶パネルの経年変化を早めます。
経年変化の現象を未然に防ぐため、次のことをお勧めします。
明るい静止画などは長時間連続して表示しない
輝度を下げる
使用しない場合は本体(CCUまたはハブの電源)の電源を切る
残像現象は、画面表示を変えることで徐々に解消される場合もあります。
PoE+給電について
ソフト認証の必要なPoE+給電装置を使用する場合、給電開始から動作可能になるまで数分かかる場合があります。
外部DC電源とPoE+給電の両方を接続した場合は、外部DC電源が優先となります。両方を接続した状態から、外部DC電源を抜
くと自動で再起動となり、映像が切れます。
PoE+給電に使用するケーブルは、カテゴリー5e以上のケーブルをご使用ください。また、給電装置と本装置間のケーブル長は
最大100 mです。カテゴリー5以下のケーブルを使用すると給電能力が低下するおそれがあります。
ギガビットイーサネット対応パーソナルコンピューターとPoE+インジェクターをストレートのLANケーブルで接続している場
合は、まれにパーソナルコンピューターで認識されないことがあります。その場合は、パーソナルコンピューターと本機間をクロ
スのLANケーブルで接続(またはクロス接続)してください。
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はじめに