
5 製品使用前の準備
注意
不適切なアライメントや組み立てにより発生する危険性
義肢パーツの損傷により、装着者が負傷するおそれがあります。
►
アライメントおよび組立方法に従ってください。
備考
►
全ての材料が使用できるとは限りません。 使用できない材料が
ある場合は、各国のオットーボック社支社
(オットーボック・ジャパン)に代わりの材料を問い合わせて
ください。
5.1 ソケット製作の準備
備考
ダイナミック バキュームシステムは、TSB ソケットまたは特定の
耐荷重ソケットと組合わせてご使用になれます。以下の取扱指示に
従ってください。
►
陽性モデルの成形中は、ライナー装着時の断端の長さを変更し
ないで型を取ってください。
►
成形中は、 石膏型を短くしないでください。
>
必要な材料:
ピストンダミー、シリコーンダミー、バルブダ
ミー(長、短)、99B25
ナイロンストッキネット、
99B81=70X19X5 PVA バッグ、糸、633W8 ワックス、636K8* プラ
スタバンド
1) 石膏型の遠位をフラットにすると、長軸方向にダミーを配置する
ことができます(画像参照
2)。石膏型にピストン(ダミー)を
配置して、ネジでかるく締めます。
2) ナイロンストッキネットを石膏型に被せてください。
3) ピストンダミーと石膏型の間でナイロンストッキネットを結ん
で、余ったナイロンストッキネットを短く切ります(画像参照
3)。
4) ネジを完全に締めます(画像参照
4)。
164
5)
備考: 仮ソケットを成形する際は PVA バッグは不要です。
PVA バッグを石膏型の上に被せます。
6) ピストンダミー下の切り取られた箇所で糸を使って PVA バッグ
を結びます(画像参照
7) 小刀で余った PVA バッグを切り取ります。
8) ピストンダミーの上にシリコーンダミーを置きます。この作業中
に、PVA バッグがとび出していないことを確認してください(画
像参照
9)
備考: シリンダー本体の排気口を内側から閉じてしまわないよう
注意してください。シリンダー本体を配置してから、バルブダ
ミーのネジを締めてください。
ピストンダミーの上にシリンダーを置きます。義肢のアラインメ
ントにしたがって、排気口を内外側方向に位置させます。
10) ワックスで押さえネジの頭部を絶縁します。
11) 止めネジの頭部にプラスタバンドを詰めます(画像参照
12) 排気口にバルブダミーをネジ止めして、バルブダミーにあるO-リ
ングで開口部を閉じます(画像参照
13) プラスタバンドを塗ってバルブダミーのスロットを閉じます。
5.2 ソケットの成形
5.2.1 オプション:チェックソケットの成形
>
必要な材料:
テルモリン(
616T52*テルモリンリジッド、
616T83*テルモリンクリア)、616S5*ベタシル
1) 義肢ソケット製作の準備をします(
ページ参照)。
2) シリンダーの上からプラスタバンド2本を縦方向に前側と後ろ側
の両方に取り付けます。こうしておくと試歩行後にシリンダーを
外しやすくなります(画像参照
3) シリンダーの近位端部の周りにプラスタバンドを取り付け、義肢
ソケットを密封します(画像参照
4) 真空成形を行なってください。
5) 義肢ソケットの仕上げを行います(
ページ参照)。
6)
義肢ソケットに漏れがある場合:
シリンダー本体から義肢ソ
ケット内部のすき間をベタシルで塞ぎます。
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Page 180: ...10 기술 데이터 식별번호 4R220 중량 g 210 시스템 높이 mm 37 장착 높이 mm 31 재료 알루미늄 최대 체중 kg 150 180 ...
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