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安全上のご注意

●警告表示の意味

安全上の要点

(1)  下記環境では使用、保管しないでください。

・屋外または直射日光が当たるところ
・風雨にさらされるところ
・振動、衝撃の影響が大きいところ
・温度変化の激しいところ
・氷結、結露の恐れのあるところ
・水がかかるところ、被油のあるところ
・塵あい、腐食性ガス(特に硫化ガス、アンモニアガスなど)の

   あるところ

・静電気やノイズの影響を受けるところ
・虫や小動物がいるところ

(2) 作業者がすぐ電源を OFF できるようスイッチまたはサーキット

ブレーカを設置し、適切に表示してください。

(3) 取り付けの際は、正しい方向に設置してください。
(4) 電源端子は危険電圧を考慮して使用してください。
(5) 配線に使用する電線は、記載された適切なものを使用してくだ

さい。

(6) 電源電圧は、仕様、定格の範囲内でご使用ください。入力電圧

は、仕様、定格の範囲内でご使用ください。

(7) 配線用圧着端子は指定サイズのものをご使用ください。
(8) 使用しない端子には何も接続しないでください。
(9) 機器を使用する前には必ず配線の確認をおこなった上で、電源

を投入してください。

(10) 過剰な力でリリースホールにマイナスドライバを押し込むと、

端子台が破損する恐れがあります。リリースホールにマイナス
ドライバを押し込む場合は、15N 以下の力で操作してください。

(11) 受信電波障害を受ける恐れがあります。電波受信機を近くで使

用しないでください。

(12) 最大端子温度は 80℃のため、配線は耐熱仕様 80℃以上の電線

を使用してください。

(13) 表示用の LCD および LED が正常に動作していることをご確

認ください。ご使用環境によっては、劣化を早め、表示不良にな
ることがあります。

(14) 通信のケーブル長については仕様範囲内でご使用ください。

なお、通信距離仕様、ケーブル仕様については、

「形 K7GE-MG 

ユーザーズマニュアル」

(Man. No. :SGTE-723)を参照して

ください。

(15) 誘導ノイズを防止するために、製品の端子への配線は、高電圧、

大電流の動力線とは分離して配線してください。また、動力線と
の並行配線や同一配線を避けてください。配管やダクトを別に
すると効果があります。

(16) フロントシートの剥がれ・破れが生じた状態で使用しないで

ください。

(17) 警報出力機能は設定したしきい値を下回った場合に出力する

機能であるため、制御などには使用しないでください。

(18) 外来ノイズを防止するために制御盤内でご使用ください。
(19) 廃棄する場合は、産業廃棄物として処理してください。
(20) 本機が計測動作中には負荷の充電部端子には絶対に触らない

でください。

(21) 本機は、法定点検には使用できません。法定点検には、定期的に

校正された計測器をご使用ください。

(22) 配線する際は、ゆとりを持った配線長さにしてください。
(23) 端子の極性を確認し、正しく配線してください。入出力端子な

どに誤配線のないようにしてください。

(24) 本機のメガー電圧は DC50V です。この電圧で故障する可能性

のある機器には使用しないでください。

(25)周囲温度および湿度は仕様範囲内で使用および保管してくださ

い。

 必要により、

 強制冷却してください。

(26)お使いになる前に本書をよく読んで、十分に理解してください。

故障、誤動作、誤不動作を避けるために、以下のご使用方法をお守りくだ

さい。

(1) 使用時および定期メンテナンス時、正しい動作ができていることを

確認のうえご使用ください。

(2) 本機を DIN レールに取り付ける際は、右記の取り付け方法に従っ

て正しく取り付けてください。

(3) より線の配線後には、電線がはみ出していないことを確認してくださ

い。

(4) 渡り配線の場合、複数台を並列接続されると、多大な電流が流れ

るため、1 端子あたり10A までにしてください。

(5) 推奨工具以外をご使用されると端子台を破壊する恐れがあります。

リリースホールの操作には推奨のマイナスドライバをご使用くださ

い。

(6) 本製品は電気の知識を有する専門家が取り扱ってください。取り

扱いは本書をよく理解してから行ってください。

(7) 電源電圧、入力などを供給する電源、変成器は最適な容量、定格

負担のものをご使用ください。

(8) 電源投入時には 1 秒以内に定格電圧に達するようにしてくださ

い。

(9) 発熱体との密着取り付けはしないでください。
(10)強い高周波を発生する機器やサージを発生する機器から、

できる だ

け離して設置してください。

(11)製品に荷重がかからないように設置してください。
(12)本機の動作に異常が生じたときは速やかに停止させ交換などの適

切な処置をとってください。

(13)安全装置、人命にかかわる用途には使用しないでください。
(14)

メインユニットとプローブユニットを確実に連結させてご使用くださ
い。

(15)

プローブユニット増設台数は仕様範囲内で行ってください。

(16)動力源と負荷の間には必ず電磁接触器などを設置し、本機はその

二次側に配線してください。

(17)本機が計測動作中には負荷を活線状態にはしないでください。
(18)

モータ停止待ち時間の設定値は、

コンタクタ OFF から負荷が完全

停止するまでの時間以上に設定してください。

(19)製品を誤って落下させた場合、製品内部が破損している恐れがあ

るため、使用しないでください。

(20)

リリースホールには配線しないでください。

(21)端子台のリリースホールにマイナスドライバを押し込んだ状態で、

イナスドライバを傾けたり、

ねじったりしないでください。端子台が破

損する恐れがあります。

(22)

リリースホールにマイナスドライバを押し込むときは斜めにして入れ
てください。

まっすぐに入れた場合は端子台が破損する恐れがありま

す。

(23)

リリースホールに固定させたマイナスドライバを落下させないように
ご注意ください。

(24)電線は無理に曲げたり、

引っぱったりしないでください。断線する恐

れがあります。

(25)端子穴1つに複数の電線を挿入しないでください。
(26)清掃の際は、

シンナー類・アルコールなどの液体は使用せず、柔ら

かい布などで乾拭きをしてください。

• プローブユニットから負荷への配線には、定格電流7A以下で、Class CC、Class J、

もしくはClass Tのヒューズをご使用ください。

• 製造者が指定しない方法で機器を使用すると、機器が備える保護が損傷する可能性があります。

• 制御盤内など組み込み機器として設置してご使用ください。

• 下の表は、主電源供給システムの形態ごとに、各測定カテゴリで使用可能な公称電圧および測定回路への接続をまとめたものです。

これ以上の

カテゴリ・条件で使用しないでください。

この商品は「class A」

(工業環境商品)です。住宅環境でご利用され

ると、電波妨害の原因となる可能性があります。その場合には電波
妨害に対する適切な対策が必要となります。

ご承諾事項

当社商品は、一般工業製品向けの汎用品として設計製造されています。従
いまして、次に掲げる用途での使用を意図しておらず、お客様が当社商品
をこれらの用途に使用される際には、当社は当社商品に対して一切保証を
いたしません。ただし、次に掲げる用途であっても当社の意図した特別な
商品用途の場合や特別の合意がある場合は除きます。
(a) 高い安全性が必要とされる用途(例:原子力制御設備、燃焼設備、航

空・宇宙設備、鉄道設備、昇降設備、娯楽設備、医用機器、安全装置、
その他生命・身体に危険が及びうる用途)

(b) 高い信頼性が必要な用途(例:ガス・水道・電気等の供給システム、24

時間連続運転システム、決済システムほか権利・財産を取扱う用途な
ど)

(c) 厳しい条件または環境での用途(例:屋外に設置する設備、化学的汚染

を被る設備、電磁的妨害を被る設備、振動・衝撃を受ける設備など)

(d) カタログ等に記載のない条件や環境での用途
* (a)から(d)に記載されている他、本カタログ等記載の商品は自動車(二輪

車含む。以下同じ)向けではありません。自動車に搭載する用途には利
用しないで下さい。自動車搭載用商品については当社営業担当者にご相
談ください。

* 上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、総合カタログ、データ

シート等最新版のカタログ、マニュアルに記載の保証・免責事項の内容を
よく読んでご使用ください。

軽度の感電、発火、機器の故障が稀に起こる恐れがありま

す。製品の中に金属、導線または、取り付け加工中の切粉な

どが入らないようにしてください。

爆発により稀に軽度の傷害の恐れがあります。引火性、爆発
性ガスのあるところでは使用しないでください。

軽度の感電、発火、機器の故障が稀に起こる恐れがあります。
分解、改造、修理したり、内部に触らないでください。

誤配線のまま使用すると、稀に発火による物的損害が起こる恐
れがあります。電源投入時には、配線に間違いないことを確認し

てください。

配線材の取り付けが浅いと、稀に発火による物的損害が起こる
恐れがあります。配線する際は、配線材を確実に奥まで差し込ん

でください。

感電により軽度の傷害が稀に起こる恐れがあります。通電中

はボタンを除く製品本体に触らないでください。

保護接地端子( )

は、必ずアースに接続してください。保護

導体の電線はAWG16を使用してください。

製品の故障により監視不能や警報出力が出なくなると本機
へ接続されている設備、機器等への物的損害が稀に起こる
恐れがありますので、本機の定期的な点検をしてください。本
機の故障時にも安全なように、別系統で監視機器を取り付け

るなどの安全対策を行ってください。

注意

正しい取扱いをしなければ、

この危険のために、

時に軽傷・中程度の傷害を負ったり、

あるいは物

的損害を受ける恐れがあります。

●感電注意
特定の条件において、

感電の可能性を注意する通告。

●禁止図記号一般
特定しない一般的な禁止の通告。

●分解禁止
機器を分解することで感電などの傷害が起こる可能性が
ある場合の禁止通告。

●強制図記号の一般
特定しない一般的な使用者の行為を指示する図記号。

安全上の要点

製品を安全に使用するために実施または回避
すべきことを示します。

使用上の注意

製品が動作不能、誤動作、または性能・機能へ
の悪影響を予防するために実施または回避す
べきことを示します。

●図記号の意味

●DIN レールへの取り付け

●DINレールからの取り外し

マイナスドライバなどで DIN

レール取付フックを下へ引き

出して、下側から持ち上げてく

ださい。

本機から他の機器までの距離

を 30mm 以上取ると取付、

取り外しが容易になります。

① ユニット同士を連結させます。

⑤ 左右にエンドプレート

(別売)

取り付けます。
ユニットを挟み込むように隙間

なく取り付けてください。
また、

エンドプレート間に設置

するユニットは、

メインユニット

1 台とプローブユニット 8 台ま

でとしてください。

適用 DIN レール

形 PFP-100N(100cm)

形 PFP-50N(50cm)

安全規格対応について

EN/IEC規格対応について

K7GE-MG

絶縁抵抗監視機器

使用上の注意

このたびは、オムロン製品をお買い上げいただきまして、まこ
とにありがとうございます。この製品のご使用に際して、下記
のことを守ってください。

この説明書をよくお読みになり、十分にご理解の上、正しく
ご使用ください。

この製品は電気の知識を有する専門家が扱ってください。

お使いになる前に、

「形 K7GE-MG ユーザーズマニュアル」

(Man.No.:SGTE-723)を必ずお読みください。

この説明書はいつでも参照できるように大切に保管してくださ
い。

メインユニットとプローブユニットを連結した状態を本機
と呼びます。

ご不明な点がございましたら、貴社のお取引先、または貴社担
当オムロン販売員にご相談ください。

取り付け方法

② 下側の DIN レール取付フック

を全て引き下げます。

③ 上側のフックをレールに引っ

掛け押し込みます。

④ DIN レール取付フックを全て押し

上げてレールに固定します。

©All Rights Reserved

5641253-5A

注意

エンド

プレート

エンド

プレート

プローブユニット

(形K7GE-MG1)

メインユニット

(形K7GE-MGM)

DIN レールへの取り付けの前に、必ずユニット同士を連結して

おいてください。

30mm

以上

主電源供給システムの形態

三相 4 線式

( 中性点接地 )

TT

TN-C-S

三相 3 線式

( 非接地 )

三相 3 線式

(1 相接地 )

単相 2 線式

交流または直流

単相 ( 分割相 )2 線

交流または直流

P1
P2

N

P3

E

E

L1
L2

N

L3

PE

PEN

P1

P2
P3

E

E

P1

P2
P3

E

E

L1

L2

E

E

L1

L2

E

E

N

CAT Ⅲ

CAT Ⅱ

上記に加えて、

347V/600V

上記に加えて、

480V

上記に加えて、

480V

上記に加えて、

480V

線間電圧

240V

上記に同じ

測定回
路の接

TT:
上図のEを形
K7GE-MGMの7番端子
(PE)に接続します。
P1, P2を形K7GE-MG1
の1番、3番端子に接続し

ます。

TN-C-S:
上図の PE を形
K7GE-MGMの7番端子
(PE)に接続します。
L1, L2を形K7GE-MG1
の1番、3番端子に接続

します。

上図の E を形 K7GE-MGM の 7 番端子 (PE) に
接続します。
P1, P2 を形 K7GE-MG1 の 1 番、3 番端子に接
続します。

上図の E を形 K7GE-MGM の 7 番端子 (PE) に
接続します。
L1, L2 を形 K7GE-MG1 の 1 番、3 番端子に接
続します。

固定
設備

分電盤

CAT Ⅳ

CAT Ⅲ

CATⅡ

CATⅠ

コンセ

ント

屋内配線

引き込み線

測定カテゴリとは、EN/IEC 61010-2-030 で規定されており、測定端子を接続し

てもよい場所・機器を分類したものです。
それぞれのカテゴリは以下の通りです。

CAT Ⅰ  : 過渡過電圧を低レベルに制限するための処置が講じられた回路に接続

される機器

CAT Ⅱ : 固定配線設備 ( コンセントなど ) から供給されるエネルギー消費型機器
CAT Ⅲ : 機器の信頼性および有効性が特に要求される固定配線設備中の機器
CAT Ⅳ : 引き込み口部で使用される機器

● 測定カテゴリとは

線間電圧

300V

線間電圧

300V

相電圧 / 線間電圧

277V/480V

相電圧 / 線間電圧

240V/480V

取扱説明書

JPN

オムロン株式会社

(Side-A)

仕様

線種

線材

推奨電線

被覆剥きしろ

(フェルール端子未使用時)

単線/より線

0.25 〜 1.5mm²

AWG24 〜 AWG16

8mm

電源電圧・周波数  形 K7GE-MGMA  AC100-240V 50/60Hz

形 K7GE-MGMD  AC24V 50/60Hz、DC24V

許容電源電圧 

変動範囲  定格電源電圧の 85 〜 110%

許容電源周波数 

変動範囲  45 〜 65Hz

消費電力 

最大構成(プローブユニット 8 台構成)時
  12.9VA 以下(AC100-240V)/
  7.8VA 以下(AC24V)/4.7W 以下(DC24V)
最小構成(プローブユニット 1 台構成)時
  8.4VA 以下(AC100-240V)/
  4.6VA 以下(AC24V)/2.5W 以下(DC24V)

使用周囲温度 

-10 〜 55℃ (ただし、結露または氷結のないこと)

使用周囲湿度 

25 〜 85%RH (ただし、結露のないこと)

保管温度 

-20 〜 65℃

高度 

2000m 以下

推奨ヒューズ 

T2A タイムラグ高遮断容量

(メインユニット操作電源)

遮断電流 7A 以下、速断型

(プローブユニット電圧入力)

耐振動 

振動数 10 〜 55Hz、片振幅 0.35mm、
加速度 50m/s²、X/Y/Z 各方向  5min×10 掃引

耐衝撃 

100m/s²  3 軸 6 方向  各 3 回

保護構造 

IP20

端子台形状 

プッシュイン Plus

ケース外装色 

黒 (マンセル N1.5)

取り付け 

DIN レール

質量 

メインユニット:約 156g
プローブユニット:約 63g

計測レンジ 

0.1 〜 99.9MΩ(0.1MΩ未満は 0.0MΩ)

計測精度 

±5%rdg±1digit

(周囲温度 -10 〜 55℃、周囲湿度 25 〜 65%RH)

設置環境 

操作電源:
EN/IEC61010-1  過電圧カテゴリⅡ  汚染度 2
測定回路:
EN/IEC61010-2-030  汚染度 2
測定カテゴリは「安全規格対応について」による

電磁環境 

EN/IEC61326-1  Industrial electromagnetic 
environment

配線材

●製品に関するお問い合わせ先

お客様相談室

インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 

●その他のお問い合わせ

納期・価格・サンプル・仕様書は貴社のお取引先、

または貴社担当オムロン販売員にご相談ください。

オムロン制御機器販売店やオムロン販売拠点は、Webページでご案内しています。

●FAXやWebページでもお問い合わせいただけます。

 FAX 055-982-5051 / www.fa.omron.co.jp

クイック

オムロン

0120-919-066

携帯電話・PHS・IP電話などではご利用いただけませんので、

下記の電話番号へおかけください。

電話

 

055-982-5015

(通話料がかかります) ■営業時間:8:00〜21:00

■営業日:365日

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