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取扱説明書

オムロン製品をお買いあげいただきありがとうございます。

この製品を安全に正しくご使用いただくため、

お使いになる前にこの取扱説明書をお読みになり、十

分にご理解ください。

お読みになった後も、

いつもお手元に置いてご利用ください。

E3X-DA□□TW

以下に示す項目は安全を確保するうえで必要なことですので必ず守ってください。
1) 引火性・爆発性ガスの環境では使用しないでください。
2) 製品の分解、修理・改造をしないでください。
3) 定格範囲を超える電圧、電流を印加しないでください。
4) 電源の極性など、誤配線をしないでください。
5) 負荷の接続を正しく行ってください
6) 負荷の両端を短絡させないでください。

安全上の要点

デジタルファイバ光電センサ

使用上の注意

1)電力線、動力線と光電スイッチの配線が同一配管あるいはダクトで行われると誘導を受け、誤

動作あるいは破損の原因となる場合もありますので、別配線またはシールドコードの使用を原
則としてください。

2)

コードの延長は0.3mm

2

以上の線を用い、

100m以下としてください。

 韓国S-mark認定機種を認定品として使用される場合は10m未満としてください。
3)

コード部に加わる力は下記の値以下としてください。

 引っ張り80N以下、

トルク0.1N・m以下、押圧20N以下、屈曲3kg以下

4)

電源投入時の動作

電源を入れてから、E3X-DAが検出可能となる時間は200ms以下です。負荷とE3X-DAが
別電源に接続されている場合は、必ずE3X-DAの電源を先に投入してください。

5)

EEPROM書き込みエラーについて

感度設定

(ティーチング)

時の電源遮断や静電気などのノイズにより書き込みエラー

(動作表

示灯(橙)

:点滅)

が発生した場合、本体の設定キーによる感度設定(ティーチング)

を再度行

ってください。

6)

保護カバーは必ず装着した状態でご使用ください。

■定格/性能 アンプユニット

(*)

(**)

(***)

適用コネクタ E3X-CN21(親コネクタ4芯)、E3X-CN22(子コネクタ2芯)

どちらの

コネクタも使用できます。

エコモード時、デジタル表示消灯時は別売のモバイルコンソールE3X-MC11からのみ

設定可能です。

モバイルコンソール E3X-MC11からは、最大16チャンネル(E3X-DA□□TW8台)が

設定可能です。

(ただし、動作モード、エリア検出は設定できません。)

■各部の名称・機能

チャンネル切替SW

  CH1/CH2の切替

モード切替SW

SET.ADJ.RUNの切替

レベル表示灯

動作表示灯(橙色)

 出力ON時に点灯

設定キー

   ティーチング、

しきい値の調整

   機能変更、表示切替など

ADJ

ADJ

SET

TEACH

MODE

RUN

CH1

1

2

CH2

接続方式

制御出力

通常時      :消費電力 960mW(電源電圧24V時 消費電流40mA)

エコモード時   :消費電力 720mW(電源電圧24V時 消費電流30mA)

デジタル表示消灯時:消費電力 600mW(電源電圧24V時 消費電流25mA)

オープンコレクタ

(DC26.4V以下)

負荷電流:50mA以下、残留電圧:1V以下、

オフ状態電流0.5mA以下

NPN

PNP

DA11TW

DA41TW

プリワイヤタイプ

コネクタタイプ

(*)

形式

(E3X-)

DA6TW

DA8TW

投光素子

電源電圧

消費電力(**)

赤色LED

DC12〜24V ±10% リップル10%以下

0〜200ms(1〜20ms:1ms単位、20〜200ms:5ms単位)

タイマ機能

■操作手順

1. 操作の基本…各設定モード

(SET/ADJ/RUN)と設定できること

2. 感度調整したい時

(しきい値)

(パーセント)

(アナログ)

(入光量)

(パーセント)

(アナログ)

モード

SETモード

TEACH

1.

ティーチング

(自動感度調整)

     最大感度設定
     1点ティーチング(ワークなしティーチング)
     点ティーチング(ワークあり/なしティーチング)
     ピンポイントティーチング(位置決めティーチング)

ADJモード

RUNモード

2.

各種機能設定

詳細は6項「各種機能設定について」

を参照下さい。

チャンネル切替SWで指定した
チャンネルの調整ができます。

詳細は2.2項「感度を微調整したい時」

を参照下さい。

表示については4項「表示のタイプを
変えたいとき」

を参照下さい。

デジタル値にて入光量を表示

設定内容&操作

表示

デジタル値にてしきい値、パーセント

(余裕度)

を表示アナログにて光量

&しきい値を表示

デ ジ タ ル 値 に て 入 光 量 、パ
ー セ ント( 余 裕 度 )を 表 示
ア ナログにて 光 量&しきい 値

を表示

TEACH

MODE

TEACH

TEACH

MODE

MODE

SET

RUN

ADJ

キーで操作します。

キーで機能を選択し

キーで感度を上げます

(しきい値を下げます)

キーで内容を設定します

1.

感度微調整

キーで感度を下げます

(しきい値を上げます)

1.

検出

  *キー操作は必要ありません。

2.

表示タイプの切換

   デジタル表示
   パーセント表示
   アナログ バー表示

3.

ゼロリセット

詳細は5項「ゼロリセットしたい時」

を参照下さい

キーで表示を

「0」にします。

キーで切り替えます。

2. 1ティーチング

(自動感度設定をしたい時)

 (1)チャンネル切替SWを設定するチャンネルにします。
  (2)モード切替スイッチをSETモードにします。

 キーを3 秒 以 上 押します。

( 表 示 灯 に は デジタル 入 光

量が表示されています。)

表示灯の上記部分が赤点灯した後、緑点灯

すれば 設 定 完 了 です 。R U N モードでご 使

用ください。

(表示灯は、約1秒間緑点灯した後、デジタル入光

量表示に戻ります。)

 キーを押します。

(0.5〜2.5秒)
(表示灯にはデジタル入光量が

表示されています。)

表示灯の上記部分が赤点灯すれば設定完了で

す。RUNモードでご使用下さい。

(表示灯は、約1秒間赤点灯した後、デジタル入光

量表示に戻ります。)

ワークを所定の位置に置き 
キーを押します。

(0.5〜2.5秒)

(表示灯にはデジタル入光量が

表示されています。)

表示灯の上記部分が赤点灯します。

(表示灯は、約1秒間赤点灯した後、デジタル入光

量表示に戻ります。)

ワークを所定の位置から移動させ、 キーを押しま

す。

(0.5〜2.5秒)

  1点ティーチング

(ワークなしティーチング)

 最大感度設定

 2点ティーチング

(ワークあり/なしティーチング)

SET

RUN

ADJ

SET

RUN

ADJ

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

C

H

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

C

H

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

C

H

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

C

H

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

C

H

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

C

H

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

1

2

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

チャンネル個別設定

* 1 1 4 6 8 0 6 - 8 A *

3. 検出をしたい時

4. 表示のタイプを変えたいとき チャンネル共通設定

表示灯の上記部分が緑点灯しま

す。RUNモードでご使用下い。

(表示灯は、約1秒間緑点灯した

後、デジタル入光量表示に戻りま

す。)

表示灯の上記部分が赤点滅しま

す。再度、

ワーク位置と設定距離を

変更し、 から設定してください。

(表示灯は、3度点滅後、デジタル

入光量表示に戻ります。)

OK

NG

点滅

表示灯の上記部分が緑点灯します。
RUNモードでご使用ください。

(表示灯は、約1秒間緑点灯した後、

デジタル入光量表示に戻ります。)

表示灯の上記部分が赤点滅します。
再度、

ワーク位置と設定距離を変更

し、 から設定し直してください。

(表示灯は、3度点滅後、デジタル入

光量表示に戻ります。)

OK

NG

点滅

 ピンポイントティーチング

(位置決めティーチング)

ワークのない状態で、 キーをお

します。

(0.5〜2.5秒)
(表示灯にはデジタル光量値

が表示されます。)

表示灯の上記部分が赤点灯します。

(表示灯は、約1秒間赤点灯した後、

デジタル入光

量表示に戻ります。)
位置決めしたい位置にワークを置き、 キーを3秒
以上押します。

2. 2感度を微調整したいとき チャンネル個別設定
  (1)チャンネル切替スイッチを調整するチャンネルにします。  
  (2)モード切替スイッチをADJモードにします。
  (3)  キーで感度を調整します。

*感度微調整は、

ティーチングを行わなくても可能です。

*感度微調整中でもセンサの出力はONします。

(1)モード切替スイッチをRUNモードにします。
(2)検出を行います。

(操作はこれ以上必要ありません)

(1)モード切替スイッチをRUNモードにします。

(2) キーを2秒以上押すことで表示が変わります。

 *微調整時にADJモードに変更しても直前の表示タイプを継承します。

キーで感度を上げます

(しきい値は下がります)

キーを押し続けると数字が早く変わります。

キーで感度を下げます

(しきい値はあがります)

キーを押し続けると数字がはやく変わります。

〈デジタル

(入光量)〉

〈デジタル(パーセント)〉

入光量レベルをデジタル(
赤)表示します。

光量余裕度をデジタル

(赤)

でパーセント表示します。

2秒以上押す

2秒以上押す

2秒以上押す

MODE

MODE

MODE

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

S

ET

SET

TEA

C

H

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

〈アナログ〉

入光量レベルを緑、

しきい値

レベルを赤で、バー表示しま

す。

AD

J

AD

J

SET

TEA

C

H

MODE

RUN

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

5. ゼロリセットしたいとき

(表示を瞬時に「0」に変えることができます)

6. 各種機能設定について

6. 1 操作方法

以下のような用途の場合に各種機能設定が行えます。
 ・動作モードを切り替えたい…………………………動作モード設定
 ・超長距離検出、高速検出、

エリア検出したい

(検出機能を変更したい)

                ……………………検出機能設定
 ・オフディレイタイマを使用したい…………………タイマ設定
 ・光軸調整時にスポットを明るくしたい……………フラッシング設定
 ・デジタル表示をホールド表示したい………………表示値ホールド設定
 ・デジタル表示方向を反転したい……………………表示方向設定

(1)モード切替スイッチをSETモードにします。
(2) キーを2秒以上押すことで機能設定を選択できます

(3) キーを押すことで設定内容を変えます。

各種設定の基本

(以下の設定を行うことができます。)

動作モード[L.ON/D.ON]
検出機能

[標準/超長距離/高速応答/エリア]

タイマ

[0〜200ms(0〜20ms:1ms毎 20〜200ms: 5ms毎)]

フラッシング

[ON/OFF]

ホールド

[OFF/ピーク/ボトム]

表示方向

[標準/リバース]

  

感度設定

(TEACH)

ティーチング実

施します。

動作モード

動 作 モード
の変更を行

います。

検出機能

検出機能の
変 更を行 い

ます。

2秒以上

MODE

2秒以上

MODE

2秒以上

MODE

2秒以上

MODE

表示方向

デジタル表 示
の方向を指定

します。

ホールド

デジタル表示の
数値ホールド設
定を行います。

(1)モード切替スイッチをRUNモードにします

(デジタル入光量表示になっていることを確認下さい。)

(2)  キーを1秒以上押すことで表示を

「0」にできます。

 *キーを1秒以上押すたびに

「0」に変わります

 *しきい値も同時にシフトします。

(3)  キーと  キーを同時に3秒以上押すことでゼロリセットを解除します。

(もとの表示に戻ります)

2秒以上

MODE

2秒以上

MODE

2秒以上

MODE

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

C

H

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

チャンネル共通設定

チャンネル1 L.ON

チャンネル1 D.ON

〈表示内容〉1LOn

〈表示内容〉 1dOn

動作モードは、

チャンネル個別に設定ができます。

チャンネル切替SWで指定されているチャンネルの動作モードの変更ができます。
デフォルト時は、

「L.ON」

が設定されておます。   キーの押下により、

「D.ON」

設定できます。
本機能設定時は、

レベル表示灯の最上位に指定チャンネル番号、次に動作モード

が表示されます。

一度設定を行うと、以降は設定されている状態で動作します。

6. 2 動作モードを切り替えたい時 

1回押す

チャンネル個別設定

フラッシング

SETモード時のスポッ

トのフラッシングを設

定します。

AD

J

AD

J

SET

TEA

C

H

MODE

RUN

タイマ

オフディレイタ
イマの 設 定を

行います。

AD

J

AD

J

SET

TEA

CH

MODE

RUN

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

1

2

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