3.
本体装置への取り付け
本体装置機器等への設置方法例を以下に示します。
●マザーボード上の
USB
コネクタを使用する場合
(1)
下図の様に
N8151-69
内蔵
DAT
を取り付けます。
(2)
本体装置のマザーボード上の
USB
コネ
クタに
INT.USB
インタフェースケーブル
の
10Pin
コネクタを接続し、二股に分か
れたケーブルの一方の
4Pin
コネクタを
FDD
のコネクタに、もう一方の
USB
コネ
クタを内蔵
DAT
(
USB
)の
USB
コネクタに
接続してください。
(3)
右図のようにケーブルを接続してください。装置に添付の
2
種類の
USB
ケーブ
ルのうち、
INT.USB
インタフェースケーブルを使用します。
●本体装置背面の
USB
コネクタを使用する場合
(1)
上図の様に
N8151-69
内蔵
DAT
を取り付けます。
(2)EXT.USB
インタフェースケーブルを本体装置の
PCI
スロットに固定してください。使用する
PCI
スロットは
空きスロットであればどこでもかまいません。
(3)
右図のようにケーブルを接続してください。装置に添付の
2
種類の
USB
ケーブ
ルのうち、
EXT.USB
インタフェースケーブルを使用します。
DC電源ケーブル
(システム内で使用可
能な空きコネクタ)
・本製品にレールを取り付ける場合は、
Fig. 1
に示すフロントカバー側のネジ穴を使用して
ください(
Fig. 2
)。(反対側も同様に、片側
2
箇所、計
4
箇所をネジ止めしてください。)
レールが、フロントカバー部のモールド部ま
でくる場合がありますが、問題ありません。
本製品のフロントカバー面と、本体標準装備
の
CD-ROM
ドライブなどのフロントカバーが
平行になるように、レールの取り付け位置を
調節してください(
Fig. 3
)。(レールの形状は
本体装置により異なります。)
・
5.25
インチデバイスタイプ、
3.5
インチデバイ
スタイプのどちらの場合も使用するネジは同
じです。
・必ず本製品に添付されているネジを使って
固定してください。本製品に添付のネジは、
ミリネジ(長さ
4.0 mm
)です。添付のネジより
長いものを使用すると製品の故障の原因と
なります。
INT.USBインタフェー
スケーブル
OFD
N8151-69
内蔵
DAT(USB)
はじめにお読みください
856-850858-001- A 2006
年
11
月 第
1
版
箱を開けてから本装置が使えるようになるまでの手順を説明しま
す。このスタートアップガイドにしたがって作業してください。
使用上のご注意
本製品を安全に正しくご使用になるために必要な情報が記載されています。
安全にかかわる表示について
本書にはどこが危険か、どのような危険に遭うのか、どうすれば危険を避けられるかなどについて説明されています。また、
製品内で危険が想定される箇所またはその付近には警告ラベルが貼り付けられています。
本書、および警告ラベルでは危険の程度を表す言葉として、「警告」と「注意」という用語を使用しています。それぞれの用語
は次のような意味を持つものとして定義されます。
人が死亡する、または重傷を負うおそれがあることを示します。
火傷やけがなどを負うおそれや物的損害を負うおそれがあることを示します。
(プラグを抜け)
この記号は行為の強制を表します。記号の中の絵表示は、しなければならない行
為の内容を図案化したものです。危険を避けるためにはこの行為が必要です。
行為の強制
(接触禁止)
この記号は行為の禁止を表します。記号の中や近くの絵表示は、してはならない
行為の内容を図案化したものです。
行為の禁止
(感電注意)
この記号は、危険が発生するおそれがあることを表します。記号の中の絵表示は
危険の内容を図案化したものです。
注意の喚起
(本書での表示例)
電源がONのまま取り付け・取り外しをしない
本体装置への取り付け・取り外しの際や、周辺機器との接続の際は必ず主電源に接続しているACコードをACコンセントから抜いてください。ACコードがACコ
ンセントに接続されたまま取り付け・取り外しや接続をすると感電をするおそれがあります。
注意を促す記号
危険の程度を表す用語
危険に対する注意の内容
注意の喚起
特定しない一般的な注意・警告を示します。
指などがはさまれるおそれがあることを示します。
発煙または発火のおそれがあることを示します。
感電のおそれがあることを示します。
行為の禁止
本製品を分解・修理・改造しないでください。感電や火災のおそれが
あります。
特定しない一般的な禁止を示します。
行為の強制
特定しない一般的な使用者の行為を指示します。説明に従った操作
をしてください。
本製品の電源プラグをコンセントから抜いてください。火災や感電のおそ
れがあります。
本書および警告レベルで使用する記号とその内容
1.
添付品を確認する
梱包箱を開け、添付品がそろっていることを確認してください。
2. 3.5
インチデバイスへの変更方法
本製品を
3.5
インチデバイスで使用するときは、左右のブラケットを取り外し、フロントパネルを交換します。
(1)
ブラケットの取り外し
プラスドライバを使ってブラケットネジを取り外すと、ブラケットが外れます。
(2)
フロントパネルの交換
<
ASR
機能を使用する場合>
Windows
の
ASR
(
Automated System Recovery*
)機能を使用する場合は、フロッピーディスクからファイルを
読み込んでデバイスドライバをインストールする必要があります。空のフロッピーディスクをご用意いただき、添
付の
CD
内「
Tape Driver
」フォルダの配下にあるファイルをフロッピーディスクにコピーしてください。
(「
TapeDriver
」フォルダ自身は含みません。)
*ASR
(
Automated System Recovery
)
Windows XP
、
Windows Server 2003
でサポートされている機能で、
OS
やシステム状態、ハードウェア構成、ア
プリケーションを保存し、災害から回復する過程において
1
ステップで復元することが可能です。詳しい使用方法
等については、
OS
、バックアップソフトのマニュアルを参照ください。
Windows 2000
は
ASR
機能をサポートしておりません。
1
保証書
12
1
スタートアップガイド
(
本書
)
10
1
DAT
装置取り扱いについて
11
1
Low Profi
l
e
用ブラケット
※
EXT.USB
ケーフルの袋に同梱
9
1
CD(
デバイスドライバ、ユーザーズガイド
)
5
1
EXT.USB
ケーフル
※
Ful
l
Height
用のブラケットを装着済み
8
1
INT.USB
ケーブル
7
1
クリーニングカートリッジ
6
1
3.5
インチ用フロントパネル
4
4
ネジ
3
2
ブラケット ※装置装着済み
2
1
N8151-69
内蔵
DAT(USB)
※ブラケットを装着済み
1
個数
品名
取り付け用ネジ位置
ブラケットネジ
取り外したブラケットとネジは、大切に保管しておいてください。この
ネジは、ブラケットを取り付けるときのみに使用します。このネジは
ミリネジ(長さ
4.0 mm
)です。このネジより長いものを使用すると製
品の故障の原因となります。
フロントパネルの両側にあるツメの部分にマイナ
スドライバを差し込んで、フックを解除すると取り
外せます。
フロントパネルにあるカートリッジ挿入口と装置にあ
るカートリッジ挿入口を合わせてまっすぐ装置に押し
付けると、装置に固定されます。
(カチッという音がして固定されます。)
・ツメの部分は防塵シールの下にありますので、シールをツメの部分だけ剥がしてください。フロントパネルを取り付けた後には、
剥がした防塵シールを元に戻してください。
・取り外すときにツメを折らないようにしてください。
(4)USB
ケーブル接続後、余ったケーブルはファンや他の機器に干渉し
ないよう束ねてください。
(5)
本体装置にカバーを取り付けて、電源コードをコンセントに接続する。
(6)
本体装置の電源を
ON
にする。
本体装置によってはレールを使用するものもあります。設置方法に
ついては、本体装置の取扱説明書も参照してください。
フロントカ
バー
ネジ穴
レール
フロントカ
バー
フロントカ
バー
レール
Fig.1
Fig.2
Fig.3
本書は大切に保管してください。
© NEC Corporation 2006
NEC
の許可なく複製・改変などを行うことはできません。
このスタートアップガイドは再生紙を使用しております。
本書の内容は予告なく変更することがあります。乱丁・落丁はお取替えいたします。
危険に対する注意・表示は次の
3
種類の記号を使って表しています。それぞれの記号は次のような意味を持つものとして
定義されています。
本装置の電源を
OFF
にした直後は、内蔵型のハードディスクドライブ
などをはじめ装置内の部品が高温になっています。十分に冷めたこ
とを確認してから取り付け
/
取り外しを行ってください。
安全上のご注意
全般的な注意事項
人命に関わる業務や高度な信頼性を必要とする業務には使用しない
本製品は、医療機器・原子力設備や機器、航空宇宙機器・輸送設備や機器など、人命に関
わる設備や機器および高度な信頼性を必要とする設備や機器などへの組み込みやこれら
の機器の制御を目的とした使用は意図されておりません。これらの設備や機器、制御シス
テムなどに本製品を使用した結果、人身事故、財産被害などが生じても当社はいかなる責
任も負いかねます。
煙や異臭、異音がしたまま使用しない
万一、煙、異臭、異音などが生じた場合は、ただちに本体装置の電源を
OFF
にして
AC
コー
ドを
AC
コンセントから抜き、本製品の
DC
ケーブルを抜いてください。その後、お買い求めの
販売店または保守サービス会社にご連絡ください。そのまま使用すると火災の原因となり
ます。
製品内に水や異物を入れない
製品内に水などの液体、ピンやクリップなどの異物を入れないでください。火災や感電、故
障の原因となります。もし入ってしまったときは、すぐに本体装置の電源を
OFF
にして
AC
コードを
AC
コンセントから抜き、本製品の
DC
ケーブルを抜いてください。分解しないで販売
店または保守サービス会社に連絡してください。
設置・移動・保管・接続に関する注意事項
通気孔をふさがない
本製品の前面にある通気孔をふさがないでください。内部の温度が上昇し、誤動作の原因
となるばかりでなく、火災や感電の原因となります。
プラグを差し込んだままインタフェースケーブルの取り付けや取り外しをしない
インタフェースケーブルの取り付け/取り外しは本体装置の
AC
コードをコンセントから抜い
て行ってください。たとえ電源を
OFF
にしても
AC
コードを接続したままケーブルやコネクタに
触ると感電したり、ショートによる火災を起こしたりすることがあります。
指定以外のインタフェースケーブルを使用しない
インタフェースケーブルは、
NEC
が指定するものを使用し、接続する製品やコネクタを確認
した上で接続してください。指定以外のケーブルを使用したり、接続先を誤ったりすると、
ショートにより火災を起こすことがあります。
また、インタフェースケーブルの取り扱いや接続について次の注意をお守りください。
■ ケーブルを踏まない。
■ ケーブルの上にものを載せない。
■ ケーブルの接続がゆるんだまま使用しない。
■ 破損したケーブルを使用しない。
■ 破損したケーブルコネクタを使用しない。
■ ネジ止めなどのロックを確実に行ってください。
針金や金属片を差し込まない
通気孔やカートリッジ挿入口から金属片や針金などの異物を差し込まないでください。感電
の危険があります。
運用中の注意事項
カートリッジ挿入口に手を入れない
カートリッジ挿入口に手を入れないでください。手を挟まれたり、巻き込まれたりしてけがを
するおそれがあります。
雷がなったら触らない
雷が鳴りだしたら、
DC
ケーブルに触れないでください。感電の原因となります。
ペットを近づけない
本製品にペットなどの生き物を近づけないでください。排泄物や体毛が製品内部に入って
火災や感電の原因となります。
近くで携帯電話や
PHS
、ポケットベルを使わない
本製品のそばでは携帯電話や
PHS
、ポケットベルの電源を
OFF
にしておいてください。電
波による誤動作の原因となります。
腐食性ガスの存在する環境で使用または保管しない
腐食性ガス
(
二酸化硫黄、硫化水素、二酸化窒素、塩素、アンモニア、オゾンなど
)
の存在す
る環境に設置し、使用しないでください。
また、ほこりや空気中に腐食を促進する成分
(
塩化ナトリウムや硫黄など
)
や導電性の金属
などが含まれている環境へも配置しないでください。装置内部のプリント基板が腐食し、故
障および発煙・発火の原因となるおそれがあります。
もし、ご使用の環境で上記の疑いがある場合には、販売店または保守サービス会社にご相
談ください。
高温注意
本装置の電源を
OFF
にした直後は、内蔵型のハードディスクドライブなどをはじめ装置内の
部品が高温になっています。十分に冷めたことを確認してから取り付け
/
取り外しを行ってく
ださい。
電源・電源コードに関する注意事項
電源が
ON
のまま取り付け・取り外しをしない
本体装置への取り付け・取り外しの際や、周辺機器との接続の際は必ず主電源に接続して
いる
AC
コードを
AC
コンセントから抜いてください。
AC
コードが
AC
コンセントに接続されたま
ま取り付け・取り外しや接続をすると感電をするおそれがあります。
中途半端に差し込まない
DC
ケーブルはしっかりと差し込んでください。中途半端に差し込むと接触不良のため発熱
し、火災の原因となることがあります。また差し込み部にほこりがたまり、水滴などが付くと
発熱し、火災の原因となるおそれがあります。
指定以外の接続をしない
DC
ケーブルの接続や配線は本書の説明に従って正しく行ってください。指定以外の接続や
配線は火災や感電の原因となるおそれがあります。
破損したケーブルを使用しない
ケーブルを接続する前にコネクタが破損していたり、コネクタピンが曲がっていたり、汚れた
りしていないことを確認してください。破損や曲がっているコネクタおよび汚れたコネクタを使
用するとショートにより火災を引き起こすおそれがあります。
指定以外のケーブルを使用しない
ケーブルを接続する前にコネクタが破損していたり、コネクタピンが曲がっていたり、汚れた
りしていないことを確認してください。破損や曲がっているコネクタおよび汚れたコネクタを
使用するとショートにより火災を引き起こすおそれがあります。
お手入れに関する注意事項
自分で分解・修理・改造はしない
本製品の分解や、修理・改造は絶対にしないでください。製品が正常に動作しなくなるばか
りでなく、感電や火災の危険があります。
本製品でお客様が行える分解は次の作業のみです。次に記述する以外の分解は絶対にし
ないでください。
■ ブラケットの取り外し/取り付け
■
DC
・信号ケーブルの取り付け/取り外し
中途半端に取り付けない
DC
ケーブルやインタフェースケーブルは確実に取り付けてください。中途半端に取り付ける
と接触不良を起こし、発煙や発火の原因となるおそれがあります。
プラグを差し込んだまま取り扱わない
お手入れは、本体装置の電源を
OFF
にして、
AC
コードを
AC
コンセントから抜き、本製品の
DC
ケーブルを抜いてください。たとえ電源を
OFF
にしても、
AC
コードを接続したまま製品内
の部品に触ると感電するおそれがあります。
本装置の詳しい取り扱いについては、添付
の
CD
内のユーザーズガイドに記載されてい
ます。本装置を使用前に必ずユーザーズガ
イドもお読みください。
EXT.USBインタフェー
スケーブル
DC電源ケーブル
(システム内で使用可
能な空きコネクタ)
Low Profile
の
PCI
スロットに固定する場合は、
本製品添付の
Low Profile
用ブラケットと交換
してください。
FDD
が無い場合は、
FDD
側のケーブルを本体装
置内の空いているスペースにしまってください。
(4)USB
ケーブル接続後、余ったケーブルはファンや他の機器に干渉し
ないよう束ねてください。
(5)
本体装置にカバーを取り付けて、電源コードをコンセントに接続する。
(6)
本体装置の電源を
ON
にする。