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アダプタの設定
ジャンボフレーム(Jumbo Frame)の設定
ジャンボフレーム機能は Ethernet フレームサイズを拡大して扱うことにより、フレーム/パケット/セグメント
のヘッダ処理にかかるオーバヘッドを低減させ、CPU への負荷抑制に寄与します。
IEEE802.3 規格上の Ethernet フレームは最大 1514Byte(または 1523Byte)ですが、本機能を設定すること
により最大で 9014Byte までの Ethernet フレームを送受することができます。
(但し通信相手ならびに通信経路上のネットワーク機器(スイッチ/ルータ等)がジャンボフレームに対応している
必要があります)
z
通信相手ならびに経路上のネットワーク機器(スイッチ/ルータ等)がジャンボフレームに
対応しており、ジャンボフレームサイズが適当な値に設定されている必要があります。
z
ネットワーク機器がジャンボフレームに対応していることを確認してください。
z
接続するネットワークで扱われているジャンボフレームサイズを確認し、適当な値を設定
してください。
1.
[
コントロールパネル
]を起動します。
2.
[
管理ツール
]内の[
コンピュータの管理
]を起動し、[
デバイスマネージャ
]をクリックします。
3.
[
デバイスマネージャ
]のウィンドウで、ツリー上のノード[
多機能アダプタ
]配下の[
Chelsio
S310 10G Ethernet Function Enumerator
]を右クリックし[
プロパティ
]を選択します。
4.
[
詳細設定
]タブを開き[
Ethernet Port 0 MTU
]を適当な値(最大 9000)に設定します。
この設定値は MTU 長(Maximum Transfer Unit)と呼ばれ、イーサネットフレームのヘッダを除い
たデータ部分のデータサイズに相当します。
5.
[
OK
]をクリックします。