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2 標準的なセットアップおよびケーブルの接続
Footswitch
Input
Send
Return
Speaker Out
Guitar Cabinet
FX-Unit
RED BOX
DI OUT
Stage or Recording Mixer
ステージ
自宅
深夜のレコーディング
3 チューブ・セーフティ・コントロール(TSC)
TSCは、アンプのトーンや技術上の安定性を向
上させ、パワー・チューブの寿命を延ばすために、
バイアスを調整する機能です。TSCはこの作業を
自動的に行いますから、皆さんは何もする必要が
ありません。
チューブの交換作業も、従来のアンプより簡
単、迅速、安全に行えるので、故障の際ばかりでな
く、様々なブランドの交換チューブを比較する際
にも非常に助かります。
注意:チューブの交換は資格を持った専門家の仕
事です! TSCは技術者をバイアス調整の作業か
ら解放するだけです。
LEDの意味は?
LEDはそれぞれ、同じ位置に挿されたチューブ
に対応しています。チューブの動作状況は、スリッ
トにピックを差し込むだけで確認できます。
3.1 動作状態の自動表示
全てのLEDが点灯した場合:
アンプがスタンバイ状態になっている間は、全
てのLEDが点灯し続けます。STANDBYスイッチを
PLAY側に切り替えて30秒ほど経つと、LEDは消え
ます。LEDが点灯したままになっている場合には、
アノード・ヒューズが切れている可能性が高く、技
術者に交換してもらう必要があります。アノード・
ヒューズは、チューブが故障した状態で電源を入
れた時に切れる可能性があり、TSCがアイドル電
流を測ることができない場合には、故障したチュ
ーブの電源を切断します。
どのLEDも点灯しない場合:
パワー・チューブは正常に動作しています。
1個のLEDだけが点灯し続けている場合:
点灯しているLEDに対応したチューブの電圧
が不足しています。数分経ってもLEDが消えない
場合には、該当するチューブを交換しなければな
りません。
1つのLEDが点滅を続けている場合:
点滅しているLEDに対応したチューブに過剰な
電圧がかかっています。チューブの電源は遮断さ
れており、技術者に依頼してチューブを交換しな
ければなりません。この時、もういっぽうのLEDが
点灯していれば、もう1本のチューブの電源も遮断
されていることを示しますが、こちらのチューブは
交換の必要がありません。
3.2 マニュアル操作による表示
TSCはチューブのバイアス点をモニターし、ペ
アのマッチングが取れているかどうかを教えてく
れます。これは、アンプに電源が入っている状態(
スタンバイ状態を除く)でスロットにピックを挿す
だけで、簡単に確認できます。ピックを挿すとLED
が点滅します。点滅の回数も重要ですが、それよ
りも重要なのは、点滅回数の差です。この差が4
回以内であれば、TSCは理想的サウンドを保証し
ます。差が4回より多くても、アンプは安全に動作