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January, 2017

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pH

電極

9615S-10D

 取扱説明書

本書は

pH 

電極

9615S-10D 

を取り扱う方を対象に書かれて

います。ご使用になる前に本書を必ずお読みください。
本書は、日本語で作成された原文です。

使用上の注意

安全のための注意

取り扱い上の注意

電極をものにぶつけたりしないでください。

電極にひびや割れがあると測定できません。新しい電極
に交換してください。

電極のコネクタ部に水やサンプルが付いたり、汚れた手
で触れたりしないようにしてください。正確な測定がで
きません。

比較電極の内部液には必ず

3.33 mol/L-KCl

溶液(形式 

300

)をご使用ください。

電極の

pH

応答ガラス膜や液絡部の汚れがひどく、純水

(またはイオン交換水)で洗っても落ちない場合、汚れ

の状況に応じて洗浄を行ってください(「電極の保守」

3

ページ) 参照)。

0.1 mol/L 

以上の濃度の酸やアルカリ下で連続して使用

しないでください。電極性能が損なわれたり、寿命を短
くするおそれがあります。

フッ酸はガラスを侵すため、基本的にはフッ酸を含んだ
溶液の測定は行わないでください。

50°C

以上の温度差があるサンプルに、電極を急に浸けな

いでください。ガラスが破損することがあります。

ガラス応答膜内部に塩化銀が析出することがあります
が、性能上問題はありません。

電極の使用温度範囲外では使わないでください。電極が
破損するおそれがあります。

電極の保管後に保護キャップや内部液補充口に白い結
晶が付着していることがありますが、性能上問題はあり
ません。

電極を廃棄するときは、各地方自治体の指示に従ってく
ださい。

注 意

薬品注意

電極の内部液は高濃度の塩化カリウム(

3.33 mol/L-KCl

)を使用

しています。内部液が手や皮膚についた場合はただちに水洗いし
てください。万一、目に入った場合はすみやかに大量の流水で
洗った後、医師の処置を受けてください。

切り傷注意

ガラスの破片でけがをします。電極の支持管および先端はガラス
でできています。割らないように注意してください。

内容物

仕様と各部の名称

各部の名称

仕様

品名

数量

電極 

9615S-10D

1

取扱説明書

1

液絡部

保護キャップ

支持管

キャップ

温度コネクタ

電極コネクタ

コネクタカバー

リード線

応答ガラス膜

内部液補充口(スライド式)

製品形式

9615S-10D

使用

pH

範囲

pH 0

14

使用温度範囲

0

100°C

保管温度範囲

0

50°C

内部電極

/

塩化銀

比較電極内部液

3.33 mol/L-KCl

溶液(形式 

300

液絡部材質

多孔性セラミック

接液部材質

ガラス、セラミック

電極長さ

151 mm

接液部外径

12 mm

液絡部高さ

13 mm 

(電極先端からの位置)

リード長さ

1 m

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