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空気駆動空気昇圧器
AAD-2
、
AAD-2-C
モデル
• OM-9J
12
パイロットシステム
1.
六角の
O
リングでシールされたプラグをはずします。(各エンドキャップに一つずつあります。)
2.
バネとパイロットステム
27375
をはずします。(図
3
)
3.
パイロットステムと弁座に異物がついていないかどうか点検します。曲がったり傷ついていたらステ
ムを交換します。
4.
射出成型品の弁座が傷んでいたら交換します。
5.
分解したのと逆の手順で組み立てます。
注意:過度の漏れが無い限り、ステムのシャンクの
O
リングシールは交換しないようにしてください。こ
れを交換するためには、空気部の分解が必要になります。交換が必要な場合には、トゥルアーク(
Tru-
Arc
)リテイナーを同心になるようよく注意して組み立ててください。(図
4
参照)パイロットステム弁
2
7375
を弁座調整の道具に使ってください。ゴムの弁座をリテイナーに向き合わせて、バルブの上端を軽
いハンマーでたたいてリテイナーの足が均等に曲がるようにしてください。
パイロット制御弁の試験手順:
組み立て直した後、ポンプが作動しない場合、以下の手順で試験を行い、どちらのパイロット弁に問題
があるか判断することができます。
1.
上のエンドキャップにある
1/8B (4A)
プラグ
17658-2
をはずします。
2. 0
~
11 bar
の圧力計を取り付けます。
3.
圧縮空気を駆動空気入口に接続します。下のパイロット弁が作動していない場合、圧力計はゼロを指
します。上のパイロット弁が作動していない場合、圧力計は、接続した圧縮空気の圧力を指します。
パイロット弁が正しく作動していれば、圧力計の指示はゼロと空気圧の間を急速に上がり下がりしま
す。圧力計の指示がゆっくり上昇する場合は、弁のエンドキャップについているパイロット弁の弁座
が漏れていることを意味します。圧力計の指示がゆっくり下降する場合は、反対側のパイロット弁の
弁座の漏れを意味します。試してみて、必要に応じて交換してください。プラグ部分での外部への漏
れも確かめてみてください。
ピストンおよびバレル部
1.
タイロッドをはずします。
2.
上部と下部のキャップをはずします。
3.
空気バレルと固定シールの
O
リングをはずします。
4.
空気ピストンのシールをはずします。
5.
一つの空気ピストンをはずし、さらにロッドをダイアフラムからはずします。
6.
ロッドシールを点検します。