安全にお使いいただくために
1:3.1/12.5-400mm 1/1.8” C-Mount
BB0003
3551
-10
1
LC235A-CV1 2
803
ご使用になる前に、この取扱説明書をよくお読みください。また、いつでも取り出してお読みいただけるよう、大切に保管してください。
ここでは、製品を安全に正しくご使用いただくために、重要な注意事項を説明しています。必ずご使用前に読
み、記載内容に従って正しくご使用ください。文章中の
△
警告や
△
注意は次のことを表しています。
△
警告
誤った取り扱いをしたときに、人が死亡または重傷を負う可能性が
想定される内容を示します。
△
注意
誤った取り扱いをしたときに、人が傷害を負ったり、物的損害の発
生が想定される内容を示します。
△
警 告
●
本製品の内部に水が入らないようにしてください。火災や感電の原因となります。万一水が入ったときは、
すぐにレンズに供給している電源を切ってください。
●
取り付け・締め付けは確実に行ってください。高所使用時の落下は重大な事故につながるおそれがあります。
●
重いカメラを使用するときは、必ずカメラ側およびレンズ側双方の三脚取付座を使用してカメラおよびレン
ズを固定してください。レンズ側のみ固定すると、カメラの重みでレンズが破損したり、カメラが取り付け場所
より落下して重大な事故につながるおそれがあります
●
太陽や高輝度の光源をレンズを通して見ないでください。目に障害を負う
おそれがあり
ます。
△
注 意
●
運搬中の落下は、けがの原因となるおそれがあります。落とさないように注意してください。
●
レンズに供給する電源は、各機器が正しく接続されていることを確認した後に入れてください。
●
ケーブルを着脱するときは、必ずコネクタ部分を持ってください。ケーブルを傷つけると、火災や感電の原
因となります。
●
直射日光が当たる場所にレンズを保管しないでください。レンズによって近くの物に集光し、火災になるお
それがあります。
●
発煙・異常音・異臭・異物混入などの異常のときは、すぐにレンズに供給している電源を切ってからレンズ
をカメラから取り外し、速やかに
購入先販売店
へご連絡ください。
●
分解・改造を行わないでください。製品の機能を損ね
たり、感電したりするおそれがあります
。
一般的な注意
●
本書に記載された機能以外の目的で、本製品を使用しないでください。
●
レンズおよびその付属品は精密機械です。決して強い衝撃を与えないでください。
●
レンズを寒いところから急に、気温と湿気が高いところに持ち込むと、レンズが曇ることがあります。上記の
ような環境へレンズを持ち込むときは、前もってレンズを使用環境温度へ適合させるなどの曇り対策を講
じてください。
FUJINON
レンズ
FD32x12.5 は、1/1.8
型
フルHD昼夜兼用
カメラ
対応の
高性能ズームレンズです。
① 概 説
カメラへの取り付け
④
1)
電源コネクタ (OMRON XW4B-02B1-H1)
2)
アイリスコネクタ (EIAJ RC5204準拠、ジャック側)
3)
アナログ制御コネクタ(OMRON XG4A-1635)
4)
RS-232Cコネクタ (メス)
⑦
調 整
●
レンズを太陽に向けないでください。太陽光が集光し、レンズ内部の部品が破損するおそれがあります。
●
レンズに供給する電源電圧は、必ず、レンズの定格電圧と一致する電圧を入力してくださ
い。定格電圧が一致していないと、火災や感電、または製品が破損するおそれがあります。
●
本レンズは、屋内で使用する設計となっています。本レンズを屋外で使用する場合は、必ず、保護
カバー等を取り付けるなど
、
レンズの保護対策を施してください。
③
仕 様
(1)
光学および機械仕様
(
2
)
電気的仕様
⑤
接続インターフェイス
コネクタ、スイッチの配置については、付図を参照してください。
①
電源/Power
(DC12V)
②
GND
DCアイリス
ビデオアイリス
1
制動(-)
-
2
制動(+)
-
3
駆動(+)
ビデオ信号
4
駆動(-)
GND
1
2
3
4
①
②
一般的なD-subコネクタ 9pin(メス) の仕様と同じです。
①
② ③ ④ ⑤
⑥ ⑦ ⑧ ⑨
カメラマウントのネジ部をレンズマウントのネジ部に押し当て、カメラをゆっくりと時計方向に回し、しっかりとねじ込
んでレンズに取り付けます。
⑥
コントロールスイッチの設定
(1)制御
モード選択スイッチ
の設定
(2)アイリスモード選択スイッチの選択
(3)基準
電源
選択スイッチの設定
(4)シリアル制御モード選択スイッチの設定
(5)アナログ制御モード選択スイッチの
レンズ制御をシリアル
設定
/アナログ設定で切り替え
ます。
アイリス制御をDC
アイリス方式
/ビデオ
アイリス方式
で
選択します。
ポテンショメーターの電源を外部/内部で選択します。
設定
(1)ビデオアイリス調整
ビデオアイリスのLEVELおよびALCを、
各調整トリマで調整します。
(2)フランジバック調整
カメラ側にフランジバック調整機能がない場合に、
レンズ側でフランジバックを調整します。
※
①フランジバックを固定するための3箇所の固定ねじ
(1.5mm)
を緩めます。
②フランジバック調整
用六角穴
(2mm)
に、適合するサイズの六角レンチを
差し込み、
調整
用穴を
回して
フランジバック
を調整
します。
③固定ねじを締め、フランジバックを固定します。
パーソナルコンピュータ等、コントロール装置の取扱説明書を
参照してください
。
②
㪉
㪋
㪈
㪊
①
②
⑮
⑯
⑬
⑭
⑪
⑫
⑨
⑩
⑦
⑧
⑤
⑥
③
④
F
D
32
x12.5
SR4A-CV1
フランジバック調整など、詳しい取り扱い方法は詳細取扱説明書を
ご覧ください。
詳細取扱説明書は、弊社ホームページからダウンロードできます。
URL :
https://fm.fujifilm.jp/form/pub/cctvlens/download-j
※ 可視光カット
フィルター
と
近
赤外
対応
カメラとの組み合わせにより、濃霧除去の効果を発揮します。
※シリアル制御時は、必ず内部電源にしてください。
D-subコネクタ 9pin(メス)
通信プロトコル
C10 または Pelco-D
フラットケーブル用コネクタ 16pin
DC 6/9/12V,±6/±9/±12V
フォーカス
DC 6/9/12V,±6/±9/±12V
フィルタ
DC 5~12V
ポテンショメーター
5±0.5V,3.3±0.3V
アイリスケーブル 4pin (EIAJ準拠)
制御方式
DCアイリス制御
ビデオアイリス制御
マニュアルリモート制御
電源電圧
DC 12V
消費電流
シリアル通信制御
コネクタ
アナログ制御
コネクタ
制御電圧
ズーム
アイリス制御
コネクタ
約360mA(動作時最大)
約70mA(静止時)
適用カメラ
1/1.8型昼夜兼用カメラ
焦点距離
12.5 mm ~ 400 mm
ズーム比
32×
絞り範囲
F3.1 ~ F16
WIDE 30.90°× 23.54°
TELE 1.03°× 0.77°
アスペクト比 : 4:3
画角 (H×V)
フォーカス範囲
∞ ~ 3 m (レンズ前玉頂点より)
内蔵フィルタ
可視光カットフィルタ
ー
※
マウント
Cマウント
フィルタ取付用ねじ径
M82×0.75 mm
使用温度
-10゜C ~ +50゜C
保存温度
-20゜C ~ +60゜C
外寸サイズ(H×V×D)
114mm×108mm×258mm
質量
約 2.8 kg
ピン
コモンモード
インディペンデントモード
1
フィルター
←
2
GND
←
+広角
3
ズーム
-望遠
4
コモン
+無限遠
5
フォーカス
-至近
6
コモン
7
ポテンショメーター電源(入力)
←
8
ポテンショメーター 0V
←
9
フォーカスポテンショメーター出力
←
10
ズームポテンショメーター出力
←
11
GND
←
12
アイリスマニュアルリモート(入力)
←
13-16
無接続
←
↑ 広 角
↓ 望 遠
↑ 無限遠
↓ 至 近
SW位置
モード
シリアル
アナログ
SW位置
モード
DCアイリス
ビデオアイリス
SW位置
モード
内部
外部
ビット
1
2-3
4-7
8
モード
↓:C10
↑:Pelco-D
Pelco-D
ボーレート *1
Pelco-D
アドレス *2
Pelco-D
Runaway
Protect
*
1: 00=2400,10=4800,01=9600,11=115200bps
*2: 0000=アドレス 1 ~ 1111=アドレス 16
ビット
1
2-3
4-7
モード
Reserved
↓:インディペンデント
↑:コモン
00/01:12V/±12V
10 : 9V/±9V
11 : 6V/±6V
トリマ名称
機能
調整方向
明るく
H(時計方向)
LEVEL
暗く
L(反時計方向)
ピーク
Pk(時計方向)
ALC
平均値
Av(反時計方向)