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–
ディスプレイに最初の測定チャンネル (
»CH
4
- LEL« など)が点滅表示されます。
[OK] ボタンを押してこのセンサの校正を実行するか、[+] ボタンを押し
て、次の測定チャンネルの選択に移ります (O
2
= Vol%、H
2
S = ppm、
CO = ppm)。
–
校正ガス濃度が表示されます。
[OK] ボタンを押して校正ガス濃度を確定するか、または [+] ボタンを押し
て校正ガス濃度を変更し、[OK] ボタンで完了します。
–
測定値が点滅します。
テストガスシリンダのレギュレータバルブを開き、流量は 0.5 L/min でセ
ンサにガスを流します。
–
点滅している測定値がテストガスに応じた数値に変わります。
測定値の表示が安定したら (120 秒以上待つ):
[OK] ボタンを押して、校正を開始します。
–
現在のガス濃度と »OK« が交互に表示されます。
[OK] ボタンを押して校正を終了するか、または約 5 秒間待ち、このセンサ
の校正を終了します。
–
次の測定チャンネルの校正が表示されます。
–
最後の測定チャンネルの校正が終了すると、検知器が測定モードに戻り
ます。
テストガスのレギュレータバルブを閉じ、検知器を校正アダプタから取
り外します。
スパン校正中にエラーが発生した場合:
–
エラー »
« アイコンが表示され、該当するセンサの測定値表示部に
»
« が表示されます。
この場合は、校正を再度行ってください。
必要に応じて、センサ交換を依頼してください。
クリーニング
検知器は、特別な手入れを必要としません。
汚れや付着物がある場合は、冷水で洗い落とします。必要に応じて、ス
ポンジを使用して拭き取ります。
乾いた布で水分を拭き取り、乾燥させます。
注意
フィルタが破損・損傷する可能性がありますので、ブラシや洗剤・溶剤を使
用しないでください。
メンテナンス
少なくとも 1 年に 1 回は、専門技術者による検知器の点検・メンテナンスを
受けてください。参考規格:
EN 60079-29-2 – 可燃性ガスおよび酸素を検知・測定する機器の選択・設
定・使用・メンテナンスに関するガイドライン
EN 45544-4 – 毒性ガス・蒸気の直接検知および直接濃度測定を行うため
の電気機器 – パート 4:選択・設定・使用・メンテナンスに関するガイド
ライン
国が定める規則
Ex、O
2
、H
2
S、SO
2
、NO
2
、CO センサの推奨校正間隔 : 6 ヶ月
その他のガスセンサの校正間隔については、各センサの取扱説明書を参照し
てください。
交換部品の詳細は、技術ハンドブックを参照してください。
テストガスの特性 ( 相対湿度、濃度など ) はセンサの該当するデータシートか
ら読み取ることができます。相対湿度は、O2 センサには重要ではありませ
ん。原則として、乾燥したテストガスを使用してください。
保管
検知器を使用しないときは、検知器を充電台 ( 品番 : 83 18 639)にセット
して、充電しながら保管することを推奨します。
検知器を充電台にセットして保管しない場合は、少なくとも 3 週間おきに
検知器を充電することを推奨します。
廃棄
左記のマークが表示されている製品は、家庭ごみとして廃棄するこ
とはできません。
Dräger では本製品をご相談の上、回収しています。詳しくは、各国
の販売店および Dräger 社にお問い合わせください。
左記のマークが表示されている電池・バッテリは、家庭ごみとして
廃棄することはできません。バッテリおよび電池は、各地域の規則
に従って廃棄してください。