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本製品を使用する前に必ず次の取扱説明をよくお読みください。
本製品が適正に機能するためには正しい使用法が不可欠です。
対象とする使用者:
使用者は以下のことができること。
:
• 指示、警告、注意を読み、理解することができる。
用途/適応:
外部回転部の固定などの手順 •肩脱臼/亜脱臼 •
Capsular Shift 法(関節包固定) • 術後の肩関節後方安定化 • 術後の
バンカート修復術 • 重度の前方関節包拘縮治療の術後ポジショニン
グ • 軟部組織の歪み/修復
禁忌事項:
なし 。
警告および注意:
本製品の使用中に痛み、腫れ、感覚の変化、または異常な
反応を感じた場合は、直ちに医療専門家に相談してください。
装着手順:
きちんと体に合うようにするには、手術の前に患者にあった製品
を選んでください。製品は右肩/腕の術後やリハビリに対応するようにストラ
ップやスリングを設定して出荷されています。クッショにある右の (R) という文
字が上を向くようにしてください。左肩/腕用に変えるには、外転筋クッション
からスリングを取り外し、腰のバックルが前側に、左 (L) の記号が上を向くよ
うにクッションを反転します。マジックテープでスリングをクッションの外側に
取り付けます。
1. クッション上の腰ベルト、スリング前部の腰の位置のマジックテープ、前
腕ストラップを緩めます(図 A)。
2. 損傷側のクッションを、腰の高さで肘と 90°に合わせます。クッションの
上部の線が体の前部と平行になるようにクッションを置きます(診療台
ではこの線は台と平行に)。
3. クッションの腰ストラップを腰の後ろに回し、ピローの前でバックルを
固定します(図 B)。腰ストラップを調整し、体にきっちり合うように必要
ならば余分な長さを切り取ります。
4. 前腕をスリングに入れ、腕をスリングのできるだけ後ろに置きます
(図 C)。クッションに最も近いストラップからまずクッションに固定し
て、マジックテープを手首に固定します。マジックテープの外側を D リ
ング内側を通して送り、スリング外側にストラップを固定します(図 D)。
小さいメッシュの親指ストラップ (i) を親指と人差し指の間に置き、スリ
ングに固定します。前腕ストラップ (ii) をスリングとクッションに固定し
ます(図 E)。
5. 空いている手を背中にまわしてショルダーストラップに腕をすべらせる
ように入れます(図 F)。これはリュックサックを背負う時の動作に似て
います。ストラップの片方は鎖骨側、もう片方は脇の下にくるようにしま
す(ストラップBおよびC)。ストラップ A にクリップの端を固定しクッショ
ンの前で合うようにします(図 G)。ストラップの端にあるYタブを取り外
して、体にぴったり合うようにストラップをすべて調整し、余分な長さを
切り取り、ちょうどいい長さにしたらYタブを元に戻します。
Oリングを使用する場合:
まずステップ 1 ~ 4 を終えて、次に以下を行い
ます。 補助(上腕)ストラップの片端を緩めます。このストラップは右腕の
場合はストラップ C、左腕の場合はストラップ B です。ショルダーストラップ
(ストラップ A)を持ち上げて首の周りにまわし、脇の下のストラップを腕
の下にまわして、フラットOリングを通します。マジックテープでストラップ
を固定します。
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