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7. OD Voiceスイッチ
ODチャンネルの2つのボイスを切り替えます。赤LEDが控えめに点灯している場合、ク
ラシックながらもや
やホットな(ホットロッド)オーバードライブになります。この状態では、パワーアン
プのダンピングは中
間程度です。赤LEDが明るく点灯している場合、オーバードライブ・サウンドはよりモ
ダンなボイシングと
なり、ミッドレンジが大幅に強調され、パワーアンプのダンピングが抑えられてよりダ
ーティでアグレッシ
ブなサウンドになります。
8. OD Volume
ODチャンネルのボリュームを調節します。ノブを時計回りに上げていくと音量が上が
ります。
9. Bass
ローエンドのトーンを調節します。本機は独自のトーン回路を搭載していますので、ノ
ブが反時計回りの
セッティングではタイトに抑えられたローエンドに、時計回りいっぱいのセッティング
にするとウォームで
重厚なローエンドになります。
10. Middle
ミッドレンジのトーンを調節します。ミッドレンジはギター・サウンドのボディとなる
ため、特に重要な帯
域です。最小値(反時計回りいっぱいの状態)ではミッドを激しくえぐり取ったミッ
ド・スクープになり、
アグレッシブなバッキングに適したトーンになります。ノブが中間の位置になってくる
とギタートーンのボ
ディが出始めてリード向きのトーンになっていきます。
11. Treble
トレブルのトーンを調節します。反時計回りの控えめなセッティングではウォームでダ
ークなトーンになり
ます。ノブを時計回りに上げていくとサウンドが徐々にブライトになっていきます。最
大時ではアグレッシ
ブでヌケが強烈な(他のパートに埋もれない)トーンになります。
12. ISF(インフィニット・シェイプ・フィーチャー)
ISF(特許取得済)コントロールはトーン・コントロール(ベー
ス、ミッド、トレブル)と併せて動作しま
す。ISFを調節することで、最終的なトーンが決まります。反時
計回りいっぱいのセッティングにするとタイ
トなボトムエンド、アグレッシブなミッドレンジのアメリカン・キャラクターになり、
時計回りいっぱいの
状態では、アグレッシブさはやや控えめになりつつ、より「ウッディ」な質感のブリテ
ィッシュ・キャラク
ターになります。
一般的な「コンター(Contour)」やパラメトリックEQとは異なり、トーン・コントロ
ール(ベース、ミッ
ド、トレブル)はトラディショナルなトーンスタックと同様の動作のままとなりますの
で、より分かりやす
く、音楽的な音作りができます。
13. Reverb
リバーブの音量を調節します。ノブが反時計回りいっぱいの状態でリバーブがオフにな
ります。その状態か
らノブを時計回りに上げていくとリバーブ量が大きくなっていきます。
14. Volume
アンプ全体の音量を調節します。ノブを時計回りに回すと音量が上がります。
15. パワー・スイッチ
このスイッチは出力段のパワーをフルと10%の2段階で切り替えることができます。こ
れにより、真空管ア
ンプを豊かなサウンドを小さな音量でも得ることができ、レコーディングや小規模会場
でのライブ、自宅で
のトレーニングに最適です。この減力システムはパワーアンプの電圧と併せて動作し、
他のシステムにあり
がちなトーンを犠牲にすることなく、音量のみを小さくすることができます。
16. パワー・インジケーター
アンプの電源がオンになると点灯します。
17. 電源スイッチ
アンプの電源オン/オフ・スイッチです。
注意:本機にはスタンバイ・スイッチはありません。電源オン時は通常動作と同様に真
空管はウォームアッ
プされた状態のままとなり、インプットやスピーカー・アウト端子に何も接続されてい
ない場合に自動的に
スタンバイ・モードになります。
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