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2
日本語
No.
932457
JA
·
E18:
本書の内容は変更されることがあります。交換:D17。
試運転
危険
システムの誤作動
試運転のとき、および誘導型ポジショニングシステム
BIPが制御システムの一部の場合で、パラメータがまだ
設定されていない場合、システムが誤作動を起こすこ
とがあります。それにより、負傷したり、物的損傷を
招くおそれがあります。
►
システム設備の危険区域内には立ち入らないでく
ださい。
►
試運転は必ずトレーニングを受けた専門スタッフ
が行ってください。
►
設備メーカーまたはシステムメーカーによる安全
のための注意事項に従ってください。
1.
接続部がしっかりと接続されており、極性が正しい
かを確認します。接続部に損傷が見られる場合に
は、これを交換します。
2.
システムの電源を入れます。
3.
測定値と設定可能なパラメータを点検し、必要に応
じて誘導型ポジショニングシステムBIPを再調整しま
す。
特に、メーカーにより、ポジショニングシス
テムBIPの交換した後または修理後には、ゼロ
点と終点で正しい値になっているかを点検し
てください。
操作時の注意
–
BIPの機能とそれに接続されている全コンポーネント
を定期的に点検します。
–
機能障害の場合には、BIPの稼働を停止してくださ
い。
–
設備を不適切な使用から保護してください。
取り付け
取り付けに関する注意事項
取り付け素材により測定信号に影響が及ぶのを防ぐた
め、BIP の検出面の周囲に約 1 mm のメタルフリーの空
間が保たれていなければなりません(図を参照)。
ポジショントランスデューサの他にも、金属部品が BIP
によって検知された場合、無効な測定信号となります。
高分解能の測定信号を得るため、機械では適切なケーブ
ルの取り回し、またはシステムの電源供給ではフィルタ
処理に注意してください。
ポジショントランスデューサは検出面前で
D = 0.5…1.3 mm の範囲で測定方向に動かすことができ
ます
(図を参照)。結果的に生じる出力信号のリニアリティ
エラーは、距離範囲 D = 1.0 ±0.25 mm という最小限度
になります。
測定方向は検出面上のくさび形マークに沿って推移しま
す。
メタルフリーの空間の距離
検出面
検出面との距離
17.5 ±4
D
ポジショントランスデューサ
BAM TG-XE-020
設置
►
BIP を固定ボルト(DIN EN ISO 4762 M4 × 10)2 本
で固定します(最大締付けトルク:0.5 Nm)。
BIP LD2-T017-04-BP _ _ / BP _ _ -S4
誘導型ポジショニングシステム