J4
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監視パイプのサイズ
炎から紫外線を最大量検出するために、AUD100/110
の受光面の視野を広くとることが必要です。次のよう
にしてください。
①監視パイプはできるだけ太いものを選択してくださ
い。少なくとも50〜80Aのものを選択し、径違いソケッ
トを使用してAUD100/110を接続してください。
②監視パイプ長をできるだけ短くしてください。
(ただし、AUD100/110 の周囲温度 120℃以下の条件
を守ること)
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取付スペース
保守点検サービスがしやすいように、スペースを確保
してください。
■ 調整、および点検
結線後、次の点検をしてください。
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フレーム電流 / 電圧の測定
①アナログフレームメータ FSP136A100 を使用
•
フレーム電流を測定する場合:
FSP136A のフレーム電流測定プラグをバーナコ
ントローラのフレーム電流測定ジャックに差し込
み、フレーム電流を計測します。
•
フレーム電圧を測定する場合:
FSP136A のフレーム電圧測定プローブ(赤)を
バーナコントローラのフレーム電圧出力端子(+)
に、プローブ(黒)をフレーム電圧出力端子(−)に
接続してフレーム電圧を計測します。
②AUD15 に、ライター火炎または紫外線ランプを当て
て、AUD100/110 の動作を点検します。
取り扱い上の注意
•
火気使用にあたっては、安全に注意してください
③監視パイプに AUD100/110 を仮取り付けします。
④バーナを燃焼させます。
⑤監視の最適位置の選定は、監視パイプの位置を
少しずつ動かしながらアナログフレームメータ
FSP136A100 でフレーム電流 / 電圧を測定し、バー
ナコントローラのフレーム電流 / 電圧の規定範囲内
でなるべく高い安定した電流 / 電圧値を示す位置と
します。
なお、指針の幅程度の数値の振れは許容できます。
フレーム電流 / 電圧範囲はバーナコントローラの取
扱説明書をご覧ください。
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パイロットバーナのターンダウンテスト
警告
メイン炎に着火できない小さなパイロット炎を火炎
検出器が検出すると、たとえメイン炎が断火してい
ても AUD100/110 は断火とみなさないため、燃料を
出し続けることになり、爆発を生じる危険な状態に
なります。防止のためこのテストは、確実に行って
ください。
このテストを再三繰り返さなければならないときは、
そのつど、いったん完全に停止させ、燃焼室や煙道
にたまった未燃ガスや油を完全に排出してください。
未燃ガスを排出しないと爆発の危険があります。
注意
このテストは、技術を修得された経験のある専門者
が行ってください。
このテストはガス圧、空気圧を最悪条件に変化させた
状態で、パイロット炎を火炎検出器が検出したときは、
必ずメインバーナへ確実に火移りすることを確認する
ためのものです。
パイロットターンダウンテストの手順は、組み合わせの
バーナコントローラの取扱説明書、および装置メーカー
などセットメーカーの取扱説明書に従ってください。
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点火スパーク応答テスト
警告
本器はバーナ火炎以外の紫外線を検出しないように
してください。誤ったフレーム信号により燃焼安全
が損なわれます。
フレームリレー(通常 2K リレー)は、点火トランスの動
作時に発生するスパークの影響ではオンしないように
してください。
点火スパークの紫外線に本器が応答していないかテス
トします。
点火スパーク応答テストの手順は、組み合わせのバー
ナコントローラの取扱説明書、および装置メーカーな
どセットメーカーの取扱説明書に従ってください。
■ 監視パイプの本取り付け
•
すべての調整を行ったあと、規定のフレーム電流が流れ
ている状態で装置の運転が正しく行われていれば、装置
の電源を切り、AUD100/110 を取り外し、監視パイプを
完全に溶接してください。
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AUD15 と AUD100/110 を監視パイプに取り付け、すべ
ての結線をしてください。
•
固定用袋ナットの締め付けの目安として、監視パイプと
ナットパッキンがつきあたった状態から 1/4 回転締めこ
んでください。ただし、監視パイプの溶接部分も含め、
最終的な確認は別途気密試験などで確認願います。
■ ラベルの貼付
有効使用期限管理ラベルは分かりやすいところに貼って
ください。有効期限ラベルは製品に貼ってください。
■ 最終点検
完全なバーナ制御と、制御を確実にするため、装置を少な
くとも 1 サイクル運転し、すべての制御動作を確認してく
ださい。
保守・点検
注意
有効使用期限は、通算使用時間で 25,000 時間または
当社検査年月から 5 年間です。どちらか早い期間で新
しい UV センサと交換してください。
注 通算使用時間とは、UV センサが火炎検出してい
る時間です。
AUD15 単体に衝撃などを与えないよう、ていねいに
扱ってください。破損することがあります。
持ち運びや保管をするときは、当社指定の梱包箱に
入れてください。破損することがあります。
■ 形 AUD15 および形 AUD100/110 の保守・点検
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断火テスト
燃焼安全装置の動作を確認するために、定期的に断火
テストを行ってください。
正常燃焼の状態で監視窓を遮へいして AUD15 の火炎信
号をなくすか、正常燃焼状態で元弁を閉じてバーナの
火炎を消してください。
断火を検出して主弁やパイロット弁が遮断することを
確認してください。
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フレーム信号の確認
定期的に組み合わせて使用しているバッチ運転用バー
ナコントローラのフレーム信号を確認してください。
確認方法は各バーナコントローラの取扱説明書をご覧
ください。