XL3000
18 rev.
121218
操作前の点検
ジャッキをご使用になる都度、目視点検を行い、油圧オイルの漏れや部品の損傷、緩み、または紛失がないかご確認ください。ジャッキに
何らかの損傷が見られる、磨耗が激しい、操作に異常がある場合は、必要な修理が完了するまでジャッキを使用しないでください。
組立方法
1.
上部ハンドルの先端を下部ハンドルに挿入しながら、上部ハンドルにあるハンドルロックを押してください。上部ハンドルロックが下部ハン
ドルロックホールの穴に合うまで、ハンドルを前後に回転させてください。
2.
ハンドルがヨーク内で回転しやすいように、ハンドルヨークの内部にグリスを塗布してください。ハンドルヨーク・スクリューを外し、リリ
ースバルブに合わさる状態になるよう、下部ハンドルの先端をハンドルヨークに最後まで押し込んでください。ハンドルヨーク・スクリュー
をもとに戻し、固く閉め、ハンドルをハンドルヨークに固定してください。ハンドルを回転させ、リリースバルブが回転しているかどうか確
認してください。ハンドルを引いて、ハンドルがハンドルヨークに固定しているか確認してください。リリースバルブが回転しない場合や、
ハンドルと共にハンドルヨークが引っ張られる場合は、
2
の操作を繰り返してください。
3.
重要:商品到着後、通常ジャッキはすぐに使用できる状態になっていますが、配送中に油圧システム内に空気が溜まってしまうことがありま
す。油圧システム内に空気が溜まった場合、ポンプストローク回数の多少の増加、ジャッキアップできない、ジャッキアップの状態を保持で
きない、または負荷をかけるとポンプがフワフワするなどの症状があります。このような症状がある場合のみ、以下の手順に従い、油圧シス
テムから空気の除去を行ってください。
a)
ハンドルが止まるまで時計回りに回し、リリースバルブを閉じてください。停止した後、ハンドルを反時計回りに回し、全回転を2回行っ
てください。最大ストロークでジャッキを10回ポンピングしてください。
b)
ハンドルが固くなるまで時計回りに回し、荷無しで最高位までリフトアームをポンピングしてください。ポンピングの状況が改善した場
合、空気がシステムから完全に除去されるまで、a)および b)の作業を繰り返してください。
注意:溶接部の損傷やジャッキの不具合を防ぐため、アルコール、液圧ブレーキ液、またはトランスミッションオイルは絶対にジャッキに使
用しないでください。ジャッキ用油圧オイル、軽タービンオイル、シェブロン油圧オイルAW ISO 32またはユノカルオイルUnax AW 150を使用
してください。
重要:車両をジャッキアップする前に、車両メーカーのサービスマニュアルで指定するジャッキアップポイントを確認してください。
ハンドルヨーク・スクリュー
ハンドル
ハンドル
ヨーク
上部ハンドルロック
下部ハンドルバンパー
下部ハンドルホール
サドル
シャシ
リフトアーム
ハンドルバンパー
ハンドル
ヨーク
ハンドル
カバープレート
スクリュー
リアキャ
スター
フロント
ホイール