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■5.故障対策
☆印の処置はお買い上げの販売店、またはお近くの当社支店・営業所・サービス店にご依頼
ください。
正しい処置が行われない場合、十分な性能が発揮できなくなります。
現象
原因
処置
塗料が出ない
ノズルチップの詰まり
ノズルチップの清掃
塗料が送られてこない
ポンプの点検
作動空気圧力が弱い
作動空気圧力を
0.4~0.7MPaに設定する
塗料回路にろ過網を設けた場合の詰まり
ろ過網の分解・清掃
塗料の噴出が
弱い
ポンプの塗料圧力が低い
ポンプの塗料圧力設定を上げる
塗料回路にろ過網を設けた場合の詰まり
ろ過網の分解・製造
ノズルチップの摩耗、またはノズルチップ番号が
大きい
(使用チップに対し、ポンプの吐出量が少ない)
ノズルチップの交換
塗料切れが
悪い
(先端漏れ)
ポンプの塗料圧力が高い
塗料圧力を25MPa 以下にする。
ニードル弁パッキン[5-6]に塗料が固着して
いる
分解点検、または部品交換
☆
ニードル弁棒セット[5-1]とノズル基セット[2]の
塗料シート部が摩耗している
分解点検、または部品交換
☆
本体漏れ検知
穴より塗料が
漏れる
ニードル弁パッキン[5-6]の摩耗、傷
ニードル弁パッキン[5-6]を調整する・
(P.5 6項 ニードル弁パッキンの調整参照)
分解点検、または部品交換
☆
ニードル弁棒セット[5-1]の摩耗、傷
分解点検、または部品交換
☆
■6.ニードル弁パッキンの調整
ニードル弁パッキンの調整を行う場合、ポンプを必ず停止し、塗料圧力を『0MPa』にした後、
作動空気を止めてください。
作業中に塗料や溶剤が噴出した場合、非常に危険です。
調整は手順1~5のように行ってください。
ニードル弁パッキンを締め過ぎると、ガンの作動(吹き始め、吹き終わり)が遅くなるなどの作動
不良の原因となります。
ニードル弁パッキンの調整を行っても塗料漏れが止まらない場合は、分解点検のため、
お買い上げの販売店、またはお近くの当社支店・営業所・サービス会社にご連絡ください。
エアレス自動ガンを長期間使用すると、本体塗料漏れ検知穴より、ニードル弁パッキンの摩耗による塗料漏れが
発生する場合があります。
塗料漏れが発生した場合、下記の手順にて塗料漏れを一時的に止めることができますが、本体などその他の
部品の保護のため、早めに分解点検を行って下さい。
手順1
作動空気を止めて、作動空気圧力を『0MPa』にします。
手順2
本体後部の四角止めねじを右回り(時計回り)に約1/4回転回し、ニードル弁パッキンを増し締めします。
手順3
塗料漏れ検知穴から、塗料漏れが無いことを確認します。
手順4
塗料漏れが止まらない場合は、もう一度四角止めねじを右回りに約1/4回転回します。
手順5
作動空気を入れ、四角止めねじがスムーズに作動するのを確認します。
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