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快適に使用するためのヒントと情報
コンピュータのユーザーは、長時間使用した後に目の疲れや頭痛を訴えることがあ
ります。また、コ
ンピュータの前で長時間作業することで身体的な負傷の危険にも
会います。長い作業時間、悪い
姿勢、劣悪な作業週間、ストレス、不適切な作業条
件、個人的な健康およびその他の要因などは、
身体的負傷の危険を大幅に高めてい
ます。
間違ったコンピュータの使用は、手根管症候群、腱炎またはその他の筋骨格症病の
原因となるこ
とがあります。次の症状が手、手首、腕、肩、首または背中に現れま
す。
•
しびれ間、または焼けるような感じまたはチクチクする感じ
•
痛み、苦痛または圧痛
•
疼痛、腫れまたはずきずきする痛み
•
筋肉の凝りまたは緊張
•
寒気または脱力感
これらの症状が現れたり、コンピュータの使用に関するその他の再発性または持続
性の不快感ま
たは疼痛を感じた場合、直ちに医師の診察を受け、会社の健康安全部
門に知らせてください。
次項では、より快適にコンピュータを使用するためのヒントを上げます。
快適帯を見つける
モニタの表示角度を調整し、フットレストを使用し、または座高を上げることに
よって快適帯を見
つけて、最大の快適さを達成します。次のヒントに注意してくだ
さい。
• 1
つの固定した姿勢を長く保たないようにする
•
前屈みになったり後ろにもたれかかったりしない
•
脚の筋肉の張りを取るために、定期的に立ち上がって歩き回る
目のお手入れ
長時間の凝視、正しくないメガネやコンタクトレンズの着用、ギラギラする、過剰
な部屋の照明、焦
点の合っていない画面、きわめて小さな活字、低コントラスト
ディスプレイは目にストレスを与えま
す。以下の各項では、目の疲れを和らげる方
法に関して推奨いたします。
目
•
目を頻繁に休ませる。
•
モニタから目を離したり遠くの一点に焦点を合わせることにより、定期的に目を休ませる。
•
頻繁に目を瞬かせて目が乾かないようにする。
ディスプレイ
•
ディスプレイは常にきれいにしておく。
•
ディスプレイの中央を見ているとき目が下を向くように、頭をディスプレイの上端よりわずかに高
くなるようにする。
•
テキストが読みやすくグラフィックスがくっきり見えるるように、ディスプレイの明るさとコントラス
トを快適なレベルに調整する。
•
以下の方法でぎらつきと反射を抑えます。
•
ディスプレイの側面が窓や光源を向くように、ディスプレイを設置する
•
カーテン、日よけまたはブラインドを使用して、部屋の明かりを最小限に抑える
•
タスクライトを使用する
•
ディスプレイの表示角を変更する