
「2.1.2ユニバーサル ノン・リアルタイム メッセージ」
・ 次のGeneral MIDI System Onが定義されています。
・ MU100BをGMシステムレベル1に対応した音源として初期化するシステムエクスクルーシブ
メッセージです。
F0 7E 7F 09 01 F7
(16進数)
・ MU100Bをはじめ、すべてのXGに対応する音源に対して共通に機能するパラメーターチェン
ジです。
・ 次のフォーマットに、パラメーターごとのアドレスとデータを付表1-2〜付表1-10で調べて挿
入すると、パラメーターチェンジを組むことができます。
F0 43 1N 4C GG MM LL SS … F7
(16進数)
デバイスナンバー
アドレス
データ
Nのデバイスナンバーは、通常0を設定します。
GG MM LLでは、目的のパラメーターのアドレスを付表1-2〜付表1-10で調べて挿入します。
SS …では、指定したパラメーターの数値
(データ)
を挿入します。
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デバイスナンバーについて
送信側となる外部MIDI機器のデバイスナンバーが何であっても、MU100Bはシステムエクスクルー
シブメッセージを受信します。
MU100Bが送信側となる場合は、デバイスナンバーは0に設定されます。
・ システムパラメーターの例として、XGシステムオンを組んでみましょう。XGシステムオン
は、MU100BをXG音源として初期化するパラメーターチェンジです。
付表1-2から、XG SYSTEM ONのアドレスとデータを確認します。アドレスは00H 00H 7EH、
データは00Hに固定されています。
以上をフォーマットに挿入すると、下記のエクスクルーシブメッセージになります。
F0 43 10 4C 00 00 7E 00 F7
(16進数)