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FDR-AX1/AX1E_L2
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1-1. 修理時の電源供給について
本機では,安定化電源(8.4Vdc)からバッテリ端子に電源を供給した場合,約10秒後にシャットオフし,動作しなくなります。
これを避けるため,下記の方法を用いてください。
方法:
ACアダプタ (AC-NB12A) を使用する。
1-2. 基板交換時の注意事項
対象の基板を交換後,1 〜 3の手順で調整項目の実施とファームウェアをアップデートしてください。
ファームウェアのアップデートについては,サービスHQへお問い合わせください。
1. Adjust Manual の調整項目「Initial Machine ID (VC board)」および「Initial Machine ID (MM board)」を実施する。
注意:
他の調整項目は実施しないでください。
2. 最新のファームウェアにアップデートを実施する。
3. 手順1で実施した調整項目以外の調整項目を実施する。
対象の基板
・ VC-1013基板(MOUNTING BLOCK ASSY)
・ CK-1006基板(CABINET (R) BLOCK ASSY)
・ MM-1003基板(MM BLOCK ASSY)
・ MS-1006基板(MM BLOCK ASSY)
・ PI-1001基板(HANDLE BLOCK)
上記基板交換時の仕向けデータ,USBシリアルNo.およびプロダクトIDのデータ入力については,Adjust Manualを参照してください。
1-3. VC-1013基板,MM-1003基板,MS-1006基板交換時の注意事項
本機のファームウェアのバージョンによって,VC-1013基板,MM-1003基板,MS-1006基板の交換方法が異なります。
ファームウェアのバージョンがVer. 3.00 以上の場合,VC-1013基板,MM-1003基板,MS-1006基板はそれぞれ単独で新しい基板に
交換することができます。
ファームウェアのバージョンがVer. 3.00 未満の場合,VC-1013基板,MM-1003基板,MS-1006基板を同時に新しい基板に交換して
ください。
ファームウェアのバージョンを確認することができない場合,VC-1013基板,MM-1003基板,MS-1006基板を同時に新しい基板に
交換してください。
1-4. 自己診断機能
Self-diagnosis Code
Symptom/State
Correction
Repaired by:
Block
Function
Detailed
Code
E
9
2
0
1
Battery current value goes over the max
discharge current
Check the remaining battery power because this symptom maybe de-
pended on the remaining battery level, and confirm whether or not the
symptom is occurred after replacing the battery.
If the symptom is still occurred, overhaul inspection is needed.
Inspect each output of DC/DC converters (IC4601, IC4701 on the VC-
1013 board) with connected the DC-1003 board, the DD-1006 board and
the VC-1013 board. (The minimum connection to periphery)
E
9
4
0
0
Fault of writing or erasing the flash
memory
Inspect the flash memories (IC3602 and IC3606 on the VC-1013 board).
E
9
4
0
1
Internal flash memory fault
Inspect the flash memories (IC3602 and IC3606 on the VC-1013 board).
Note 1:
When replacing the VC-1013 board, remove the EEPROM (IC3903) from the VC-1013 board that is going to be repaired. Install the removed EEPROM
(IC3903) to the replaced VC-1013 board.
1-4-1. 自己診断機能について
本機の動作に不具合が生じたとき,自己診断機能が働き,ビュー
ファインダーまたはLCD画面に,どう処置したらよいか判断で
きる表示を行います。「自己診断表示」と「サービスモード表示」
の2つの表示があります。自己診断機能については取扱説明書
にも掲載されています。
1-4-2. 自己診断表示
本機の動作に不具合が生じたとき,ビューファインダーまたは
LCD画面のカウンタ表示部分がアルファベットと数字の4桁表
示になり,3.2Hzで点滅します。この5文字の表示によって対
応者分類および不具合の生じたブロックの分類,不具合の詳細
コードを示します。
0 0
C
2
3
対応者分類
「1‑3‑3. 自己診断コード表」を参照
対応方法の違いにより分類
例
・
メモリーカードをフォーマットする
・
・
3
1
32 ・・ ・電源を入れ直す
ブロック分類
詳細コード
3.2 Hz点滅
C :お客さま自身で対応
E :サービスエンジニア
で対応
ビューファインダーまたはLCD画面
The changed portions from
Ver. 1.1 are shown in blue.