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SEL85F14GM (FE 1.4 / 85 GM) (FE 85mm F1.4 GM)
4-4
4-2-2. 光軸の確認
1. AマウントアタッチメントにEマウントアタッチメントを取り付け,フランジバック測定器に取り付ける。
注意:
Eマウントアタッチメントに取り付けるカメラは,以下のように設定してください。
• フォーカスモード: マニュアルフォーカス
• 手ブレ: OFF
2. 対物レンズ (10x) に延長治具 (47.00 mm) を取り付け,フランジバック測定器に取り付ける。
3. フランジバック測定器に被検レンズを取り付け,1000 mmコリメータを設置する。
1000 mmコリメータ
被検レンズ
延長治具 (47.00 mm)
Eマウントアタッチメント
カメラ
(Eマウントレンズ交換式
デジタルカメラ全般)
4. 被検レンズのフォーカスが∞になるように,フォーカスリングを∞方向に回転させる。そして顕微鏡を覗きながらチャート像が
中央に見えるように光軸を合わせる。
5. 顕微鏡を覗きながらフランジバック測定器のノブを回転させ,ピントが合う位置で止める。
また,同時に光軸の見え方を確認する。(下図参照)
注意:
図は一例を示しています。実際のチャートの見え方とは異なる場合があります。
最良の状態
センターブレおよびアス
フランジバック測定器のダイヤルを回して
ピント合わせを行うと,チャート像がずれる。
6. 下記手順(1) 〜 (6)を行い, AS値およびCB値が規格値以内かどうかを確認する。
AS:
リングチャートにピントを合わせた時,リングチャート像のフレアーが十字方向に分かれて見える現象。(下図 (a))
(1) チャート端の二点(ほぼ対称の位置)におけるフレアーが最も少なくなる位置(下図 (b) 矢印)でダイヤルを止めて,ダイヤ
ルゲージの値を読み取る。 <A>
(2) 上記 (1) の位置に対して90°位相をずらしたチャート端の二点におけるフレアーが最も少なくなる位置(下図 (c) 矢印)でダ
イヤルを止めて,ダイヤルゲージの値を読み取る。 <B>
(3) AS値を算出(<A>と<B>の差分絶対値)し,規格値以内かどうかを確認する。
AS値 = <A> - <B>
CB:
リングチャートにピントを合わせた時,リングチャート像の一方向のフレアーが大きく尾を引いて見える現象。(下図 (d))
(4) 最大フレアー側のチャート端で最もピントが合う位置(下図 (e) 矢印)でダイヤルを止めて,ダイヤルゲージの値を読み取
る。 <C>
(5) 最大フレアーと180°反対側のチャート端で最もピントが合う位置(下図 (f) 矢印)でダイヤルを止めて,ダイヤルゲージの
値を読み取る。 <D>
(6) CB値を算出(<C>と<D>の差分絶対値)し,規格値以内かどうかを確認する。
CB値 = <C> - <D>
(1)
(1)
(2)
(2)
(5)
(4)
AS
E
D
F
H
G
I
CB
規格値(参考値)
CB(センターブレ) AS(軸上アス)
0.04 mm 以下
0.03 mm 以下
7. 規格値を満足していない場合は,「4-2-3 光軸の調整」を行う。