Ottobock | 239
8E38=9, 8E39=9, 8E41=9
9 コントロールモードの説明
9.1 コントロールモード1：
DMC plus
電極2個による制御
開閉速度、
および把持力は電極シグナルの強さ
（筋収縮によって起こる）
によって決められます。強い
電極シグナルによって、装着者は、把持力を最大約 100 N まで増やすことが可能です。
開き：
伸展側電極によって比例的に制御されます
閉じ：
屈曲側電極によって比例的に制御されます。
例1：
弱い電極信号は、対象物に対して最も弱い把持力をもたらします。
例2：
より強い電極シグナルは、
より強力な把持力を得られます。
より強い電極シグナル
を出すことにより把 持 力を最 大 約 1 0 0 N まで増やします。
コントロール
モード1
開き
閉じ
適応
DMC plus
持続的な電極シグナル
持続的な電極シグナル
2つの強力な電
極シグナルが得
られる方
把持力：
比例
一度最大力で握った後、ハン
ドを開くために必要なシグナ
ルは、
より高い値に設定されま
す。
これにより手先が誤って開く
ことを防止できます。.
速度：
比例
調節装置A
速度：
比例
調節装置A
757T13 マイオセレクトの表示
調節装置Aは、
「開き／閉じ」最高速度の調節のために使用します。
注意
：義手を装着者に装着させ常に調整を確認し、適合させて下
さい。
9.2 コントロールモード2：
オートコントロール・ローインプット
電極２個または、
電極１個とスイッチ１個、
またはスイッチ1個による制御
手先は一定の速度で閉じ、把持力は屈曲側のシグナルを出している長さに比例して増加します。閉
じる速度および把持力増加の速度は、調節装置Bにより調整可能です。
9.2.1 電極２個による制御
開き：
伸展側の電極によって比例的に制御されます。
閉じ：
屈曲側の電極のシグナルがON-閾値を超えている間は一定の速度で閉じます。