Ottobock | 299
4.3 ヒールウェッジの使用 方法
注意
ヒールウェッジの使用時には、膝に作用する力の変化により転倒する危険性があります。
ヒールウェッジを使用すると、義足に荷重をかける立脚相での膝屈曲が促されます。そのため、立
脚相コントロールを有していない膝継手などの場合はダイナミックアライメント調整には特に注意
してください。
4.3.1 ヒールウェッジの装着
1C62 トリトンフット ハーモニー付には2 種類のヒールウェッジが付属します。
•
柔らかいヒールウェッジ:半透明
•
硬いヒールウェッジ:黒色
装着者が、ヒールの蹴り返しが柔らかい、または立脚中期に膝が過伸展になると感じる場合、同梱さ
れている2個のヒールウェッジの内1つを使用し、ヒールの硬さを強くすることができます。
4.3.2 ヒールウェッジの挿入
備考
オットーボック社では、最初にヒールウェッジを使用しないで試歩行することを推奨しています。
•
ヒールウェッジを足部に付ける際には、接着剤は必要はありません。
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ヒールウェッジ (図3-F) の方向を定めて挿入し、
ウェッジのロック用窪み (図3-L) を近位および後
部方向に設置付けします。
•
義足の取付けスプリング(図3-D)とヒールスプリング(図3-B)の間にヒールウェッジを後方からスライ
ドして設置します。
•
ヒールウェッジのロック用窪み (図 3-L) を、取付けスプリングのかみ合せ留具 (図3-K) の周囲にし
っかり取付けるようにして、
ヒールウェッジを適切に挿入します。
4.3.3 ヒールウェッジの取外し
備考
ヒールウェッジは、取外し中に回転する傾向があります。回転の向きにウェッジを引くと容易にウェ
ッジを外せます。
•
指でヒールウェッジの内側および側面を押し、取付けスプリング (図 3-D) の上にあるかみ合わせ
留具 (図 3-K) を開けます。
•
部分的にヒールウェッジが外れたら、側面または内側を持って足部から外してください。
4.4 調整リングの選定と調整
本製品は、足部一式が組上げられた状態で納品されます。調整リングの硬さは足部の重量カテゴリ
ーに合わせてください。歩行時に調整リングが過度に圧迫される場合には、より硬い調整リングを使
用することができます。
注記
不適切な使用による機能損失:
調整リングの選定と調整は オットーボックが認定した義肢装具者
のみが行ってください。
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