ZFV-CA50/55
(1/2)
形
スマートセンサ
形 ZFV-S□□□用
アンプユニット
以下に示すような項目は安全を確保する上で必要なことですので必ず守ってください。
安全上の要点
使用上の注意
・市販のスイッチングレギュレータをご使用の際は、FG 端子を接地してください。
・電源ラインにサージがある場合、使用環境に応じてサージアブソーバを接続してご使用
ください。
■各部の名称と機能
■フェライトコアの装着
■外部入出力
■取付方法
■DIN レールの取付
■DIN レールの取外し
■上位機器との通信について
・センサヘッドやアンプユニットの清掃には、シンナー、アルコール、ベンジン、アセトン、
灯油類は使用しないでください。
・センサヘッド前面のパネルに、大きなゴミやホコリが付いた場合は、ブロアブラシ ( カメラ
レンズ用 ) で吹き飛ばしてください。呼気で吹き飛ばすことは避けてください。
・小さなゴミやほこりは、柔らかい布で丁寧にふきとってください。強くふくことは避けてく
ださい。キズがつくと、誤検出の原因になります。
・配線後は電源を投入する前に、電源の正誤、負荷短絡などの誤接続の有無、負荷電
流の適否について確認を行ってください。誤配線などで故障するおそれがあります。
・センサヘッドの着脱は、必ず電源を切った状態で行ってください。電源 ON のまま行うと
故障の原因になります。
・センサヘッドとアンプユニットは、取扱説明書で指定した組合せで使用してください。
・液晶ディスプレイパネルは精密な技術で作られておりますが、ごくわずかに画素欠陥が
ある場合があります。
これは液晶ディスプレイの構造によるもので故障ではありません。
（1）OUTPUT LED
OUTPUT 信号が ONしたときに点灯します。
（2）RUN LED
RUN モードのときに点灯します。
（3）ERR LED
エラー発生時に点灯します。
（4）READY LED
アンプユニットが正常起動後に点灯します。
（5）操作キー
計測条件など設定するための操作キーです。
（6）
メニュー切替えスイッチ
設定メニューを切替えます。
STD…標準メニュー。計測で必要な最低限の項目を設定するときに選択します。
EXP…エキスパートメニュー。より詳細な設定をするときに選択します。
（7）モード切替えスイッチ
操作モードを切替えます。
MENU…計測条件を設定するときに選択します。
ADJ…判定しきい値の調整をするときに選択します。
RUN…通常計測するときに選択します。
（8）液晶モニタ
センサヘッドがら取込んだ画像や設定メニューを表示します。
（9）センサヘッド接続コネクタ
センサヘッドを接続します。
（10）連結部
データストレージユニット
（形 ZS-DSU□□）
を接続するときに使用するコネクタです。
ZFV アンプユニット同士を接続することはできません。
（1）電源
電源を接続します。
電源は高電圧が発生しないように対策 ( 安全超低電圧回路 ) されている直流電
源装置から供給してください。
電源は他の機器とは独立して配線してください。同一配線あるいは同一ダクトに
すると誘導を受け、誤動作あるいは破損の原因となります。
（2）GND
電源用 0V 接続線です。
（3）OUTPUT（制御出力）
判定結果を出力します。OUTPUT LEDと連動しています。
（4）ENABLE（イネーブル出力）
計測可能な場合に ONします。
（5）ERROR（エラー出力）
エラーが発生した場合に ONします。
（6）TEACH（ティーチング入力）
ワーク停止ティーチングとワーク移動ティーチングがあり、メニューで選ぶことができま
す。
（7）TRIG（計測トリガ入力）
同期計測と連続計測があり、どちらの方法で計測するかはメニューで選びます。
（8）BANK1（バンク切替え入力 1）
（9）BANK2（バンク切替え入力 2）
（10）BANK3（バンク切替え入力 3）
3. 設置方向
4. 保守点検について
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放熱を良くするため、次の方向のみで設置してください。
次のような向きでは設置しないでください。
アンプユニットの入出力コードに、フェライトコア
( アンプユニットの付属品 ) を装着してください。
DINレール（別売）
形 PFP-100N（1m）
形 PFP-50N（0.5m）
形 PFP-100N2（1m）
エンドプレート（別売）
形 PFP-M
OUTPUT
RUN
ERR
READY
DINレールの取付け
35mm 幅の DINレールにワンタッチで取付けることができます。
フェライトコア
1. コネクタ側のツメを DINレールに引っかけます。
2. 入出力コード側のフックがロックされるまで DINレールに押し込みます。
カチッ と音がするまで押し込んでください。
コネクタ側のツメをレールにかけて取付けてください。入出力コード側のフックを
レールにかけて取付けると取付け強度が低下します。
1. アンプユニットの入出力コード側のフックを下に引きます。
2. 入出力コード側から持ち上げて、DINレールから外します。
本製品の起動を確認後、上位機器との通信を行ってください。
また、本製品の起動時には、上位インターフェースから不定な信号が出る可能性があります
ので、初期動作時はご使用機器の受信バッファをクリアするなどの処理を実施してください。
コネクタ側のツメ
入出力コード側のフック
入出力コード側のフック
(1) 電源
※RUN モードのみ有効です。
茶
青
黒
橙
水色
黄
桃
灰
緑
赤
紫
白
(2) GND
(3) OUTPUT※
(4) ENABLE
(5) ERROR
(6) TEACH※
(7) TRIG※
(8) BANK1※
(9) BANK2※
(10) BANK3※
未使用
未使用
入力・出力コードの各配線の内容を次に示します。
・引火性、爆発性ガスの環境では使用しないでください。
・操作や保守の安全を確保するため、高電圧機器や動力機器から離して設置してください。
・通風口をふさがないように本体を設置して下さい。
1. 設置環境について
・本体の分解、修理、改造、加圧変形、焼却などは絶対にしないで下さい。
・廃棄するときは、産業廃棄物として処理してください。
3. その他
・定格電圧（DC24V+10%,-15%）を超える電圧や交流電源を使用しないでください。
・電源の逆接続はしないでください。オープンコレクタ出力は、負荷を短絡させないでくださ
い。
・負荷は定格以下で使用してください。
・高圧線、動力線と本製品の配線は別配線としてください。同一配線あるいは同一ダクト
にすると誘導を受け、誤動作あるいは破損の原因になることがあります。
2. 電源および配線について
製品が動作不能、誤動作、または性能・機器への悪影響を防ぐため、以下のことを守っ
てください。
次のような場所には設置しないでください。
・周囲温度が定格の範囲を越える場所
・温度変化が急激な場所（結露する場所）
・相対湿度が 35 〜 85%RH の範囲を超える場所
・腐食性ガス、可燃性ガスがある場所塵埃、塩分、鉄粉がある場所
・振動や衝撃が直接加わる場所
・強い外乱光（レーザ光、アーク溶接光など）があたる
・直射日光があたる場所や暖房器具のそば
・水・油・化学薬品の飛沫がある場所
・強磁界、強電界がある場所
1. 設置場所について
2. 電源および接続、配線について
■入出力段回路図
●NPN 出力タイプ ( 形 ZFV-CA50)
●PNP 出力タイプ ( 形 ZFV-CA55)
取扱説明書
このたびは、本製品をお買い上げいただきまして、まことにありがとう
ございます。ご使用に際しては、次の内容をお守りください。
・電気の知識を有する専門家が扱ってください。
・この取扱説明書をよくお読みになり、十分にご理解のうえ、正しく
ご使用ください。
・この取扱説明書はいつでも参照できるように大切に保管ください。
茶
青
黒
橙
水色
負荷
負荷
負荷
電源（DC24V)
OUTPUT
OUTPUT
ENABLE
ERROR
GND（0V）
DC24V
黄
桃
灰
緑
TEACH
TRIG
BANK1
BANK2
赤 BANK3
内部回路
茶
青
黒
橙
水色
負荷
電源（DC24V)
OUTPUT
ENABLE
ERROR
GND（0V）
DC24V
黄
桃
灰
緑
TEACH
TRIG
BANK1
BANK2
赤 BANK3
負荷
負荷
内部回路
(13)入出力コード
（11）RS-232C コネクタ
プログラマブルコントローラ、プログラマブルターミナルまたはパソコンと接続す
るために、RS-232C ケーブルを接続します。
RS-232C ケーブルは、必ず以下の専用品をご使用ください。専用品以外の
ケーブルを使用した場合、誤動作や故障の原因となります。
[ プログラマブルコントローラもしくはプログラマブルターミナル接 続用 ] 形
ZS-XPT3
[ パソコン接続用 ] 形 ZS-XRS3
（12）USB ポート
パソコンと接続するために、USB ケーブルを接続します。
（13）入出力コード
電源および同期センサやプログラマブルコントローラなどの外部装置と接続します。
* 4 0 1 8 4 0 3 - 6 D *
(8)液晶 モニタ
(1)OUTPUT LED
(2)RUN LED
(3)ERR LED
(4)READY LED
(10)連結部
(11)RS-232Cコネクタ
(12)USBポート
(7)モード切替えスイッチ
(6)メニュー切替えスイッチ
(5)操作キー
(9)センサヘッド接続コネクタ
