J-14
3.2.
Linux ドライバ
RHEL 8.2 にて本製品を運用している環境を RHEL 8.3 へアップグレードする場合は、RHEL
8.3 へのアップグレード完了後に、下記の手順に従い RHEL 8.3 用ドライバをインストールし
てください。
RHEL 8.3 を新規インストールするために RHEL 8.1 から RHEL 8.3 へのアップグレードを
行う場合は、先に RHEL 8.1 のインストールを行い下記の手順 5~6 に従って、nouveau ド
ライバの無効化を実施した後に RHEL 8.3 へのアップグレードを行ってください。
本製品を R120i-2M で使用する場合は、事前に OS のインストールを完了させ下記の手順6ま
での作業を実施して nouveau ドライバの無効化と Xorg.conf の設定が完了した後に本製品の
取り付けを行ってください。
3.2.1.
GPU コンピューティングドライバ(ディスプレイドライバ)のインストール
1
OS を起動後、root 権限をもったユーザーでログインします。
2
あらかじめ用意したドライバを適当なディレクトリにコピーして、ファイルを解凍します。
3
解凍後のファイル“xxx.run”に対して実行許可の権限を付与してください。
端末を起動して対象ファイルのあるディレクトリに移動し、下記コマンドを実行してください。
# chmod +x xxx.run
4
X-Window System が起動している場合は終了させてください。
端末を起動して下記コマンドを実行してください。
# systemctl isolate multi-user.target